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三部 賭け

2-3ローターで……※

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「あ、これ新刊出てたんだ。涼太も好きでしょ?もう読んだ?」

 そう言って海斗が見せてきた漫画はたしかに涼太の好きな漫画だった。しかも新刊はまだ読んでいない。こんな状況でなければ読みたかった。……こんな状況で読めるものか。
 黙っていると「涼太?」顔を覗き込まれる。

 ――ブゥンンンンッ

「ひっ♡♡♡♡」

 突然体の中の物が振動する。ローターのスイッチを入れたのだと、すぐには理解できなかった。

「ねえ、涼太、返事は?」
「やっ♡♡♡ふっ……んんっ♡♡」

 返事をできずにいるとどんどん振動が強くなっていく。返事?何を聞かれてるんだっけ。口を開けばとんでもない声が出てしまいそうで、必死に首を縦に振る。
 海斗はそれで満足したようで、リモコンのメモリを最弱のところに合わせる。

「あっ♡♡……やだぁっ……」
「ああ、ごめんね。最弱じゃ物足りないよね」
「やだっ、とめて……おねが……ふっ♡♡あっ♡♡」

 カチカチとリモコンを弄る海斗の手に縋り付く。そうでないと大きな声を上げながら果ててしまいそうだった。
 そうやって必死に我慢してるのに海斗ときたら、シャツの上から乳首に触れてくる。あっ、だめっ、出ちゃうから。たしかにコンドームを被せられたままだから下着は汚さないかもしれないが、そういう問題じゃない。

 平日の午前中ということもあって、コミックコーナーに人影はない。だからといっていつ誰が現れるかわからないのだ。
 ついに力が入らなくなって床に座り込みそうになるが、海斗に支えられる。

「やっ♡♡」

 いっそ座り込んでしまいたいのにそれは許されず、「大丈夫?」なんて心配そうに顔を覗き込まれる。お前がそのリモコンでスイッチを切ってくれたら大丈夫になるんだよ。
 漏れてしまいそうな声を自身の両手で塞いで、ただ快楽に耐える。

「ふっ♡♡♡あっ♡」
「誘ってる?」
「んんんっ♡♡あ、だめ……っ!」

 頭が沸いているとしか思えない。海斗は涼太のズボンと下着を少しだけ下ろすと、いつの間に取り出したのか勃起したペニスを押し付けてくる。まだ中にはローターも入ったままだし、何よりここは個室ではない。いつ誰が現れるかわからないのに、海斗は躊躇いなくペニスを挿入してきた。海斗の物がローターを奥まで押し込んできて、より深いところで振動する。

「やっ♡♡ひうっ♡♡♡あっ♡♡イク♡♡」

 どう考えても入ってはダメなところに入り込んだローターが、腸壁を刺激すると、頭をガンガンと殴られたみたいな衝撃に襲われた。気が付けば精液だけでなく透明な液体が涼太の服と、それから床を汚していった。
 中に出されたころにようやくリセットボタンを押させてもらえたが、誰にも見られなかったのが奇跡だったと思う。





―――――――

子守熊さん
精液が入ったまま行動して欲しい(栓するのもあり)

あずささん
ネットカフェの個室に逃げ込むなんてどうでしょうか?狭い個室で声押し殺して突き上げられて欲しいですね_(´ཫ`* _)⌒)_


でした!ありがとうございます♡
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