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File.2 材料不明の4色団子
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奇物名 材料不明の4色団子
カテゴリ 物体
ランク S
〈特長〉
4色団子である。日本の和菓子として赤白緑の3色団子というお菓子があるが、この奇物は日本の〇県〇市で発見された4色の団子で構成されたお菓子である。色のバリエーションは現在確認された中で(黄・紫・水色・茶色・黒)がある。
食した者の感想として
「今まで食べた中でダントツで美味しい団子」
「いくらでも食べることができる」
「激ウマワロスw」
と言った声が多く上がった。
なお、美味と感じるのは4つ目の変色団子であり、他3つは普通の団子となっている。四つ目の団子は咀嚼され食道を通過する途中で消失し人間の体内で吸収されないため、理論上4つ目のみを食する場合、無尽蔵で食べ続けることができる。
この奇物の出現条件は
団子を全て食べ終える、食せないほどに破壊される、賞味期限が切れる、のいずれかの状況になると消失し、半径10キロ以内に存在する1つの3色団子が新たな4色団子に変化する。
もし範囲内に3色団子が存在しない場合、範囲内にいる人間の中の1人の指が1本消失し、その人物の目の前にラップで包装された4色団子が出現する。指が消失する際の痛みは発生しない。
〈記録〉
実験記録1「団子の色種の数」
現在100回の再生で
黄・紫・水色・茶色・黒が確認された。
それぞれ
16・24・20・23・17
の割合で出現したため出現確率は全て同じと考えられる。
(市民の証言では虹色が存在するらしいが発見できていない)
実験時に奇物を食していた職員3名はその美味しさから団子を取り合うようになり、3色団子のストックが尽きたにも関わらず奇物を食そうとしたために3名を強制的に拘束。安定剤を投与して場を沈静化する事態となった。
実験記録2「再生の基準」
内容
「近くに3色団子が存在しない場合」
結果
観察員の指が消失。本人は奇物の復活から5分後に気づく。痛みは生じない。
追加実験
内容
「近くに三色団子も人間も存在しない場合」
方法として爆破による消失を試みる
結果
爆散により消失を確認。
バイト職員が3色団子を保持した状態で範囲内に入ったところ3色団子が消失し、代わりに奇物が握られていた。同様の状態を5回試行したところ、いずれも3色団子が優先して消費された。
〈対処法〉
常に奇物付近に3色団子を配置しておくことが有効とされる。
しかし、あまりの美味しさから奇物をつまみ食いする職員があとをたたないため鍵のかかったショーケースに保管されることになった。
それでも定期的に腐敗するため人力で3色団子を投与していたがその際にもつまみ食いが発生したため現在は完全に自動化されている。
一度だけ3色団子のストックが尽き、職員の指が消失する事件が起きたため、担当の職員は3色団子を常備する義務が課せられた。
カテゴリ 物体
ランク S
〈特長〉
4色団子である。日本の和菓子として赤白緑の3色団子というお菓子があるが、この奇物は日本の〇県〇市で発見された4色の団子で構成されたお菓子である。色のバリエーションは現在確認された中で(黄・紫・水色・茶色・黒)がある。
食した者の感想として
「今まで食べた中でダントツで美味しい団子」
「いくらでも食べることができる」
「激ウマワロスw」
と言った声が多く上がった。
なお、美味と感じるのは4つ目の変色団子であり、他3つは普通の団子となっている。四つ目の団子は咀嚼され食道を通過する途中で消失し人間の体内で吸収されないため、理論上4つ目のみを食する場合、無尽蔵で食べ続けることができる。
この奇物の出現条件は
団子を全て食べ終える、食せないほどに破壊される、賞味期限が切れる、のいずれかの状況になると消失し、半径10キロ以内に存在する1つの3色団子が新たな4色団子に変化する。
もし範囲内に3色団子が存在しない場合、範囲内にいる人間の中の1人の指が1本消失し、その人物の目の前にラップで包装された4色団子が出現する。指が消失する際の痛みは発生しない。
〈記録〉
実験記録1「団子の色種の数」
現在100回の再生で
黄・紫・水色・茶色・黒が確認された。
それぞれ
16・24・20・23・17
の割合で出現したため出現確率は全て同じと考えられる。
(市民の証言では虹色が存在するらしいが発見できていない)
実験時に奇物を食していた職員3名はその美味しさから団子を取り合うようになり、3色団子のストックが尽きたにも関わらず奇物を食そうとしたために3名を強制的に拘束。安定剤を投与して場を沈静化する事態となった。
実験記録2「再生の基準」
内容
「近くに3色団子が存在しない場合」
結果
観察員の指が消失。本人は奇物の復活から5分後に気づく。痛みは生じない。
追加実験
内容
「近くに三色団子も人間も存在しない場合」
方法として爆破による消失を試みる
結果
爆散により消失を確認。
バイト職員が3色団子を保持した状態で範囲内に入ったところ3色団子が消失し、代わりに奇物が握られていた。同様の状態を5回試行したところ、いずれも3色団子が優先して消費された。
〈対処法〉
常に奇物付近に3色団子を配置しておくことが有効とされる。
しかし、あまりの美味しさから奇物をつまみ食いする職員があとをたたないため鍵のかかったショーケースに保管されることになった。
それでも定期的に腐敗するため人力で3色団子を投与していたがその際にもつまみ食いが発生したため現在は完全に自動化されている。
一度だけ3色団子のストックが尽き、職員の指が消失する事件が起きたため、担当の職員は3色団子を常備する義務が課せられた。
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