四季物語 冬の山~ララとカイヤックブール~

冬休みに訪れた紋別のおばあちゃんの家で起きる不思議な話。
おじいちゃんの書斎で出会ったボギービーストのコリンに、冬に太陽が昇らない理由と冬の元凶であるカイヤックブールの存在を知る。ララは、コリンと冬の女王ベラリサ、白狼のシュワルツと一緒に、妖精の世界ウェンデルへと旅立つ。
ウェンデルで冬の妖精たちに目を引かれながら、幻うさぎに自分という存在を特別視され困惑するが、ミタ・インディオのノーツも仲間に加わり、カイヤックブールと戦うことになる。
カイヤックブールの呪縛を解き、世界に冬の太陽グリアナンが戻るまで戦いを描いた西洋文学小説・ダークファンタジー小説。
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