88 / 203
二部 セーブ地点変更後
6-②合意なんかじゃありません※
しおりを挟む
「……かい、と?」
あれ、海斗の存在しない世界になったんじゃなかったっけ?
ぼうっとした頭のまま、目の前のイケメンを眺める。たぶん、三浦海斗で、間違いない。
「涼太ったら、寝惚けてるの?俺のいない世界なんて酷いなあ」
海斗がくすくすと笑うと、腹の中の熱いものも一緒に揺れる。寝惚けてる?そうか、夢を見ていたのか。
何故かほんの少しだけほっとする。たぶん、ずっと海斗を倒したかったからに違いない。こんなに色んな目に遭わされて、ただ逃げ切るだけでは悔しい。だからだろう。
「寝惚けてるのも可愛いけど、そろそろちゃんと起きて?」
「――ひぁっ♡♡♡」
腹の中を熱いものが、かき回す。ふわふわしていた意識がハッキリしてくる。
「やっ、なんで……はいってる……っ♡♡♡」
どうも海斗の膝に、向き合うように乗せられているようだ。しかも尻には海斗のペニスが挿入されている。
お互い服は着たままで、ズボンと下着を僅かにずらした隙間から挿入されているようだ。
「眠ってる涼太が可愛くて、つい」
可愛くてつい、で強姦が許されるなら警察なんていらない。
「こんなに気持ちよさそうなんだから合意だと思うよ」
「やっ♡♡♡やだぁっ♡♡♡」
膝に乗せられているせいで深いところまで入って、下から突き上げられる度に意識が飛びそうになる。
「さっきまであんなに素直に気持ちいいって言ってたのに」
「言ってな……きもちよくない……っ♡♡」
力が入らず、海斗の膝から落ちそうになるので、しっかりと首に腕を回してしがみつく。
校庭からはサッカーをしている生徒たちの声が聞こえてくる。そんな瞬間に、自分たちはいったい何をしているのだろう。
「あっ♡♡♡やだぁっ♡♡♡」
寝惚けてる自分は何かとんでもないことを口にしなかっただろうか。
「みんな授業中なのに、俺たちだけこんなところでエッチしちゃってるね」
「かいとが、かってに……あんんんっ♡♡♡」
「でも眠ってる涼太、ずっと『はやく入れて』って言ってたよ」
「言ってな、言ってないっ♡♡♡」
「指じゃ足りないって、おちんちん欲しいって言ってたもんね」
「そんなこと、いわな、いっ♡♡♡あっ♡♡♡やぁっ♡♡♡」
海斗が本当のことを言っていたらどうしよう。
もしもそれが涼太の本音だったら、どうしよう。
―――――――――
今日でこのリセットボタンを書き始めて、半年となりました!
ありがとうございます(o^-^o)
正直ここまで続くとは思ってなかったし、こんなに書けているのはリクエストをくださった方々のおかげです。いつもありがとうございます!
感想もいつも嬉しいです♡
来年は第3部に入って、完結を目指したいです。
あれ、海斗の存在しない世界になったんじゃなかったっけ?
ぼうっとした頭のまま、目の前のイケメンを眺める。たぶん、三浦海斗で、間違いない。
「涼太ったら、寝惚けてるの?俺のいない世界なんて酷いなあ」
海斗がくすくすと笑うと、腹の中の熱いものも一緒に揺れる。寝惚けてる?そうか、夢を見ていたのか。
何故かほんの少しだけほっとする。たぶん、ずっと海斗を倒したかったからに違いない。こんなに色んな目に遭わされて、ただ逃げ切るだけでは悔しい。だからだろう。
「寝惚けてるのも可愛いけど、そろそろちゃんと起きて?」
「――ひぁっ♡♡♡」
腹の中を熱いものが、かき回す。ふわふわしていた意識がハッキリしてくる。
「やっ、なんで……はいってる……っ♡♡♡」
どうも海斗の膝に、向き合うように乗せられているようだ。しかも尻には海斗のペニスが挿入されている。
お互い服は着たままで、ズボンと下着を僅かにずらした隙間から挿入されているようだ。
「眠ってる涼太が可愛くて、つい」
可愛くてつい、で強姦が許されるなら警察なんていらない。
「こんなに気持ちよさそうなんだから合意だと思うよ」
「やっ♡♡♡やだぁっ♡♡♡」
膝に乗せられているせいで深いところまで入って、下から突き上げられる度に意識が飛びそうになる。
「さっきまであんなに素直に気持ちいいって言ってたのに」
「言ってな……きもちよくない……っ♡♡」
力が入らず、海斗の膝から落ちそうになるので、しっかりと首に腕を回してしがみつく。
校庭からはサッカーをしている生徒たちの声が聞こえてくる。そんな瞬間に、自分たちはいったい何をしているのだろう。
「あっ♡♡♡やだぁっ♡♡♡」
寝惚けてる自分は何かとんでもないことを口にしなかっただろうか。
「みんな授業中なのに、俺たちだけこんなところでエッチしちゃってるね」
「かいとが、かってに……あんんんっ♡♡♡」
「でも眠ってる涼太、ずっと『はやく入れて』って言ってたよ」
「言ってな、言ってないっ♡♡♡」
「指じゃ足りないって、おちんちん欲しいって言ってたもんね」
「そんなこと、いわな、いっ♡♡♡あっ♡♡♡やぁっ♡♡♡」
海斗が本当のことを言っていたらどうしよう。
もしもそれが涼太の本音だったら、どうしよう。
―――――――――
今日でこのリセットボタンを書き始めて、半年となりました!
ありがとうございます(o^-^o)
正直ここまで続くとは思ってなかったし、こんなに書けているのはリクエストをくださった方々のおかげです。いつもありがとうございます!
感想もいつも嬉しいです♡
来年は第3部に入って、完結を目指したいです。
26
お気に入りに追加
4,489
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
執着攻めと平凡受けの短編集
松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。
疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。
基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる