リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

文字の大きさ
上 下
57 / 203
一部 同じ日のループ

12-①篭城しました※

しおりを挟む
※前回リクエスト載せるの忘れてしまったのでこちらで失礼します。

瑠璃さん
学校なら校舎裏(告白場所)、

せーらさん
友達とか家族とかで脅して受けを追い詰める攻めが見たいです、、

でした!いつもありがとうございます♡



―――――――――



目覚めると見慣れた自室の天井があった。朝起きたその瞬間に戻ってきたのだと理解する。
今日は体調が悪いからと休むことにして、そのまま部屋には鍵をかける。三浦が見舞いに来たとしても、絶対に開けない。これで今日の平穏は保たれるはずだ。

思い返してみれば、この同じ一日を繰り返すのも十二回目になる。そのどれも、三浦に捕まって、犯されて、終わっている。
もっと本気で逃げればなんとかなったのではないか。まだ油断があったのではないか。後から考えればそんなことばかりで。
涼太にはなんとなくだけれど、確信があった。今日この一日を無事終えることができれば、三浦から本当に逃げきれるのではないか、と。
だから、多少強引にでも、今日を終わらせよう。食欲もないことにして、部屋からは絶対に出ない。

――籠城だ。




予想通り夕方には訪ねてきた三浦を無視し、とにかく具合が悪いふりをし続けた。両親には心配をかけたし、医者に行った方がいいのではないかと部屋から引きづり出されそうになったが、なんとか籠城し続けた。
そうして、夜になり、平和なまま一日が終わろうとしている。

体調が良くなってきたことにして、シャワーだけ浴びた。明日は普通に学校に行くつもりだったから。
日付が変わる頃になるとようやく安心できるような気がした。

明日の保証なんてどこにもないのに。もう大丈夫な気がした。もう、三浦から逃げられる。
そうやって逃げられたらどうしようか。そういえば明日は合コンがあると言っていたからそれに参加してもいい。普通に柴田と遊んでもいいし。

そうして、明日からのことに思いを馳せながら、布団に潜り込む。
今日一日ほとんど寝て過ごしたのに、不思議と眠かった。










――涼太の中、気持ちいいね……もうイキそう。涼太の中に種付けしていい?

初めて三浦に犯された時。
尻の穴が裂けて、痛くて痛くて。
あまりの屈辱に泣いた。



――ねえ、ドア開けて、俺たちが繋がるところ見てもらおうか

これは二度目。手紙を無視したけど男子トイレに連れ込まれて犯された時のこと。
本当にドアを開けて犯されそうになるのを、必死で止めた。恥ずかしいから三浦以外には見られたくないと嘘をついて。



三度目は、逃げ帰った。途中の電車で痴漢されたと思ったら、犯人は三浦だった。
……少しだけ安堵したのは、もう忘れたい。



――ほら、こんなに美味しそうに飲み込んでる。もっと奥まで入りそう

告白を断ったら、柴田の前で犯された時。その頃にはもう痛くなくなってきていて。
初めて中の刺激だけで射精した。



――涼太、可愛い……俺のちんこ美味しい?もっと奥まで入れてあげるね

公園で、目隠しと、手錠で拘束されて。おかしな口枷をつけられて、喉奥まで犯された。
そのまま外なのに犯された。



三浦とデートした時は、少しだけ、楽しかった。
普通にゲーセンで遊んで、観覧車で三浦が高所恐怖症と知って可愛いところあるなと思って。
それなのに結局ラブホテルに連れ込まれて、犯された。しかも三浦のために自分で尻を慣らしていたと思われて……。
挿入された刺激だけで達してしまって。



――自分がされるの想像して見てたんでしょ?
ネカフェでうたた寝をしていた時はいつの間にかAVを再生されて、それを見せられながら犯された。
乳首には鈴のついたクリップをつけられて、膝の上に乗せられて、ゆっくりと犯された。



体育倉庫に連れ込まれた時のことは思い出したくない。縄跳びでぐるぐる巻きにされて、犯された。お仕置はそれで終わりだと思ったのにむしろそこからで、ピンポン玉を挿入された上に自力で出すことを強要された。
あと、トイレは我慢するものじゃない。



手錠の鍵を尻に挿入されたまま放置された時も酷い目にあった。
林に手当されて気持ちよくなってしまうし、林の前で三浦を選ばされるし。朝まで種付けセックスはもうしたくない。



具合が悪いことにして学校を休んだ時は、三浦が家に押しかけてきて恐ろしかった。尻にエネマグラを突っ込まれて、ペニスはリングで戒められて、何度もメスイキさせられて。
風呂でも、自室のベッドでもヤられた。



――やっ、……かいとの、おちんちんで、しょじょ、うばって……かのじょにしてっ♡




酷い夢を見ていたようで、水を浴びたみたいに全身に汗をかいていた。


しおりを挟む
感想 161

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

父のチンポが気になって仕方ない息子の夜這い!

ミクリ21
BL
父に夜這いする息子の話。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...