好きな人がいまして

 図書室の司書は気にかかる青年を見かけた。ほぼ毎日通っているイケメンのその人。
 ある日気になって声をかけてみると、
「好きな人がいて……」
と、渋々青年は司書に事情を話し始めるのであった。
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