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三部 賭け
4-④だからそんな物入れないでください※
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ようやく精液が出なくなった頃にはすっかり疲れ切ってしまっていた。それもそうだろう。一回射精するまでに何度イかされたのかわからない。
でもようやく終わったし、あとはリセットボタンを押して今度こそ逃げ切るだけだ。絶対、もう二度とこんな目に遭わされるものか。
そう誓った涼太だったが、まだ拘束されたままだった。
「……海斗?」
まさかまだ、アレをするのだろうか。あんなこと繰り返されたら絶対ヤバい。尿道が緩くなってオムツ生活にもなりかねない。それともリセットできるからいいと思っているのか?
だが海斗は尿道バイブを床に転がしたまま拾おうとしない。良かった……けど、教室の床に転がしておくようなものではないと思う。
「んんっ」
なんの前触れなく、口内に何かが入り込んでくる。カチリと歯が当たって音を立てて、頭蓋骨に響く。
「ちゃんと濡らして。うん、いいね、えっち」
「んぐっ……うっ…………」
口内をペニスで蹂躙された時のようにぐりぐりと硬いものを動かされる。また歯に当たると嫌なので何とか口をすぼめて回避するのだが、そうするとよりいっそうペニスを舐めさせられているような気分になってしまう。
「……ふぅっ」
やっと口から出ていったそれを見ると、目を見開いた。
「……そ、それ……」
「実験っぽいよね?あ、ちゃんとプラスチック製のやつを買ったから大丈夫だよ」
涼太の唾液でべとべとになったそれは、理科室にとてもよく似合っている物体……試験管だった。
「や、やだ……」
「涼太はずっとやだばっかりだよね。ちゃんと新品だし、涼太のために買ったんだよ?ワガママ言わないで」
ワガママ、なのか?
海斗は涼太の唾液で濡れたそれを、アナルに押し当ててくる。
「やっ、やだっ……そんなの入れないで……」
「試験管が透明だから、涼太の中がよく見えるよ。えっちなアナルが俺の出した精液で濡れてるね」
「へん、たいっ……」
試験管を挿入され、中を観察される。
「中、真っ赤ですごいえっち……こんなのでも美味しそうに食べちゃうんだね。涼太は淫乱だから」
「ちがう……」
海斗の言葉を否定しようとすると、またスマホを突きつけられる。
――やだやだ、入れちゃ……だめえっ♡♡
――あっ♡♡あっ♡♡♡そこっ、だめっ♡
――本当に?指じゃ足りないんじゃないかな
――あんっ♡♡♡やだっ、ちんこ入れないでっ♡♡♡
スマホから聞こえてくる、まるで海斗に媚びるような自分の声に鳥肌が立つ。
本当に嫌だったはずなのに。こんな、強請るような声で、まるで海斗を欲しているみたいじゃないか。
「すごい、試験管を美味しそうにパクパクしてるのが丸見え。でもやっぱりちょっと曇るかな?今度はちゃんとクスコ使って処女のまま精液奥にかけてあげるね。あっ、想像しちゃった?中がすごくいやらしいことになってるね」
でもようやく終わったし、あとはリセットボタンを押して今度こそ逃げ切るだけだ。絶対、もう二度とこんな目に遭わされるものか。
そう誓った涼太だったが、まだ拘束されたままだった。
「……海斗?」
まさかまだ、アレをするのだろうか。あんなこと繰り返されたら絶対ヤバい。尿道が緩くなってオムツ生活にもなりかねない。それともリセットできるからいいと思っているのか?
だが海斗は尿道バイブを床に転がしたまま拾おうとしない。良かった……けど、教室の床に転がしておくようなものではないと思う。
「んんっ」
なんの前触れなく、口内に何かが入り込んでくる。カチリと歯が当たって音を立てて、頭蓋骨に響く。
「ちゃんと濡らして。うん、いいね、えっち」
「んぐっ……うっ…………」
口内をペニスで蹂躙された時のようにぐりぐりと硬いものを動かされる。また歯に当たると嫌なので何とか口をすぼめて回避するのだが、そうするとよりいっそうペニスを舐めさせられているような気分になってしまう。
「……ふぅっ」
やっと口から出ていったそれを見ると、目を見開いた。
「……そ、それ……」
「実験っぽいよね?あ、ちゃんとプラスチック製のやつを買ったから大丈夫だよ」
涼太の唾液でべとべとになったそれは、理科室にとてもよく似合っている物体……試験管だった。
「や、やだ……」
「涼太はずっとやだばっかりだよね。ちゃんと新品だし、涼太のために買ったんだよ?ワガママ言わないで」
ワガママ、なのか?
海斗は涼太の唾液で濡れたそれを、アナルに押し当ててくる。
「やっ、やだっ……そんなの入れないで……」
「試験管が透明だから、涼太の中がよく見えるよ。えっちなアナルが俺の出した精液で濡れてるね」
「へん、たいっ……」
試験管を挿入され、中を観察される。
「中、真っ赤ですごいえっち……こんなのでも美味しそうに食べちゃうんだね。涼太は淫乱だから」
「ちがう……」
海斗の言葉を否定しようとすると、またスマホを突きつけられる。
――やだやだ、入れちゃ……だめえっ♡♡
――あっ♡♡あっ♡♡♡そこっ、だめっ♡
――本当に?指じゃ足りないんじゃないかな
――あんっ♡♡♡やだっ、ちんこ入れないでっ♡♡♡
スマホから聞こえてくる、まるで海斗に媚びるような自分の声に鳥肌が立つ。
本当に嫌だったはずなのに。こんな、強請るような声で、まるで海斗を欲しているみたいじゃないか。
「すごい、試験管を美味しそうにパクパクしてるのが丸見え。でもやっぱりちょっと曇るかな?今度はちゃんとクスコ使って処女のまま精液奥にかけてあげるね。あっ、想像しちゃった?中がすごくいやらしいことになってるね」
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