シーとノースポール

紺碧な夜
愛犬シーズーのシーと家路に向かう途中
街灯に照らされたノースポールが幻想的に咲き
奇跡的に美しい女性と出会い
原民喜を思い
夜空を見上げました
24h.ポイント 0pt
0
小説 191,948 位 / 191,948件 現代文学 8,154 位 / 8,154件

あなたにおすすめの小説

ねこの戸籍

沼津平成
現代文学
路地裏にある野良猫の群れ。そのなかでカニカンは数少ないのご主人様がいる猫。カニカンとその仲間たちの愉快な冒険は、語らないと損をしてしまうようで、くすぐったいのです。新時代の現代ネコ文学、待望の作品化。

あの日見た空の色も青かった

木立 花音
現代文学
 あの日、あの海、生きる意味を教えてくれたのは彼女だった──  多くの死者がでる重大なバス事故を起こした青年、逢坂部賢悟(おおさかべけんご)  彼は静養のため全てのものを捨て、静養のため岩手県宮古市にある景勝地、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れる。  その地で彼は、白木沢帆夏(しらきさわほのか)と名乗る女子大生と出会った。彼女の母方の実家が営んでいるという民宿で滞在期間を過ごしているうちに、次第に彼女に惹かれていく自分に気がつく。  やがて恋に落ちる二人。だが、重大な事故を起こしたという重苦しい過去が、罪の十字架となって彼の肩にのしかかる。 「二年だけ、待って欲しい」  悩み抜いた末に結論をだした翌日。彼は、白木沢帆夏の驚愕の真実に触れる──。 ※表紙絵はいぬちよ様からの頂きものです。 ※「景勝地 浄土ヶ浜」の挿絵はファル様。「告白」の挿絵は騰成から頂いたファンアートです。ありがとうございました。

大嫌いなじいじに言われた3つの言葉

白野ケイ
現代文学
あなたと家族の思い出はなんですか? 高校3年の主人公蓮見蓮(はすみれん)と90歳を超える大嫌いなおじいちゃん蓮見嶺五郎(はすみれいごろう)との心のやり取りを描いた小説。蓮の心の変化はあなたにきっと刺さるはず。家族愛を全面に感じる物語。

雛牡丹を摘む

夢見里 龍
現代文学
「はよう、摘み」襦袢のすそから差しだされた素脚には梅が咲きこぼれていた…… それは、病というには美しすぎた。 幼くして日本舞踊の華と称えられた娘・雛牡丹は病に倒れ、日舞の道を閉ざされる。 それは、才能があるものだけが罹患する《才咲き》という奇病であった。この病に侵されると、身体の一部に植物が根づき、花を咲かせる。それは桜や梅であったり、芭蕉であったりする。だが花が咲けば咲くほどに患者は衰えていき、やがては命を落とすのだ。 故に患者は、その花が咲かぬうちに莟を摘まねばならない。 雛牡丹の邸の下働きだった《僕》は、彼女の花を摘むことになる。 脚から梅のこぼれるその病を「美しい」といったことから、《僕》は雛牡丹に気にいられ、側務めに択ばれるが―――― これは驕慢に華であり続けた娘と、華に惚れた《僕》の物語である。 谷崎潤一郎さまの《春琴抄》のオマージュです。著作権保護期間が2016年に終了しているため、二次創作のタグはつけておりません。 素晴らしい小説に敬意を捧げて。 《春琴抄》をご存知ではない御方にもお楽しみいただけるように書かせていただきました。なにとぞ、広い御心にてお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。 * こちらはカクヨムさまにも投稿しています

母という人

春史
現代文学
結婚に向いてなさそう、母親に向いてなさそうと自他共に認める人間が結婚して母親になって思うこと。 不定期に更新。 フィクションです。

空白の島と、ハザマダ ブンガク

木下望太郎
現代文学
 心の内をのぞいてみせる、奇妙な男に私は出会った。  かつて別れた恋人が亡くなった、その知らせを受けて訪れた、恋人の故郷の島で。  シルクハットをかぶった、奇妙な男は言い当てた、私が島を訪れた理由を。 「見つかるとよろしいですな。『空白を埋める言葉』」  私は空白を抱えていた、かつての恋人が死んだと聞いても、何の感情も湧かなかった。空白だけが居座る胸の内を埋める何か、『空白を埋める言葉』を探して、恋人の故郷へと来たのだった。  そして奇妙な男は、その旅に同行を申し出る。ハザマダ ブンガクと名乗るその男は。 「お探しのもの見つかるように、このブンガクがお供します。お嫌なら、ま、結構ですが。ただしゆめゆめ忘れぬように、人は誰しも一人とて、文学からは逃れ得ぬこと。それはまるで自身の影から、いやいやまさに自身から、決して逃れ得ぬように。えぇ、決して」  ブンガクはひざまずくように、うやうやしく礼をしながらそう言った。シルクハットを取りもせずに。  喪失と空白と、小さな島と。心と言葉をめぐる、小さな旅が始まる。

謀略の生徒会

はゆ
現代文学
学校内で生じた出来事については、生徒会の決定が絶対である。 処分を受けないことは、生徒会が非が無いと判断していることを意味する。 結月陽菜は何でも平均以上にこなせる万能型――と表現すれば響きは良いけれど、要は〝万能足りて一心足らず〟。決して天才ではなく、減点を排除し続けた結果、上限である満点に行きつき、中等部で生徒会長の座についた。 高等部に上がった陽菜に襲い掛かる、いくつもの魔の手。 * * * ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。 https://novelba.com/indies/works/937853 別作品、孤高の女王とリンクしています。

虹色の泡になりたくて

水戸けい
現代文学
 愛しい、愛しい勝昭さん。  あなたのためなら、私は何でもするわ。もちろん、あなたに知られないように、細心の注意を払って。きっとあなたは、私がこんなことをしているなんて知ったら、心を痛めてしまうだろうから。頼んだわけでもないのに、自分の責任だと考えてしまう優しい人。  愛しています。  だから、あなたの役に立ちそうだと思いついたことを、できるだけしていくわ。私なりの愛情表現。あなたの役に立つことが、私の使命。いいえ、運命なのよ。