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14歳
361 おめでとう
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「おめでとう、ロニー!」
「ありがとうございます」
実は俺の護衛を辞めて副団長になるとロニーが教えてくれた瞬間、俺は待ってましたとばかりに両手をあげてお祝いした。ここまで長かった。
「よかった! ロニーすごい!」
「ありがとうございます」
照れたように頬を掻くロニー。ようやく教えてくれたので、俺はすっきりした。副団長がロニーになることを知らないふりするのは大変だった。ものすごく。ユリスには何度も「なんでにやにやしている」と絡まれた。いくらユリスが相手でも、この秘密を明かすわけにはいかなかったのだ。
「ロニー。副団長になっても俺と遊んでね。セドリックは全然遊んでくれないけど」
セドリックは、護衛時代から俺とは遊んでくれなかった。副団長に復帰した後も、まったく遊んでくれなかった。ロニーと疎遠になるのは、正直言って悲しい。俺のこと忘れないでねと、ロニーの腕に縋りつけば、彼は小さく苦笑する。
「もちろん。一緒に遊びましょうね」
「うん」
クレイグ団長が在職しているうちに、引き継ぎなどを全て済ませる必要がある。これから忙しくなると眉尻を下げるロニーに「頑張って」と声援を送る。
『よかったねぇ、ロニーさん』
綿毛ちゃんも喜んでいる。ジャンもにこにこだ。
これからは、俺の護衛と引き継ぎ業務を同時に行うらしいので、俺の側を離れることも多くなるという。無理はしないでほしい。俺は大人しくしておくので。
俺については、新しい護衛を用意するとブルース兄様が言っていた。なんとなくレナルドじゃないかと思っている。だって最近、レナルドはしょっちゅう俺の前に姿を現す。ロニーが忙しい時、臨時で俺の護衛を勤めることもある。レナルドは悪い人じゃないので、上手くやっていけると思う。
そうしてロニーと一緒に微笑んでいれば、来客があった。レナルドだ。やはり何かと俺の前に姿を見せるようになった。しかし、彼が俺の部屋までやって来るのは珍しい。今はロニーもいるのに。首を捻っていれば、「お客様ですよ」との言葉。
「お客さん?」
「はい。ルイス様に」
俺に? 誰だろうか。心当たりが一切ない。
「シモンズ侯爵家の」
「フランシス!?」
レナルドの言葉を遮って大声出せば、レナルドが「そうです」と苦笑する。俺の勢いに驚いたらしい。
フランシスは俺の友達である。遊びに来てくれて嬉しい。早速お出迎えに行こうと駆け出す俺の後ろで、ロニーがレナルドの肩を叩いている。
「突然? フランシス様にしては珍しいね」
「あぁ、なんか。近くを通りかかったとかなんとか。ま、あれはついでに寄ったっていう感じでもなかったけど」
確かに、フランシスが約束もなしに押しかけてくるなんて初めてではないか? フランシスは、礼儀正しい人である。いつも事前に約束してから会っていた。こんなふうに、突然押しかけてきたことなんて一度もない。首を捻りつつも、俺の頭に浮かぶのはフランシスが連れている素敵長髪男子さん。フランシスが来たというのならば、ベネットも一緒に違いない。
ベネットは、クールな男である。あまり一緒に遊べないので、このチャンスを逃すわけにはいかない。
「行こう、ロニー」
早速ロニーの手を引いて、玄関へと向かう。レナルドも、しれっとついてくる。ジャンには、おもてなしの準備を頼んでおいた。
庭に出れば、ヴィアン家の騎士たちに、フランシスが連れて来たと思われる見知らぬ騎士たち。それと、ブルース兄様がいた。
「おまえ、なんで出てくる。はやく部屋に戻れ」
俺の顔を見るなり眉を顰めたブルース兄様は、「あっちに行け」と酷いことを言い出す。なんでだよ。フランシスは俺の友達だぞ。ムスッと頬を膨らませるが、兄様は俺を睨みつけてくるだけで動かない。
フランシスに挨拶しようと一歩踏み出すが、ブルース兄様が邪魔だ。執拗に俺の進路を塞いでくる。おかげでフランシスの姿が確認できない。「どいて!」と抗議しておくが、兄様はまるっと無視してしまう。
「おい、アロン」
やがて苛立ったのか。偉そうにアロンを呼びつけたブルース兄様は「こいつを部屋に戻してこい」と勝手に指示してしまう。俺は来客があったと呼び出されただけなのに。この雑な扱い方は納得いかない。どういうことだと、ちらりとレナルドに視線をやれば、彼は「失敗した」と小声で頭を掻いていた。どうやら彼の早とちりで、俺はここに呼ばれたらしい。
だが、相手はフランシス。正真正銘、俺の友達である。そんな彼から俺を遠ざけようとする意味がわからない。ブルース兄様だって、俺とフランシスが仲良しなことは知っているはずだ。
「フランシス、俺と遊びに来たんでしょ?」
颯爽と寄ってきたアロンを見上げれば、彼は「どうなんですかね?」と曖昧な答えを寄越してくる。違うの? もしかして今日は兄様に会いに来たのか? 仕事の話とか?
「なにか問題でも?」
怪訝な表情でアロンに問いかけるロニーも、なにもわからないらしい。首を伸ばしてフランシスを探してみるが、「とりあえず、お部屋に戻りましょう」と、アロンに背中を押されてしまう。
「フランシスに挨拶する」
「あとにしましょう」
ぐいぐいと背中を押されたら、どうしようもない。
アロンと共に自室に戻る。レナルドも一緒だ。ロニーは、状況を把握したいのか、ブルース兄様のところへ行ってしまった。
「レナルド見て。喋る犬」
『どうもぉ』
暇になった俺は、レナルドに綿毛ちゃんを紹介して遊んだ。レナルドは、顔を引き攣らせて「すごいですね」と小さく呟いていた。
レナルドには、前にも綿毛ちゃんを見せたことがある。「触っていいよ」と押しやれば、レナルドは遠慮気味に綿毛ちゃんの背中を撫で始める。
「あっちには猫もいるよ。猫は喋らないけどね」
ジャンに猫持ってきてとお願いすれば、彼は急いで猫を捕まえに行く。そうして猫と犬を並べる。綿毛ちゃんは、そろそろと猫から距離をとろうとしてる。なんか、綿毛ちゃんは猫のことが苦手らしい。こんなに可愛いのに。
「それで? なんでフランシスと会ったらダメなの?」
レナルドの隣に屈んで猫を撫でながら、問いかける。アロンと静かに顔を見合わせるレナルド。
口を開いたのは、アロンだった。
「会ったらダメというわけではないんですけど」
「うん?」
「なんか話がややこしくなりそうなので」
「ふーん?」
まったくなにもわからないな。
だが、アロンはそれ以上の説明をするつもりはないらしい。それきり口を閉ざしてしまう。
「アロンとレナルドは友達?」
話題を変えようとふたりを見比べれば、アロンは虚をつかれたように一瞬だけ動きを止めてしまう。そんな変なこと訊いたか?
「そんなんじゃ」
レナルドを見据えながら、アロンは顔の前で手を振ってしまう。友達じゃないの?
対するレナルドも「付き合いが長いだけですよ」と苦笑している。それを友達っていうんじゃないのか?
アロンとレナルドは、廊下ですれ違えば軽く会話しているし、たまにふたりで外出していることも知っている。ふたりで飲んでいることも多い。基本的に他人のことが嫌いなアロンが、唯一親しくしている相手だと思っていたのだが。どうやら、本人たちはそう思っていないらしい。変なの。
「ありがとうございます」
実は俺の護衛を辞めて副団長になるとロニーが教えてくれた瞬間、俺は待ってましたとばかりに両手をあげてお祝いした。ここまで長かった。
「よかった! ロニーすごい!」
「ありがとうございます」
照れたように頬を掻くロニー。ようやく教えてくれたので、俺はすっきりした。副団長がロニーになることを知らないふりするのは大変だった。ものすごく。ユリスには何度も「なんでにやにやしている」と絡まれた。いくらユリスが相手でも、この秘密を明かすわけにはいかなかったのだ。
「ロニー。副団長になっても俺と遊んでね。セドリックは全然遊んでくれないけど」
セドリックは、護衛時代から俺とは遊んでくれなかった。副団長に復帰した後も、まったく遊んでくれなかった。ロニーと疎遠になるのは、正直言って悲しい。俺のこと忘れないでねと、ロニーの腕に縋りつけば、彼は小さく苦笑する。
「もちろん。一緒に遊びましょうね」
「うん」
クレイグ団長が在職しているうちに、引き継ぎなどを全て済ませる必要がある。これから忙しくなると眉尻を下げるロニーに「頑張って」と声援を送る。
『よかったねぇ、ロニーさん』
綿毛ちゃんも喜んでいる。ジャンもにこにこだ。
これからは、俺の護衛と引き継ぎ業務を同時に行うらしいので、俺の側を離れることも多くなるという。無理はしないでほしい。俺は大人しくしておくので。
俺については、新しい護衛を用意するとブルース兄様が言っていた。なんとなくレナルドじゃないかと思っている。だって最近、レナルドはしょっちゅう俺の前に姿を現す。ロニーが忙しい時、臨時で俺の護衛を勤めることもある。レナルドは悪い人じゃないので、上手くやっていけると思う。
そうしてロニーと一緒に微笑んでいれば、来客があった。レナルドだ。やはり何かと俺の前に姿を見せるようになった。しかし、彼が俺の部屋までやって来るのは珍しい。今はロニーもいるのに。首を捻っていれば、「お客様ですよ」との言葉。
「お客さん?」
「はい。ルイス様に」
俺に? 誰だろうか。心当たりが一切ない。
「シモンズ侯爵家の」
「フランシス!?」
レナルドの言葉を遮って大声出せば、レナルドが「そうです」と苦笑する。俺の勢いに驚いたらしい。
フランシスは俺の友達である。遊びに来てくれて嬉しい。早速お出迎えに行こうと駆け出す俺の後ろで、ロニーがレナルドの肩を叩いている。
「突然? フランシス様にしては珍しいね」
「あぁ、なんか。近くを通りかかったとかなんとか。ま、あれはついでに寄ったっていう感じでもなかったけど」
確かに、フランシスが約束もなしに押しかけてくるなんて初めてではないか? フランシスは、礼儀正しい人である。いつも事前に約束してから会っていた。こんなふうに、突然押しかけてきたことなんて一度もない。首を捻りつつも、俺の頭に浮かぶのはフランシスが連れている素敵長髪男子さん。フランシスが来たというのならば、ベネットも一緒に違いない。
ベネットは、クールな男である。あまり一緒に遊べないので、このチャンスを逃すわけにはいかない。
「行こう、ロニー」
早速ロニーの手を引いて、玄関へと向かう。レナルドも、しれっとついてくる。ジャンには、おもてなしの準備を頼んでおいた。
庭に出れば、ヴィアン家の騎士たちに、フランシスが連れて来たと思われる見知らぬ騎士たち。それと、ブルース兄様がいた。
「おまえ、なんで出てくる。はやく部屋に戻れ」
俺の顔を見るなり眉を顰めたブルース兄様は、「あっちに行け」と酷いことを言い出す。なんでだよ。フランシスは俺の友達だぞ。ムスッと頬を膨らませるが、兄様は俺を睨みつけてくるだけで動かない。
フランシスに挨拶しようと一歩踏み出すが、ブルース兄様が邪魔だ。執拗に俺の進路を塞いでくる。おかげでフランシスの姿が確認できない。「どいて!」と抗議しておくが、兄様はまるっと無視してしまう。
「おい、アロン」
やがて苛立ったのか。偉そうにアロンを呼びつけたブルース兄様は「こいつを部屋に戻してこい」と勝手に指示してしまう。俺は来客があったと呼び出されただけなのに。この雑な扱い方は納得いかない。どういうことだと、ちらりとレナルドに視線をやれば、彼は「失敗した」と小声で頭を掻いていた。どうやら彼の早とちりで、俺はここに呼ばれたらしい。
だが、相手はフランシス。正真正銘、俺の友達である。そんな彼から俺を遠ざけようとする意味がわからない。ブルース兄様だって、俺とフランシスが仲良しなことは知っているはずだ。
「フランシス、俺と遊びに来たんでしょ?」
颯爽と寄ってきたアロンを見上げれば、彼は「どうなんですかね?」と曖昧な答えを寄越してくる。違うの? もしかして今日は兄様に会いに来たのか? 仕事の話とか?
「なにか問題でも?」
怪訝な表情でアロンに問いかけるロニーも、なにもわからないらしい。首を伸ばしてフランシスを探してみるが、「とりあえず、お部屋に戻りましょう」と、アロンに背中を押されてしまう。
「フランシスに挨拶する」
「あとにしましょう」
ぐいぐいと背中を押されたら、どうしようもない。
アロンと共に自室に戻る。レナルドも一緒だ。ロニーは、状況を把握したいのか、ブルース兄様のところへ行ってしまった。
「レナルド見て。喋る犬」
『どうもぉ』
暇になった俺は、レナルドに綿毛ちゃんを紹介して遊んだ。レナルドは、顔を引き攣らせて「すごいですね」と小さく呟いていた。
レナルドには、前にも綿毛ちゃんを見せたことがある。「触っていいよ」と押しやれば、レナルドは遠慮気味に綿毛ちゃんの背中を撫で始める。
「あっちには猫もいるよ。猫は喋らないけどね」
ジャンに猫持ってきてとお願いすれば、彼は急いで猫を捕まえに行く。そうして猫と犬を並べる。綿毛ちゃんは、そろそろと猫から距離をとろうとしてる。なんか、綿毛ちゃんは猫のことが苦手らしい。こんなに可愛いのに。
「それで? なんでフランシスと会ったらダメなの?」
レナルドの隣に屈んで猫を撫でながら、問いかける。アロンと静かに顔を見合わせるレナルド。
口を開いたのは、アロンだった。
「会ったらダメというわけではないんですけど」
「うん?」
「なんか話がややこしくなりそうなので」
「ふーん?」
まったくなにもわからないな。
だが、アロンはそれ以上の説明をするつもりはないらしい。それきり口を閉ざしてしまう。
「アロンとレナルドは友達?」
話題を変えようとふたりを見比べれば、アロンは虚をつかれたように一瞬だけ動きを止めてしまう。そんな変なこと訊いたか?
「そんなんじゃ」
レナルドを見据えながら、アロンは顔の前で手を振ってしまう。友達じゃないの?
対するレナルドも「付き合いが長いだけですよ」と苦笑している。それを友達っていうんじゃないのか?
アロンとレナルドは、廊下ですれ違えば軽く会話しているし、たまにふたりで外出していることも知っている。ふたりで飲んでいることも多い。基本的に他人のことが嫌いなアロンが、唯一親しくしている相手だと思っていたのだが。どうやら、本人たちはそう思っていないらしい。変なの。
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