リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

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一部 同じ日のループ

2-⑤また中に出されました※

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「んっ、ぐぅ……ふぅっ」

 口を押さえながら三浦のペニスの動きに耐える。周囲にバレてもいいしむしろ見せつけたいとさえ思っている三浦は容赦なく涼太の中を犯し始める。
 どんなに涼太が声を抑えたところで個室内にはぐちゃぐちゃという水音が響いており、それが外に漏れていない保証はない。

 限界まで開かされた尻の穴いっぱいに三浦のペニスを咥え込まされて。内側から体を焼かれているように熱い。前回のようなヒリリとした痛みはないので、裂けてはいないのだろう。
 それでもこの圧迫感には慣れない。再奥を突かれると力が抜けて情けない声が漏れそうになる。

「や、やだっ」

 小声で三浦にすがるが、もちろん聞いてもらえるはずもない。三浦は涼太の勃起したままのペニスを扱きながら、いやらしい音を立てながら、犯し続ける。前回は痛みと恐怖に縮こまっていたはずのペニスは先走りに濡れていて、嫌なはずなのに、このまま扱かれ続けたら尻に三浦のものを受け入れたまま射精してしまいそうだった。
 それが怖くて、また、涙が溢れる。


『帰りにラーメン食べてこうぜ』
『いいなそれ』


 パタパタと音を立てて、トイレから生徒が出ていく。
 ほっとした一方で、この空間に取り残されてしまったことが恐怖でもあった。もし気づかれたら、見られたら、三浦を止めてもらえたのではないか。助けてもらえたのではないか。後から考えたところでどうにもならないことを考える。

「ひんっ」

 口を塞いでいた手を無理矢理外され、奥をぐりぐりされる。同時にペニスを扱かれると、中があさましく三浦のものを締め付ける。

「涼太、涼太、俺の精子いっぱいあげるね」
「やぁ……やだぁ」

 中出しされた時の屈辱感を思い出し、身を震わせる。
 男なのに。尻の中に精液を吐き出されて。女みたいに扱われて。そもそもこんなのレイプじゃないか。

「――愛してる、涼太」

「ひっ…………んんんっ、あっ」

 体の奥に熱いものが流れ込んでくる。屈辱的な行為のはずなのに、どこか満たされた気持ちになる。
 体の中で射精されながら、ペニスを扱かれると、涼太もまた体を震わせて精を吐きした。


「んっ、あっ」

 やっと三浦のペニスが抜かれると、含みきれなかった精液がとろとろと溢れ出す。

「こぼれちゃった、もったいない。続きはうちでしようね?」

 精液でどろどろになった体をトイレットペーパーで拭かれて、元通り服を着せられる。奥に出された精液は掻き出してもらえず、力を込めるとこぼれ落ちてパンツを濡らす感覚がとても気持ち悪い。

 ふらつく体を支えられながらトイレを後にする。


 また三浦の家に連れ込まれるなんて冗談じゃない。
 教室に鞄を取りに戻ったときに、なんとかリセットボタンを押した。

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