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一部 同じ日のループ
9-③助けてもらえてるんでしょうか※
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「ほ、本当に大丈夫?」
「大丈夫なんで、一思いにやってください」
林が戸惑いながらキーホルダーの先を掴む。林じゃなくても戸惑うだろうし、他の人間なら見て見ぬふりをしていてもおかしくなかっただろう。
林がおそるおそる、キーホルダーを引っ張った。中の鍵が引っ張られて、それが内壁に刺激を与える。
「……んっ」
「い、痛い?大丈夫?」
「痛くない……」
「本当に?でも辛そうだし……」
「このままだと辛いんで、早く抜いてください」
刺激を与えられると声が押さえられない。林が心配そうに見てくるが、痛くはない。痛くはないのだが、気持ちいいのだとは気づかれたくない。
「ひゃっ♡な、なんで指入れるんですかっ」
「だ、だって、そのまま引き抜いたら中が傷つくかもしれないし……」
「やっ♡大丈夫だからぁっ……」
涼太の中が傷つかないようにと、優しさから指を挿入される。二本の指で鍵を挟むようにして内壁を鍵から守ろうとしてくる。
それが林の優しさからくる行為だとわかってはいるのだが、それでも刺激を欲しているそこはあさましく指を締め付けてしまう。
ダメだ、気持ちいいとバレたくない。尻をいじられて気持ちよくなる変態だなんて知られたくないのに。
「やんっ♡ゆっくりじゃなくて、いいからぁっ♡」
「す、すみませんっ」
「ふ、……んんっ♡……」
少しずつ鍵が抜けていく。途中で指が弱い所を掠めるせいで、甘い声があがるのを我慢できなかった。
「あっ♡」
「ぬ、抜けましたよ……」
「んん、ありがとうございますっ」
全部抜ける頃にはぐったりしていた。
だからさっさと一思いに抜いて欲しかったのに。弱い刺激をゆっくり与えられ続けたせいでペニスは勃起しているし、先端からは透明な雫が溢れている。
これでは趣味でこんなことをしていたと思われても仕方がないのではないか。
「ひあっ♡なんでっ、また、指っ♡♡」
「すみません……軟膏を……ああ、可哀想に。赤くなっちゃってますよ」
鍵が抜けたそこにまた指が入ってくる。中を広げられ、覗き込まれて。異物を飲み込んでいたせいか真っ赤になった媚肉に、丁寧に軟膏を塗りこまれる。
「んっ♡やだぁっ♡♡」
痛みはなくて、ただ治療をしてくれているだけなのに、物足りなさを感じてしまうのが嫌だった。
もっと熱いもので、もっと太いもので、そこを貫かれたい。そう思ってしまう自分をなんとか抑えようとするのだが。
その時、
――ガラッ
保健室のドアが開く。入ってきたのは、三浦だった。
――――――――――――――
間が空いてしまってすみません。今月はバタバタしてのんびり更新になってしまうかもしれませんが、ゆっくりお付き合いいただけると嬉しいです。
「大丈夫なんで、一思いにやってください」
林が戸惑いながらキーホルダーの先を掴む。林じゃなくても戸惑うだろうし、他の人間なら見て見ぬふりをしていてもおかしくなかっただろう。
林がおそるおそる、キーホルダーを引っ張った。中の鍵が引っ張られて、それが内壁に刺激を与える。
「……んっ」
「い、痛い?大丈夫?」
「痛くない……」
「本当に?でも辛そうだし……」
「このままだと辛いんで、早く抜いてください」
刺激を与えられると声が押さえられない。林が心配そうに見てくるが、痛くはない。痛くはないのだが、気持ちいいのだとは気づかれたくない。
「ひゃっ♡な、なんで指入れるんですかっ」
「だ、だって、そのまま引き抜いたら中が傷つくかもしれないし……」
「やっ♡大丈夫だからぁっ……」
涼太の中が傷つかないようにと、優しさから指を挿入される。二本の指で鍵を挟むようにして内壁を鍵から守ろうとしてくる。
それが林の優しさからくる行為だとわかってはいるのだが、それでも刺激を欲しているそこはあさましく指を締め付けてしまう。
ダメだ、気持ちいいとバレたくない。尻をいじられて気持ちよくなる変態だなんて知られたくないのに。
「やんっ♡ゆっくりじゃなくて、いいからぁっ♡」
「す、すみませんっ」
「ふ、……んんっ♡……」
少しずつ鍵が抜けていく。途中で指が弱い所を掠めるせいで、甘い声があがるのを我慢できなかった。
「あっ♡」
「ぬ、抜けましたよ……」
「んん、ありがとうございますっ」
全部抜ける頃にはぐったりしていた。
だからさっさと一思いに抜いて欲しかったのに。弱い刺激をゆっくり与えられ続けたせいでペニスは勃起しているし、先端からは透明な雫が溢れている。
これでは趣味でこんなことをしていたと思われても仕方がないのではないか。
「ひあっ♡なんでっ、また、指っ♡♡」
「すみません……軟膏を……ああ、可哀想に。赤くなっちゃってますよ」
鍵が抜けたそこにまた指が入ってくる。中を広げられ、覗き込まれて。異物を飲み込んでいたせいか真っ赤になった媚肉に、丁寧に軟膏を塗りこまれる。
「んっ♡やだぁっ♡♡」
痛みはなくて、ただ治療をしてくれているだけなのに、物足りなさを感じてしまうのが嫌だった。
もっと熱いもので、もっと太いもので、そこを貫かれたい。そう思ってしまう自分をなんとか抑えようとするのだが。
その時、
――ガラッ
保健室のドアが開く。入ってきたのは、三浦だった。
――――――――――――――
間が空いてしまってすみません。今月はバタバタしてのんびり更新になってしまうかもしれませんが、ゆっくりお付き合いいただけると嬉しいです。
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