25 / 32
24
しおりを挟む
謎の祭壇を抜けると、会議室のような部屋にでた。
一応、人の気配がしないか確認してみたが、相変わらず誰もいる様子はない。しかし、ピーという警報音がひっきりなしになっている。既に僕等の侵入はバレているらしい。
警報音に気が付いて、僕はマズいっと思って隠れたが、誰も襲ってくる気配はなかった。
あれ、もしかして誰もいない?
試しに部屋の真ん中まで歩いても、トラップも無く至って安全だった・・・
住人は既に逃げ出した後なのか、ちょうど良く留守中に侵入できたのか分からなかったが、僕からしたらラッキーな事に変わりはない。帰ってくるまえに全てを終わらようと、他の部屋を見てまわる事にした。
会議室から繋がっているドアは三つあった。
何処から調べようかと、少し迷ったが、よく見るとドアの一つには堂々とミアちゃんの可愛いポスター写真が張ってあった。しかもサイン入りで、名前と一緒に世界一可愛いミアの部屋♡と書いてある。
犯人がキャンディー好きのサイコパスだとは知っていたが、まさか粘着タイプのロリ属性まで備えていいたなんて・・・僕は怖気がした。
やはり引き返さないで、ここに来て正解だった。恐らくミアちゃんはここに監禁されているハズっ。
頼む無事でいてくれよと願い、僕は扉を開いた・・・・が、僕の願いは無残にも崩れてしまう。
なんと、床にミアちゃんがうつ伏せで倒れているじゃないかっ!!??
急いで駆けつけて体を抱き起す。
「ミアちゃん、大丈夫か!! 返事をしてくれ!」
大声で呼びかけても、帰って来る返事はうわごとのように「うぅー、毒がァ、飴に毒がァァ」と呟いている。
「クソっ、犯人はなんて鬼畜なんだっ!! キャンディー好きな少女を利用して毒入りの飴を食べさせるなんてっ!」
ゴミだ、クズだっ、キャンディー好きの風上にも置けない奴めっ!そんな野郎は必ずこのハードボイルドな探偵、マーロが取り押さえてやるっ!!!
人畜無害な少女に毒を盛った犯人に、一通りの罵詈雑言を心の中で浴びせると、僕はこうしてはいられないとミアちゃんをお姫様抱っこして立ちあがる。
急いで病院に連れて行かないと命があぶない。呼吸がとても浅く、体温も異常な程低くて、プルプルと麻痺症状まででている。ただ監禁の為に使用するには明らかに毒性が強い。猛毒の類だ。もし僕が食べていたら即死だったかもしれない。
「ミアちゃん、君は絶対に助ける。だから頑張るんだぞ!」
僕は抱えたまま急いできた道を戻った。
他の部屋を調べている暇なんてない。そんなのは後でコグレ警部補にまかせておけばいい。人命こそ最優先。
会議室をでて怪しげな祭壇に戻る。祭壇のど真ん中で生贄のようにギガンテス君はぐっすり眠ったままだけど、起こしてもどうせ起きないし、犯人に捕まってもなんとかなるだろ。最悪殺されるとしても、幼いミアちゃんの命と、長年生きている魔族のギガンテス君の命、天秤に掛けるまでもない。僕は可愛いミアちゃんの命を戸惑い無く選ぶぞっ!!
時間が経つ毎に呼吸が浅くなるミアちゃんを抱き直して再出発しようとすると、最悪のことに、進行方向から見知らぬ女の声が僕の耳に届いた。
「テメエ、侵入者かっ!!!」
青い髪の女が眉間に皺を寄せて僕を睨んでいる。しかも、隣には淑女風の白髪の女まで・・・・こうしている間にもミアちゃんのタイムリミットは迫っているというのに・・・
「たのむ、そこを退いてくれ、急いでいるんだ!」
僕は必死に頼んだが、当然そうはいかず、相手がブチギレた。抱えているミアちゃんを指さして
「このロリコン野郎、そいつを返しやがれ」
と、のたまった。その言葉に僕も怒りをあらわにする。
「僕はロリコンじゃないっ!! ハードボイルドな名探偵だぁ!!」
「ああん? 意味わかんねえよ。だったらソイツを返せよ」
男口調の青髪の女が近づて手を伸ばしてきたので、渡すものかと僕はミアちゃんを全力で抱きしめた。
「や、やっぱりロリコンじゃねーかっ!!!」
「どこをどう見たらそうなるんだよっ!!」
「どこをどう見てもロリコンだよ!?」
ふざけるなっ! どう見ても監禁されていた少女を守る正義のヒーローだっ。
この子は命に代えても守ると誓ったんだ、絶対に離すものか。
僕がどうすればこの状況を抜け出せるか必死に考えていると、今まで黙って様子をみていた白髪の女が衝撃的な言葉を口にした。
「どなたか存じませんが、私達の可愛いミアを返して貰えますか? さもなくば命はありませんよ?」
「私達の可愛いミア・・だと?」
その言葉の意味に僕は震えた。
今なんて言った? まさか・・・嘘だろっ!?
こいつら・・・・キャンディーサイコパスな上に、粘着ストーカー属性で・・・さらにレズショタだとっ!!?
欲張りすぎだろっ、どんだけ守備範囲広いんだよ。
やはり、この世界は狂っている。この世界でまともなのは僕とミアちゃんだけの気がしてきた。
「それを聞いたら余計ミアちゃんを渡せないな。お前らもミアちゃんの事を可愛く思うならそこを退くんだっ、今にも死にそうなんだぞっ!?」
僕はぐったりとしているミアちゃんを見せつける。
その反応は劇的だった。
「なっ、てめぇなんて事しやがるっ!?」
「本当に死にそうじゃないっ!? 今すぐ回復魔法を『ヒール!』」
白髪の女からミアちゃんに向かって魔法が飛んできたので、僕は姿勢を入れ替えて身体でその魔法を受けきる。
「ぐはぁっ」
「ちょっ、なんで貴方がうけるのよっ!? ミアが回復しないじゃない!」
そんなわざとらしい嘘を信じられるか!
ヒールと言いつつ攻撃魔法を打って命を取りにきたのはお見通しだ!
「お前達の策にハマる程、僕は愚かじゃないぞっ、それに今のがヒールだと? 馬鹿にするなっ、背中がチクチクした!!」
「そ、それは私が回復魔法が苦手だからでチクチクしちゃうのは仕方がないのっ」
「ふんっ白々しい嘘をよくも平然と言えるな!」
僕が睨みを聞かせてやると、白髪の女は大慌てで腰のポーチから小瓶を取り出すと、
「な、なら回復ポーションならいいでしょ!? これを早くミアに!!」
と、ポーションを僕に投げて寄越そうとする。それを僕は右手でキャッチ・・・・する訳もなく、叩き落として足で踏みつけてやった。バリンと小瓶が粉々に割られる。
「もうっ、なんでなの!!!?」
思い通りにいかないのが気にくわないのか、白髪の女は淑女然とした見た目に似合わず地団駄を踏む。
「だから、そんな見え透いた嘘に騙されるほど、僕は落ちぶれてはいないぜ?」
毒を盛った張本人が、慌てて回復薬を渡す? そんな馬鹿なことがあるか。さらなる猛毒を盛ろうとしているに決まっている。
「エミリア、説得しても無駄だ。さっさとコイツを殺してしまうぞ」
「ちっ、そうね。どうせこのアジトに侵入された時点で消さなくてはいけないのだし」
明らかに雰囲気が変わった二人が、恐ろしい目で僕を睨んできた。
普段の僕ならここで失神してもおかしくないが、今日ばかりは引く訳にはいかない。
「絶対に守るからな、ミアちゃん」
僕は立ちはだかる二人を睨み返した。
一応、人の気配がしないか確認してみたが、相変わらず誰もいる様子はない。しかし、ピーという警報音がひっきりなしになっている。既に僕等の侵入はバレているらしい。
警報音に気が付いて、僕はマズいっと思って隠れたが、誰も襲ってくる気配はなかった。
あれ、もしかして誰もいない?
試しに部屋の真ん中まで歩いても、トラップも無く至って安全だった・・・
住人は既に逃げ出した後なのか、ちょうど良く留守中に侵入できたのか分からなかったが、僕からしたらラッキーな事に変わりはない。帰ってくるまえに全てを終わらようと、他の部屋を見てまわる事にした。
会議室から繋がっているドアは三つあった。
何処から調べようかと、少し迷ったが、よく見るとドアの一つには堂々とミアちゃんの可愛いポスター写真が張ってあった。しかもサイン入りで、名前と一緒に世界一可愛いミアの部屋♡と書いてある。
犯人がキャンディー好きのサイコパスだとは知っていたが、まさか粘着タイプのロリ属性まで備えていいたなんて・・・僕は怖気がした。
やはり引き返さないで、ここに来て正解だった。恐らくミアちゃんはここに監禁されているハズっ。
頼む無事でいてくれよと願い、僕は扉を開いた・・・・が、僕の願いは無残にも崩れてしまう。
なんと、床にミアちゃんがうつ伏せで倒れているじゃないかっ!!??
急いで駆けつけて体を抱き起す。
「ミアちゃん、大丈夫か!! 返事をしてくれ!」
大声で呼びかけても、帰って来る返事はうわごとのように「うぅー、毒がァ、飴に毒がァァ」と呟いている。
「クソっ、犯人はなんて鬼畜なんだっ!! キャンディー好きな少女を利用して毒入りの飴を食べさせるなんてっ!」
ゴミだ、クズだっ、キャンディー好きの風上にも置けない奴めっ!そんな野郎は必ずこのハードボイルドな探偵、マーロが取り押さえてやるっ!!!
人畜無害な少女に毒を盛った犯人に、一通りの罵詈雑言を心の中で浴びせると、僕はこうしてはいられないとミアちゃんをお姫様抱っこして立ちあがる。
急いで病院に連れて行かないと命があぶない。呼吸がとても浅く、体温も異常な程低くて、プルプルと麻痺症状まででている。ただ監禁の為に使用するには明らかに毒性が強い。猛毒の類だ。もし僕が食べていたら即死だったかもしれない。
「ミアちゃん、君は絶対に助ける。だから頑張るんだぞ!」
僕は抱えたまま急いできた道を戻った。
他の部屋を調べている暇なんてない。そんなのは後でコグレ警部補にまかせておけばいい。人命こそ最優先。
会議室をでて怪しげな祭壇に戻る。祭壇のど真ん中で生贄のようにギガンテス君はぐっすり眠ったままだけど、起こしてもどうせ起きないし、犯人に捕まってもなんとかなるだろ。最悪殺されるとしても、幼いミアちゃんの命と、長年生きている魔族のギガンテス君の命、天秤に掛けるまでもない。僕は可愛いミアちゃんの命を戸惑い無く選ぶぞっ!!
時間が経つ毎に呼吸が浅くなるミアちゃんを抱き直して再出発しようとすると、最悪のことに、進行方向から見知らぬ女の声が僕の耳に届いた。
「テメエ、侵入者かっ!!!」
青い髪の女が眉間に皺を寄せて僕を睨んでいる。しかも、隣には淑女風の白髪の女まで・・・・こうしている間にもミアちゃんのタイムリミットは迫っているというのに・・・
「たのむ、そこを退いてくれ、急いでいるんだ!」
僕は必死に頼んだが、当然そうはいかず、相手がブチギレた。抱えているミアちゃんを指さして
「このロリコン野郎、そいつを返しやがれ」
と、のたまった。その言葉に僕も怒りをあらわにする。
「僕はロリコンじゃないっ!! ハードボイルドな名探偵だぁ!!」
「ああん? 意味わかんねえよ。だったらソイツを返せよ」
男口調の青髪の女が近づて手を伸ばしてきたので、渡すものかと僕はミアちゃんを全力で抱きしめた。
「や、やっぱりロリコンじゃねーかっ!!!」
「どこをどう見たらそうなるんだよっ!!」
「どこをどう見てもロリコンだよ!?」
ふざけるなっ! どう見ても監禁されていた少女を守る正義のヒーローだっ。
この子は命に代えても守ると誓ったんだ、絶対に離すものか。
僕がどうすればこの状況を抜け出せるか必死に考えていると、今まで黙って様子をみていた白髪の女が衝撃的な言葉を口にした。
「どなたか存じませんが、私達の可愛いミアを返して貰えますか? さもなくば命はありませんよ?」
「私達の可愛いミア・・だと?」
その言葉の意味に僕は震えた。
今なんて言った? まさか・・・嘘だろっ!?
こいつら・・・・キャンディーサイコパスな上に、粘着ストーカー属性で・・・さらにレズショタだとっ!!?
欲張りすぎだろっ、どんだけ守備範囲広いんだよ。
やはり、この世界は狂っている。この世界でまともなのは僕とミアちゃんだけの気がしてきた。
「それを聞いたら余計ミアちゃんを渡せないな。お前らもミアちゃんの事を可愛く思うならそこを退くんだっ、今にも死にそうなんだぞっ!?」
僕はぐったりとしているミアちゃんを見せつける。
その反応は劇的だった。
「なっ、てめぇなんて事しやがるっ!?」
「本当に死にそうじゃないっ!? 今すぐ回復魔法を『ヒール!』」
白髪の女からミアちゃんに向かって魔法が飛んできたので、僕は姿勢を入れ替えて身体でその魔法を受けきる。
「ぐはぁっ」
「ちょっ、なんで貴方がうけるのよっ!? ミアが回復しないじゃない!」
そんなわざとらしい嘘を信じられるか!
ヒールと言いつつ攻撃魔法を打って命を取りにきたのはお見通しだ!
「お前達の策にハマる程、僕は愚かじゃないぞっ、それに今のがヒールだと? 馬鹿にするなっ、背中がチクチクした!!」
「そ、それは私が回復魔法が苦手だからでチクチクしちゃうのは仕方がないのっ」
「ふんっ白々しい嘘をよくも平然と言えるな!」
僕が睨みを聞かせてやると、白髪の女は大慌てで腰のポーチから小瓶を取り出すと、
「な、なら回復ポーションならいいでしょ!? これを早くミアに!!」
と、ポーションを僕に投げて寄越そうとする。それを僕は右手でキャッチ・・・・する訳もなく、叩き落として足で踏みつけてやった。バリンと小瓶が粉々に割られる。
「もうっ、なんでなの!!!?」
思い通りにいかないのが気にくわないのか、白髪の女は淑女然とした見た目に似合わず地団駄を踏む。
「だから、そんな見え透いた嘘に騙されるほど、僕は落ちぶれてはいないぜ?」
毒を盛った張本人が、慌てて回復薬を渡す? そんな馬鹿なことがあるか。さらなる猛毒を盛ろうとしているに決まっている。
「エミリア、説得しても無駄だ。さっさとコイツを殺してしまうぞ」
「ちっ、そうね。どうせこのアジトに侵入された時点で消さなくてはいけないのだし」
明らかに雰囲気が変わった二人が、恐ろしい目で僕を睨んできた。
普段の僕ならここで失神してもおかしくないが、今日ばかりは引く訳にはいかない。
「絶対に守るからな、ミアちゃん」
僕は立ちはだかる二人を睨み返した。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
異世界でスローライフを満喫
美鈴
ファンタジー
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
無能テイマーと追放されたが、無生物をテイムしたら擬人化した世界最強のヒロインたちに愛されてるので幸せです
青空あかな
ファンタジー
テイマーのアイトは、ある日突然パーティーを追放されてしまう。
その理由は、スライム一匹テイムできないから。
しかしリーダーたちはアイトをボコボコにした後、雇った本当の理由を告げた。
それは、単なるストレス解消のため。
置き去りにされたアイトは襲いくるモンスターを倒そうと、拾った石に渾身の魔力を込めた。
そのとき、アイトの真の力が明らかとなる。
アイトのテイム対象は、【無生物】だった。
さらに、アイトがテイムした物は女の子になることも判明する。
小石は石でできた美少女。
Sランクダンジョンはヤンデレ黒髪美少女。
伝説の聖剣はクーデレ銀髪長身美人。
アイトの周りには最強の美女たちが集まり、愛され幸せ生活が始まってしまう。
やがてアイトは、ギルドの危機を救ったり、捕らわれの冒険者たちを助けたりと、救世主や英雄と呼ばれるまでになる。
これは無能テイマーだったアイトが真の力に目覚め、最強の冒険者へと成り上がる物語である。
※HOTランキング6位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる