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一部 同じ日のループ

2-②乳首を苛められました※

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「んんっ、ふっ」

 いきなり舌が入り込んでくる。最初の時よりずっと荒々しく口内を蹂躙される。
 今度のキスは全然甘くなくて、そういえばケーキを食べてないからだと気づく。あのケーキは美味しかったけど、もう二度と三浦の家になんて行くものか。

「んっ、あっ」

 唇が離れたと思うと、蓋を閉じた便座に座らされる。乱れた呼吸を整えながら見上げた三浦の目は、獰猛な肉食獣のそれに見えた。
 逃げ出したいのにその目で見られると動けなくて。

 ――そうだ、リセットしたらいい。

 だが、鞄は教室に置いたままだった。


「可愛いね」


 恐怖からいつの間にか溢れていた涙を舐めとられる。
 ネクタイを緩められ、ボタンを外され、首に歯を立てられる。

「ひっ」

 歯を立てられ、吸われ、赤い痕がつく。

「俺のものって印だよ」

 痕に舌を這わせながら、そんなことを囁かれる。

「や、やだ……」
「ダメだよ」

 でははっきりと嫌だと言えばいいのかと思ったのに、三浦は涼太の拒絶を許してはくれなかった。
 シャツの前を開くと、むき出しになった乳首に吸い付かれる。

「あっ、いたっ……やだぁっ」

 前より遠慮なく歯を立てられて、痛みに悲鳴を上げる。
 乳首をかじられると痛くてたまらないのに、痛む乳首を舐められるとムズムズする。それをまたかじられて、だめ、とれるから、やめてと悲鳴をあげるのに、三浦は聞き入れてくれない。

「涼太の乳首、いやらしく尖っちゃったね。ずっとこうなるように弄ってあげるね」
「やだぁっ…………もう、やだっ」
「俺が可愛がってあげないと、一人じゃイケないくらい、気持ちよくなろうね」
「ひっ…………ん、だめっ」

 乳首を苛められる一方で、ペニスもズボンの上から触られる。いつの間にか勃起していたそこを撫でられると、乳首が気持ちいいのか、ペニスが気持ちいいのかわからなくなってくる。

「真っ赤に熟れて美味しいよ。今はまだ無理だけど、はやくここだけでイケるようになろうね」
「んんっ、いたいからぁっ」

 舐められてる時は痛くない。歯を立てられるとひどく痛む。ペニスへの刺激は気持ちいい。快感と痛みが混ざり合って、訳がわからなくなる。

「――ひっ」

 一際強く噛まれたと同時に、ペニスに強い刺激が与えられる。
 パンツの中にドロリとしたものが吐き出される感覚に、涼太は体を震わせた。


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