5 / 9
夏で、海で、寝取られで
しおりを挟む
昼食を取っていると、金持ちの金沢と、取り巻きの岩崎が現れた
金沢の、アホの様な登場の仕方に、俺達3人は呆気に取られていた
俺は金沢より、一緒に居る岩崎の方が気になっていた
喧嘩が強く、フランケンシュタインの様な風貌。俺みたいな奴の間では、ちょっとした有名人だからだ
金沢は椿の手を握り、口説き始めた
楓「そいつ、男だぞ」
椿「うん、僕、男なんだけど」
金沢「そんな事は関係ない、私は、あなたに惚れている」
俺と椿は「は?」と理解に苦しんだ
それを見て、爆笑している柊
まあ、まず昼食をと。自己紹介がてら、昼食を一緒に取ることに
金沢は、まあ、見た目通りと、いったところで、金持ちの、ただの馬鹿
岩崎は、というと
岩崎「趣味は、料理、洗濯、裁縫、お菓子作り、後、執筆を少々」
楓(ええー?、なんかイメージと違う。なんだ、その乙女チックな趣味は)
そんな事もあり、椿と岩崎は、すぐ意気投合した
金沢は突然、椿に、「2人で海に行きませんか?」と迫って来た
椿は「皆んなでなら」と返事を返した
こうして、俺達は海へ行く事となった
休日
照りつける太陽、青い空、青い海、と、まあ、お約束の様な景色
椿と柊は、特に泳ぐ事はしなかった
まあ、あの顔で脱いだら、周りからの注目が凄いだろう
俺達5人は、海を満喫していた
夕方、帰ろうかという時、椿と金沢の姿が見当たらない
俺は2人を探しに行こうとすると、柊が「ウチも、一緒に行く」と付いてきた
2人で2人を探していると
柊が「隠れて」と俺を強引に物陰に
すると、その後、椿と金沢が、やって来て、そのまま、高そうなホテルの中に入って行った。
そのタイミングで、俺のスマホに椿から、「先に帰ってて」とメッセージが入った
柊「よし、行こう」
楓「お前、楽しんでるだろ?」
柊「他に、何か、できる?」
楓「・・・」
俺は、柊に無理矢理連れられ、ホテルの中に
ホテルの豪華な装飾に「ほえー」と圧倒されていると
柊が「椿ちゃん達の隣の部屋、取って来た」
と
フロントから鍵を持って来た
そして、俺の背中を押して部屋に向かう
俺は、この隣の部屋に椿がと、気になってしょうがない
柊は、「せっかくだし」と、なぜかシャワーを浴びている
俺が隣の部屋に聞き耳を立てていると、柊が全身を隠す様にタオル一枚巻いて、バスルームから出てきた
柊「楓君もシャワー位浴びたら?」
確かに、汗をかいて、直ぐに風呂に入りたいかもと、言われるままシャワーを浴びることにした
バスルームから出ると、柊は、まだタオルのままだった
楓「?」
柊は、俺の目の前でタオルを外し、全裸を晒した
褐色の肌。細い体。小振りだが、ちゃんと男としてのシンボルも付いている
柊「どう?」
楓「どうって?」
柊「・・・」
柊「椿ちゃん達も、お楽しみの様だし、ウチらもしない?」
楓「お前、また、そんな事言って」
だが柊の、いつもとは違う雰囲気
柊が、そっと俺に抱きつく
俺は、柊に、促されるままベットに横たわる
柊「大丈夫、僕に任せて」
柊は、ちょこんと俺の腹の上に座っている
柊の指が、俺の胸板をなぞる。柊の体温。俺は不覚にも感じてしまった
柊の唇が顔に近づいてきた。キスをされるのが分かった
その瞬間、俺の頭に椿の笑顔が過った
俺は、柊の両肩を掴み、拒んだ
柊は「え?え?え?」と戸惑っている
楓「悪りい、やっぱ無理だわ」
柊「え?う、うん、や、やっぱり、お、男同士だしね」
柊「そ、そういう趣味、な、無いよね」
柊は、明るく誤魔化そうとしていたが動揺を隠せないでいた
俺は、そのまま、部屋に柊を置いて、ホテルを後にした
金沢の、アホの様な登場の仕方に、俺達3人は呆気に取られていた
俺は金沢より、一緒に居る岩崎の方が気になっていた
喧嘩が強く、フランケンシュタインの様な風貌。俺みたいな奴の間では、ちょっとした有名人だからだ
金沢は椿の手を握り、口説き始めた
楓「そいつ、男だぞ」
椿「うん、僕、男なんだけど」
金沢「そんな事は関係ない、私は、あなたに惚れている」
俺と椿は「は?」と理解に苦しんだ
それを見て、爆笑している柊
まあ、まず昼食をと。自己紹介がてら、昼食を一緒に取ることに
金沢は、まあ、見た目通りと、いったところで、金持ちの、ただの馬鹿
岩崎は、というと
岩崎「趣味は、料理、洗濯、裁縫、お菓子作り、後、執筆を少々」
楓(ええー?、なんかイメージと違う。なんだ、その乙女チックな趣味は)
そんな事もあり、椿と岩崎は、すぐ意気投合した
金沢は突然、椿に、「2人で海に行きませんか?」と迫って来た
椿は「皆んなでなら」と返事を返した
こうして、俺達は海へ行く事となった
休日
照りつける太陽、青い空、青い海、と、まあ、お約束の様な景色
椿と柊は、特に泳ぐ事はしなかった
まあ、あの顔で脱いだら、周りからの注目が凄いだろう
俺達5人は、海を満喫していた
夕方、帰ろうかという時、椿と金沢の姿が見当たらない
俺は2人を探しに行こうとすると、柊が「ウチも、一緒に行く」と付いてきた
2人で2人を探していると
柊が「隠れて」と俺を強引に物陰に
すると、その後、椿と金沢が、やって来て、そのまま、高そうなホテルの中に入って行った。
そのタイミングで、俺のスマホに椿から、「先に帰ってて」とメッセージが入った
柊「よし、行こう」
楓「お前、楽しんでるだろ?」
柊「他に、何か、できる?」
楓「・・・」
俺は、柊に無理矢理連れられ、ホテルの中に
ホテルの豪華な装飾に「ほえー」と圧倒されていると
柊が「椿ちゃん達の隣の部屋、取って来た」
と
フロントから鍵を持って来た
そして、俺の背中を押して部屋に向かう
俺は、この隣の部屋に椿がと、気になってしょうがない
柊は、「せっかくだし」と、なぜかシャワーを浴びている
俺が隣の部屋に聞き耳を立てていると、柊が全身を隠す様にタオル一枚巻いて、バスルームから出てきた
柊「楓君もシャワー位浴びたら?」
確かに、汗をかいて、直ぐに風呂に入りたいかもと、言われるままシャワーを浴びることにした
バスルームから出ると、柊は、まだタオルのままだった
楓「?」
柊は、俺の目の前でタオルを外し、全裸を晒した
褐色の肌。細い体。小振りだが、ちゃんと男としてのシンボルも付いている
柊「どう?」
楓「どうって?」
柊「・・・」
柊「椿ちゃん達も、お楽しみの様だし、ウチらもしない?」
楓「お前、また、そんな事言って」
だが柊の、いつもとは違う雰囲気
柊が、そっと俺に抱きつく
俺は、柊に、促されるままベットに横たわる
柊「大丈夫、僕に任せて」
柊は、ちょこんと俺の腹の上に座っている
柊の指が、俺の胸板をなぞる。柊の体温。俺は不覚にも感じてしまった
柊の唇が顔に近づいてきた。キスをされるのが分かった
その瞬間、俺の頭に椿の笑顔が過った
俺は、柊の両肩を掴み、拒んだ
柊は「え?え?え?」と戸惑っている
楓「悪りい、やっぱ無理だわ」
柊「え?う、うん、や、やっぱり、お、男同士だしね」
柊「そ、そういう趣味、な、無いよね」
柊は、明るく誤魔化そうとしていたが動揺を隠せないでいた
俺は、そのまま、部屋に柊を置いて、ホテルを後にした
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説

ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!
その空を映して
hamapito
BL
――お迎えにあがりました。マイプリンセス。
柔らかな夏前の風に乗って落とされた声。目の前で跪いているのは、俺の手をとっているのは……あの『陸上界のプリンス』――朝見凛だった。
過去のある出来事により走高跳を辞めてしまった遼平。高校でも陸上部に入ったものの、今までのような「上を目指す」空気は感じられない。これでよかったのだと自分を納得させていた遼平だったが、五年前に姿を消したはずの『陸上界のプリンス』朝見凛が現れて――?
※表紙絵ははじめさま(https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/830680097)よりいただいております。

君が僕を好きなことを知ってる
大天使ミコエル
BL
【完結】
ある日、亮太が友人から聞かされたのは、話したこともないクラスメイトの礼央が亮太を嫌っているという話だった。
けど、話してみると違和感がある。
これは、嫌っているっていうより……。
どうやら、れおくんは、俺のことが好きらしい。
ほのぼの青春BLです。
◇◇◇◇◇
全100話+あとがき
◇◇◇◇◇

赤い頬と溶けるバニラ味
hamapito
BL
在宅勤務が選べるようになっても出社し続けているのは、同期の岡野に会うためだった。
毎日会うのが当たり前になっていたある日、風邪をひいてしまい在宅勤務に切り替えた。
わざわざ連絡するのもおかしいかと思ってそのままにしていたけれど……。
*
岡野はただの同期。それ以上でも以下でもない。
満員電車に乗ってでも出社している理由だって「運動不足になりそうだから」って言ってたし。
岡野に会えるのが嬉しい俺とは違う。
*

僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────

馬鹿な先輩と後輩くん
ぽぽ
BL
美形新人×平凡上司
新人の教育係を任された主人公。しかし彼は自分が教える事も必要が無いほど完璧だった。だけど愛想は悪い。一方、主人公は愛想は良いがミスばかりをする。そんな凸凹な二人の話。
━━━━━━━━━━━━━━━
作者は飲み会を経験した事ないので誤った物を書いているかもしれませんがご了承ください。
本来は二次創作にて登場させたモブでしたが余りにもタイプだったのでモブルートを書いた所ただの創作BLになってました。

【完結】青春は嘘から始める
きよひ
BL
4組の高校生カップル誕生までの物語。
光安、桜田、梅木、杏山の4人は教師に聞いた「告白ゲーム」を実行することにした。
それは、罰ゲームで告白するという罰当たりなゲームである。
「冗談でした」で済ませられるよう女子にモテモテの同学年のイケメンたちにそれぞれ告白する。
しかし、なんと全員OKを貰ってしまった!
※1組ずつ嘘の告白からその後の展開を描いていきます。
※3組完結、4組目公開中。
※1組2万字程度の予定。
※本当に一言二言ですが、どんなキャラクター同士が組み合わさるのかを知りたい方は「登場人物」を確認してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる