転生したらホモに溺愛された件について

幽霊…？

〜ミカゼ視点〜

ミカゼ視点
ルカに助けてもらってアル達と合流した後、ルカを任せて家に帰った。
付き添ってあげれないのは悪いが凛を1人ぼっちにできないし

「ねぇ、最近ずっと悪い人達追いかけてるよね、前より熱心になんで？」
「お前が悪い奴らに拐われてそれで決めたんだ。悪党を逃さないって」
あれ、それだけだったか？もっと深い気持ちがあった気がするけど
まぁいっか

「前は三日間帰ってこない事多かったのに、最近は毎日帰ってきてくれるし」
「お前に寂しい思いをさせないって決めたんだ、今度こそお前を守りたい」
拐われた後すぐ駆けつけ、何もないまま保護したが怖い思いはさせたくない。

いなくなってから色々気づいたしな

そっかって複雑な顔して笑ってる凛を見て、なぜか変な気持ちになった。
「なぁ…しよう？」
そう言って押し倒し服を脱がす。
色んな場所にキスをし、甘い夜を過ごした。

目が覚め、隣で眠る凛を見る。
青白で全身明るくて影一つない…女神みたい

青白くなった女性が血塗れで、俺は必死に抱き寄せる。
「凛！りんっ！おきろ…」
重点が合わない目、いつもより重く感じる身体、俺を見ない瞳。

「…今のって、、、」
「んーどうしたの？おはよう」
「…凛、、お前…」
俺の様子に暗くなる凛

「いや、なんでもない。おはよう、今日はあいつらに会いに行くんだ、一緒に行こう？」
「う…ん。一緒に行こう」
何か言いたげな凛に早く準備しろーってせかす。