2人

名も知らぬ素人

文字の大きさ
上 下
5 / 7

匂い

しおりを挟む
数ヶ月が過ぎ、ここの生活にも慣れた

ボクの容姿も男らしい姿から中性的な感じに変わった

お客さん達とも仲良くさせてもらってる

ミワさんの店の常連にもなったし、色々教えて貰ったりしている

そんな中、ボクの悪い癖が出てしまった

リョウが居ない時、リョウの洗濯物に顔を埋め、匂いを嗅いでしまった

そんな、ある日、それがバレてしまった

いつも通り匂いを嗅いでいると、「ねえ、ちょっと聞いてー」と部屋の戸が、勢いよく開けられた

固まる、ボクとリョウ

ボクは、リョウの前に正座させられた

ボクは、リョウは理解があると、少し甘い考えを持っていた

リョウ「こういう事は、辞めて」

ボクは、この言葉で、終わったと思った

アキラ「えっと・・・あの・・」

言い訳が思いつかない、また、あの時の二の舞になると思った

リョウ「今度は、1人で、するんじゃなくて、直接ボクに言って」

アキラ「へ?」

リョウ「2人の方が、絶対良いと思うよ」

アキラ「?、2人?」

リョウ「まさか」

リョウがボクに耳打ちした

ボクは顔が、真っ赤になり

アキラ「そ、そんな事!1人でだって、した事ない!」

リョウ「え!?まだ、だったんだ」

リョウ「ウブだねー」

と戯れてきた


その夜、ボクは勇気を出してリョウと一緒の布団で寝たいと頼んでみた

リョウは、心良く頼みを聞いてくれた

リョウの匂いに包まれながら眠ることが出来た


ずっと、ずっと、こんな暮らしが続けば良いのに








しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

その空を映して

hamapito
BL
 ――お迎えにあがりました。マイプリンセス。  柔らかな夏前の風に乗って落とされた声。目の前で跪いているのは、俺の手をとっているのは……あの『陸上界のプリンス』――朝見凛だった。 過去のある出来事により走高跳を辞めてしまった遼平。高校でも陸上部に入ったものの、今までのような「上を目指す」空気は感じられない。これでよかったのだと自分を納得させていた遼平だったが、五年前に姿を消したはずの『陸上界のプリンス』朝見凛が現れて――? ※表紙絵ははじめさま(https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/830680097)よりいただいております。

同僚に密室に連れ込まれてイケナイ状況です

暗黒神ゼブラ
BL
今日僕は同僚にごはんに誘われました

ヤンデレだらけの短編集

BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。 全8話。1日1話更新(20時)。 □ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡 □ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生 □アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫 □ラベンダー:希死念慮不良とおバカ □デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。 かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。

このことは、内密に。

空々ロク。
BL
SNSで大人気のインフルエンサー・キラリ。きらきらした女のコだと思われている彼女の正体は青宮綴(アオミヤツヅリ)というカメラが大好きな男だった。正体を隠している綴だったが謎多き探偵・如月スイにバレてしまう。スイは綴に惚れているというが──?

その関係はこれからのもの

雨水林檎
BL
年下わんこ系教師×三十代バツイチ教師のBL小説。 仕事中毒の体調不良、そんな姿を見たら感情があふれてしまってしょうがない。 ※体調不良描写があります。

昔の飼い猫が今日から彼氏になりました。

空々ロク。
BL
來斗が10年前に飼っていたオス猫のリボンが突然人間になって戻ってきて──!? 元猫・リボンと平凡な男の子・來斗のBL話です。

好きなあいつの嫉妬がすごい

カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。 ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。 教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。 「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」 ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」

処理中です...