転生したらホモに溺愛された件について

騎士団の基地

ヤンヤス兄弟

「お、ルカおはよー」
『おはよー…ごさいます？』
リビングにつくともうみんな揃ってて食卓の準備が整ってた。

「あっはは！敬語使わなくていいよ」
「なにその変な敬語…お前おもしろいのな」
双子達に言われて恥ずかしくてつい下を向いた
うーん…敬語とタメどっちにするか迷ってついアホみたいな言葉が出たわ

「本来は食堂で食事を取るんだが…周りの奴らが怖がるから朝食はここで食べてるんだ。」
「そうそう、特に朝機嫌悪いしなぁ」
「お前だって寝起き悪いだろー」
「お前よりはマシだろ。あと寝息うるさいし？」
「なっ！お前もうるさいだろ」
ヤンヤス兄弟の喧嘩が始まった…多分ヤンがお兄ちゃんかな
ニヤニヤしながらからかってるし、ヤスの突っかかり方が弟っぽい

「お前ら控えめに言ってくそうるせぇ」
「静かにして」
エミルとアルベルトに怒られてしょぼくれる双子
「酷い…酷すぎる！俺らじゃなくなるよ！？」
「うーん…私達には平和がきますので問題ないですね」
その後にクリスの言葉にやられてる… 

「俺…ヤスの兄で恥ずかしいわ」
「えぇ！？なんでっ？」
「うるせーとこだよ」
兄弟仲良いんだ

「いつもああなんだよ…まじ煩くてごめんな」
『いいよ。あんぐらい仲良い方が見てて楽しい』
「あぁ…あいつらは仲良さはすごいよな」
でもあんな仲良くてもいつかは壊れるのかな
ううん機会さえあれば簡単に壊れるんだ
本能だからしょうがない…人間は弱くてずるいから俺も含めてね

あれ俺って人間なのかな
だって一度死んだはずなのに元の体で転生して影の力を借りないと動かない
涙もどんなに悲しくても命令しないと泣けない…死人みたいな肌だし、、、

俺って化け物…なのかな