リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

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一部 同じ日のループ

5-②追いかけました(三浦視点)※

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 三浦海斗は池田涼太のことが好きだった。
 どちらかといえば目立つ存在の海斗と、涼太の間にはほとんど接点がない。名前はわかるし、すれ違えばおはようと挨拶を交わす程度の仲だった。

 それなのに、好きになった。

 涼太の表情はくるくる変わって、見ていて飽きない。
 なんとなく眺めていたら、目が離せなくて、好きになっていた。
 男同士なのにとか。涼太は女の子が好きなのにとか。色々思い悩んだりもしたけど、涼太を他の誰かに奪われることが許せなかった。

 とにかく、きちんと告白しよう。

 ……でも、もしも拒まれたら?

 拒まれたら、自分は耐えられるだろうか?





 目の前に涼太がいる。
 下駄箱に入れた手紙を読んでくれたのは良かったのだが、涼太は担任に体調不良を訴えると、早退してしまった。
 だが鞄は教室に置きっぱなしだし、電車には乗らず、歩いて帰宅しようとするので、気になって後を追ってしまったのだけど。

 もしかしたら、鞄を置いていったのは、自分の早退を気づかせないようにするためなのではないか。

 そう思った時には、背後から涼太に襲いかかっていた。

 大声を出されないように口元を塞ぎ、目には目隠しを。
 そのまま芝生に押し倒した。


「んんっ、んー!」

 声を聞けないのは残念だが、漏れてくる声もそれはそれで興奮する。
 腕には手錠をかけて暴れられないようにして、口には口枷をつける。シリコン製のそれを装着すると涼太の口が開かれたまま固定され、ピンク色の口内がよく見える。
 声を出そうとすればするほど、無理矢理開けさせられた口から溢れた唾液が、ギャグの穴を伝い落ちてくる。

「んっ、んんっ」

 開いた口に指を突っ込んで、可愛らしい舌に触れる。指で軽く摘まむとビクビクと震えてしまうのが可愛い。引っ張るとまた唾液が溢れてくる。

「ん、んんんっ」

 そのままギャグの穴にペニスを突っ込む。涼太がびくりと体を震わせるが、構わずに舌にペニスを擦り付ける。

「んぐっ、んんんっ」
「涼太、可愛い……俺のちんこ美味しい?もっと奥まで入れてあげるね」
「――んぐっ」

 もう少し奥に腰を進めて、喉まで入れると、涼太の喉がきゅっと締まって気持ち良かった。
 よだれを垂らしながら美味しそうに海斗のペニスを頬張る涼太に興奮してしまい、結局すぐに射精してしまった。


――――――――
口枷を調べていたら、開口したまま固定して、そのままペニスを突っ込めるやつがありまして。
これは涼太くんに使わせるしかないでしょうと思って使ってみました。うまく描写できた気がしませんが。
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