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二部 セーブ地点変更後
2-⑤色とりどりの玩具※
しおりを挟む――三浦が助けに来てくれて良かったなんて思うはずがない。
「あっ♡やっ♡♡♡とめ、てっ♡♡♡」
結局また三浦の家に連れ込まれて、まずは全身洗われた。林に触れられたところを残らず洗いたいからと、どんな風に触れられたか、涼太がどんな声をあげたのかをしつこく聞きながら。
特に尻の穴は念入りで、洗われているだけなのに何度果てたかわからない。
洗い終わると体だけ拭かれて、全裸のまま部屋に通された。
ベッドの上にバラバラとぶちまけられた色とりどりの玩具を見せながら、「どれがいい?」なんて聞かれて……。
いや、高校生のくせに何でこんなに持ってるんだよとツッコミたかった。だがそういう空気ではなかった。
どれも選びたくなんてなかったが、選ばなければもっと酷い目にあうとわかったからどれが一番マシか一生懸命考えた。
「選べないってことは全部欲しいの?」
「こ、これにする!」
玩具は様々な形をしていたが、特に使い道が分からないものの方が危険だ。オーソドックスなバイブの中から、なるべく小さそうなものを選ぶ。色はどぎついピンクなのが気になるが、他の玩具もたいがいネオンカラーではあった。
三浦はそのショッキングピンクを手に取ると、ふうんとニヤつきながら、「これ一番振動が強いやつ」と言った。
「やっぱりなし」と言うよりも先に押し倒されて、あっさりバイブを挿入されて、今に至る。
「やっ♡♡♡むりっ♡♡♡♡もっ、やだぁ……ひぁっ♡♡♡」
それからずっとこの調子だ。バイブはずっと中で動いていて、涼太は何度も射精してはまた喘いでいた。
止まらない上に強すぎる快感は毒でしかない。風呂場から何度も何度も吐き出した精液はすっかり色を無くしてしまっている。
「涼太は俺以外のちんこでも咥え込める淫乱だもんね。それに一番振動の強いバイブがいいなんて言うし」
「あっ♡♡♡やだぁっ……んっ♡」
「これね、震えるだけじゃなくてこうすると、」
「――ひぃっ♡♡♡」
「伸縮するんだ。震えながら奥まで突かれるの気持ちいいでしょ?」
もうわけがわからなくて、何も考えられない。
「やっ♡とめっ♡♡♡んっ♡♡♡」
「えー?気持ちよさそうなのに」
「やだっ……むりぃっ…………みうらのがいい」
「俺の、何?」
「みうらの、ちんこがいい……」
熱に浮かされたみたいになった涼太は自分が何を言っているのかよくわからなかったけれど、三浦がすごく嬉しそうにバイブを止めてくれたことだけはわかった。
「……涼太、愛してるよ」
そうして、ドロドロになるまで犯されて。でも林より玩具より、三浦のペニスの方がまだマシだなと思ってしまうのだった。
【 次回、柴田に恋人のフリをしてもらうことにした涼太だったが……
の前に、もしも林先生が涼太くんとえっちできていたらなif番外編を少しだけ載せる予定】
―――――――――
神楽さん
バイブでイキ狂い
レイティアさん
今甘々おねだりがブームなので、おもちゃで攻められながら…三浦のがいい!…って言って甘えちゃうの見たいです!
わらび餅さん
実を言うと大人で穏やかな優しい口調のドS(親切だったり鬼畜だったり)が大好物でして。保健の林先生に是非ともまた涼太くんのお尻に親切心で軟膏を塗り塗りして乱れさせて欲しいとか考えてしまってます。
㍻にあさん
この一件で男に目覚めちゃった先生に責任を取ってくれと迫まられちゃう涼太くんと、快楽に従順で満更でもない涼太くん......とかあったら面白そうですね( ◜௰◝ )
一般人さん
保健室の先生目線待ってます!
(第三者目線が好きなもので)
でした。いつも沢山リクエストありがとうございます♡
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