2 / 6
変身
しおりを挟む
ある過疎化した町
ほぼゴーストタウンと化した、この町は犯罪の温床になっていた
ここに一人のエッグの持ち主がいる、名前は暗藤
根暗で人とは関わらず、いつも一人、そんな彼にオベロン星人が攻めてきた、あの日、エッグが降りてきた
だが彼は、それを使う事はなかった
人を助ける気なんて無かったからだ、周りが自分にしてきた事を考えれば当然だと思っていた
エッグの持ち主が使用しなければ、頭に光の輪が現れ、エッグが顔の横辺りに浮遊し始める
エッグ持ちと一発でバレてしまう様になっていた
暗藤は、隠れながら生活をしていた、元々犯罪が日常茶飯事の、この町。やりようは、いくらでもある
そんな生活をしていた時、遠くで大爆発が起きた
その方向を見ると
その空には、一人の女が浮遊していた
女は若く、年齢は10代、黄色やオレンジ色を基調としたドレス、目元だけを隠すマスク
そして手にはメカニックな杖が握られていた
例えるならアニメに登場する魔法少女の様な姿だ
女は「ホント臭いわね、ゴミ共が」と呟いていた
暗藤は、巻き込まれたく無いとコソコソ逃げようとするが、その女は暗藤を見て、一直線に向かって来て、目の前に降りてきた
女は
なんで、エッグ持っててオベロン星人と戦わなかったのか
と聞いてきた
暗藤は、しらばっくれようとしたが
女は、暗藤の頭の上の輪を指差した
暗藤は、そうだった!、と思い出した
女は話す「まっ、いいわ。光天寺さんが、統率の取れない奴は粛正か、処分だって」
暗藤は、光天寺が誰かは知らないが、やっぱり世の中、集団行動出来ない奴はそういう扱いかと沈んでしまった
目の前に居る自分に殺意を持った相手、沈んだ気持ち
もう、どうでもよくなった暗藤は、初めてエッグを使用した
すると、暗藤の体が灰色のメカニックな犬の様な姿に変わった
灰色のメカニックな体、所々が薄い赤紫色に発光しており、尻尾の先端は刃となっている
二足歩行、手は5本指、鋭い刃状の爪。まるで、ロボットの様だ
戦う気を見せた暗藤に対し、女も戦闘態勢に入る。やはり熟練度の差か、女が先手を取った
女の杖の先端から光が放たれた。さっきの大爆発。威力は、かなりの物だと考えられる
躱し損ねた暗藤は半身を持っていかれた
が
残った部分の体がボコボコと膨らみ、失った部位を瞬時に再生した
これには、女も「はあっ!?」と起こった事に理解が追いついていなかった
その隙に暗藤が鋭い爪で仕掛ける、杖で、なんとか防御する女
お互い両手が塞がった状態になってしまった
暗藤の尻尾が女を襲う。だが、これも杖から伸びた光で阻まれてしまう
が
尻尾の先端の刃がパカっと開き、弾頭が産み落とされた
弾頭は爆発
暗藤は軽傷だったが、女はマスクが半壊、顔に火傷を負ってしまった。それ以外はダメージがほとんどない様だ。
顔に火傷を負った女は激高し、撤退していった。
ほぼゴーストタウンと化した、この町は犯罪の温床になっていた
ここに一人のエッグの持ち主がいる、名前は暗藤
根暗で人とは関わらず、いつも一人、そんな彼にオベロン星人が攻めてきた、あの日、エッグが降りてきた
だが彼は、それを使う事はなかった
人を助ける気なんて無かったからだ、周りが自分にしてきた事を考えれば当然だと思っていた
エッグの持ち主が使用しなければ、頭に光の輪が現れ、エッグが顔の横辺りに浮遊し始める
エッグ持ちと一発でバレてしまう様になっていた
暗藤は、隠れながら生活をしていた、元々犯罪が日常茶飯事の、この町。やりようは、いくらでもある
そんな生活をしていた時、遠くで大爆発が起きた
その方向を見ると
その空には、一人の女が浮遊していた
女は若く、年齢は10代、黄色やオレンジ色を基調としたドレス、目元だけを隠すマスク
そして手にはメカニックな杖が握られていた
例えるならアニメに登場する魔法少女の様な姿だ
女は「ホント臭いわね、ゴミ共が」と呟いていた
暗藤は、巻き込まれたく無いとコソコソ逃げようとするが、その女は暗藤を見て、一直線に向かって来て、目の前に降りてきた
女は
なんで、エッグ持っててオベロン星人と戦わなかったのか
と聞いてきた
暗藤は、しらばっくれようとしたが
女は、暗藤の頭の上の輪を指差した
暗藤は、そうだった!、と思い出した
女は話す「まっ、いいわ。光天寺さんが、統率の取れない奴は粛正か、処分だって」
暗藤は、光天寺が誰かは知らないが、やっぱり世の中、集団行動出来ない奴はそういう扱いかと沈んでしまった
目の前に居る自分に殺意を持った相手、沈んだ気持ち
もう、どうでもよくなった暗藤は、初めてエッグを使用した
すると、暗藤の体が灰色のメカニックな犬の様な姿に変わった
灰色のメカニックな体、所々が薄い赤紫色に発光しており、尻尾の先端は刃となっている
二足歩行、手は5本指、鋭い刃状の爪。まるで、ロボットの様だ
戦う気を見せた暗藤に対し、女も戦闘態勢に入る。やはり熟練度の差か、女が先手を取った
女の杖の先端から光が放たれた。さっきの大爆発。威力は、かなりの物だと考えられる
躱し損ねた暗藤は半身を持っていかれた
が
残った部分の体がボコボコと膨らみ、失った部位を瞬時に再生した
これには、女も「はあっ!?」と起こった事に理解が追いついていなかった
その隙に暗藤が鋭い爪で仕掛ける、杖で、なんとか防御する女
お互い両手が塞がった状態になってしまった
暗藤の尻尾が女を襲う。だが、これも杖から伸びた光で阻まれてしまう
が
尻尾の先端の刃がパカっと開き、弾頭が産み落とされた
弾頭は爆発
暗藤は軽傷だったが、女はマスクが半壊、顔に火傷を負ってしまった。それ以外はダメージがほとんどない様だ。
顔に火傷を負った女は激高し、撤退していった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
呆然自失のアンドロイドドール
ショー・ケン
SF
そのアンドロイドは、いかにも人間らしくなく、~人形みたいね~といわれることもあった、それは記憶を取り戻せなかったから。 ある人間の記憶を持つアンドロイドが人間らしさを取り戻そうともがくものがたり。
❤️レムールアーナ人の遺産❤️
apusuking
SF
アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。
神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。
時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。
レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。
宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。
3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ
パペッティア
武者走走九郎or大橋むつお
SF
理不尽戦争から三年、ようやく落ち着きを取り戻した日本。戦争で孤児になったナッツ(舵夏子)は、実の父親が見つかり、新首都に父を訪ねるが。そこではパペッターとしての厳しい生活が待っていた。
トライアルズアンドエラーズ
中谷干
SF
「シンギュラリティ」という言葉が陳腐になるほどにはAIが進化した、遠からぬ未来。
特別な頭脳を持つ少女ナオは、アンドロイド破壊事件の調査をきっかけに、様々な人の願いや試行に巻き込まれていく。
未来社会で起こる多様な事件に、彼女はどう対峙し、何に挑み、どこへ向かうのか――
※少々残酷なシーンがありますので苦手な方はご注意ください。
※この小説は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ、novelup、novel days、nola novelで同時公開されています。
魔術師のロボット~最凶と呼ばれたパイロットによる世界変革記~
MS
SF
これは戦争に巻き込まれた少年が世界を変えるために戦う物語。
戦歴2234年、人型ロボット兵器キャスター、それは魔術師と呼ばれる一部の人しか扱えない兵器であった。
そのパイロットになるためアルバート・デグレアは軍の幼年学校に通っていて卒業まであと少しの時だった。
親友が起こしたキャスター強奪事件。
そして大きく変化する時代に巻き込まれていく。
それぞれの正義がぶつかり合うなかで徐々にその才能を開花させていき次々と大きな戦果を挙げていくが……。
新たな歴史が始まる。
************************************************
小説家になろう様、カクヨム様でも連載しております。
投降は当分の間毎日22時ごろを予定しています。
INNER NAUTS(インナーノーツ) 〜精神と異界の航海者〜
SunYoh
SF
ーー22世紀半ばーー
魂の源とされる精神世界「インナースペース」……その次元から無尽蔵のエネルギーを得ることを可能にした代償に、さまざまな災害や心身への未知の脅威が発生していた。
「インナーノーツ」は、時空を超越する船<アマテラス>を駆り、脅威の解消に「インナースペース」へ挑む。
<第一章 「誘い」>
粗筋
余剰次元活動艇<アマテラス>の最終試験となった有人起動試験は、原因不明のトラブルに見舞われ、中断を余儀なくされたが、同じ頃、「インナーノーツ」が所属する研究機関で保護していた少女「亜夢」にもまた異変が起こっていた……5年もの間、眠り続けていた彼女の深層無意識の中で何かが目覚めようとしている。
「インナースペース」のエネルギーを解放する特異な能力を秘めた亜夢の目覚めは、即ち、「インナースペース」のみならず、物質世界である「現象界(この世)」にも甚大な被害をもたらす可能性がある。
ーー亜夢が目覚める前に、この脅威を解消するーー
「インナーノーツ」は、この使命を胸に<アマテラス>を駆り、未知なる世界「インナースペース」へと旅立つ!
そこで彼らを待ち受けていたものとは……
※この物語はフィクションです。実際の国や団体などとは関係ありません。
※SFジャンルですが殆ど空想科学です。
※セルフレイティングに関して、若干抵触する可能性がある表現が含まれます。
※「小説家になろう」、「ノベルアップ+」でも連載中
※スピリチュアル系の内容を含みますが、特定の宗教団体等とは一切関係無く、布教、勧誘等を目的とした作品ではありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる