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13歳
344 犬(sideラッセル)
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「あぁ、そういえば」
オーガス様への挨拶を済ませて、雑談していた時である。いかにもたった今思い出したと言わんばかりの声を上げるが、実のところずっと気になっていたことである。
ちらりと室内に目を走らせて、改めて誰もいないことを確認する。ゼノは外で待機させているし、オーガス様の護衛であるニックも、気を利かせて外に出ている。
「先程、ルイス様にお会いしました」
どう切り出そうか迷いつつ、当たり障りのない言葉を投げてみる。「あぁ、うん」と静かに頷くオーガス様は、ついで「どんな感じだった?」と少し前のめりになる。
「どんな感じ、とは?」
質問の意図を把握できなくて、首を傾げる。「いや、それがさぁ」と苦笑するオーガス様は、困ったように両手を組んでいる。
「反抗期なのかな。無視されるんだよね」
「おや。それは」
先程顔を合わせた際には、いつもと変わらぬ様子であった。いつ会っても元気がよく、それでいて思ったことをポロッと口にしてしまうルイス様が、反抗期か。
「成長の証ですよ」
にこやかに応じて、微笑んでおく。
子供の成長は喜ばしいことだ。オーガス様もそのように思っているのだろう。困ったと口にしながらも、その顔にははにかむような笑みが浮かんでいる。
どうやらルイス様とろくに会話ができないので、私を介してでも様子を知りたいということらしい。
「変わらずお元気なようで」
「本当にね。最近は犬の世話に夢中らしくて。ずっと連れ回しているよ」
犬という言葉に、思わず頬が引き攣りそうになる。確か、ルイス様は白猫を飼っていた。オーガス様に頼まれて、私が探してきた猫である。先程は連れていなかったようだが。
「あの、その。私がヴィアン家の内情に口を挟むのは、おこがましいと自覚しているのですが」
「え? なに?」
一度深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。訊きたくて仕方がないのは、そのペットについてである。
ルイス様が庭を散歩させていた犬。あれはどう見ても人間であった。え、ヴィアン家ってそういうことやるような悪趣味な家だったっけ? と本気で思案した。
だがどれほど考えても答えは出ない。当のルイス様は至って無邪気であった。え、よこしまなことを想像する私の方がおかしいのか? と本気で悩んでしまうくらいには無邪気であった。だが、横にいたゼノが絶句していたので、私の感覚は間違ってはいないだろう。
「ルイス様が飼っているという犬を拝見したのですが」
「可愛いでしょ。銀色の毛並みでさ。あ、ラッセルの髪色と似てるよね」
確かに似ていた。
あちらは髪を結んでいたが、髪色は私と似ていると思う。だが、可愛いという点には少々疑問が。あれはかっこいいとかクールという言葉の似合う男であった。キリッとした顔つきで首輪をはめる男には、恥じらいというものがなかった。だが注目を集めたことが嫌になったのか、勢いよく首輪を地面に叩きつけていた。
「ああいうのをルイス様のそばに置くのはいかがなものかと」
「え!」
目を見開くオーガス様は、けれどもやはり自覚があるのか。すぐに真面目な表情を取り繕うと、「見ちゃった?」と、おずおずと問いかけてくる。
「はい、その。成り行きで」
白状すれば、オーガス様は天井を仰いでしまう。
「まぁ、でもいい子だから。ルイスも気に入っているみたいだし。害はないからさ」
「実害がないとは言い切れないのでは? 教育上よろしくないですよ」
「教育上……?」
ここで初めて、オーガス様が怪訝な顔をした。「あぁ、確かに? 犬がみんな喋ると勘違いしないか心配ではあるけど。でももう十三歳だし。そこら辺はわかってると思うけど」など、ひとり小声で考えるように呟いている。
「そんな過保護にならなくても大丈夫だと思うけど」
「なにも大丈夫ではありませんよ! 正気ですか?」
「そ、そんな言わなくても」
上半身を僅かに逸らして、距離をとってくるオーガス様。いやいや。どう考えても、成人男性に首輪をつけて庭を散歩させるなんて愚行、教育上よろしくないに決まっている。だが、オーガス様がとぼけているのは毎度のことである。この人は、一体何が問題となっているのか正しく理解していない。ここは私が説明しなければ。
普段であれば、こちらの得にならないようなことには積極的に首を突っ込んだりはしないのだが。オーガス様が相手だと、ついつい余計なお節介を焼いてしまう。数年前に、私のことを友と認めてくれて以来、何かと手を貸してしまうのだ。
純粋に、嬉しかったのだ。忖度部隊などと呼ばれ、付き合う人はみな貸し借りだと割り切っている。そうなるように仕向けたのは私自身なのだが、いつ何時も損得勘定が絡む現状に、少しだけ嫌気が差していたのかもしれない。
そんな時、私の行いを、見返りなんて気にせずに、ただただ純粋な好意として受け止めるオーガス様の存在に、思わず笑ってしまった。そこから、オーガス様とはよき友人として接するようになった。これが意外と心地よい。
だからこそ、この件については私が口を出しておかねばならないと思うのだ。友として、間違った行いを放置しておくわけにはいかない。ルイス様には黙っておくようにと言われたが、流石に黙ってはおけない。
「いいですか! たとえご自宅の庭であっても誰の目があるかわからない状況ですよ? そもそも首輪なんて悪趣味にも程があります」
「そ、そうかな?」
「そうですよ!」
「でも猫にもお揃いの首輪してるし」
「猫はいいんですよ、別に」
「……なに? どういうこと? 君って犬が大好きな人だっけ?」
またしてもズレた発言をしてくるオーガス様を見て、顔が引き攣る。詳しく説明しようと口を開くが、何かがおかしいと思ったらしい。「ちょっと待った!」とこちらに手のひらを向けてくるオーガス様は、困惑顔であった。
「え、犬の話だよね? ルイスが飼ってる」
「そうですよ。あれは犬というより人間でしたが」
「は?」
「……ん?」
ん? ともう一度首を捻る。
「え? 人間? なんの話? 綿毛ちゃんのことでしょ? これくらいの大きさの、すごく毛がもふもふしている灰色っぽい犬」
「え?」
これくらいと言いながら、オーガス様は胸の前あたりで丸く円を描くように手を動かす。それはちょうど、犬猫のような大きさである。
頭の中に、ひとつの可能性が浮かんでくる。
「えっと。もしかして本物の犬も飼っていらっしゃるのですか?」
「そうだけど。え、今まで犬の話してたよね?」
えっと、つまりどういうことだ。
要するに、ルイス様は白猫とは別に灰色の犬を飼っているらしい。そうか、犬を。
「……」
え、じゃあさっきの成人男性は誰なんだ。
考えるが、頭がこんがらがって上手く思考できない。思えば、ルイス様はこの件をオーガス様の耳に入れるなと口止めしてきた。ということは、だ。
オーガス様は、ルイス様が件の男に首輪をして庭を散歩させていることを知らないのか?
たらりと、冷や汗が流れる。これはどうするべきなんだ。思わず、周囲に人影が見えないことを確認する。これは直接、オーガス様に訊いてみるしかないだろう。
「あの、オーガス様。今から言うのは私の独り言なのですが」
「僕がいるから独り言ではなくない? てか独り言の申請とかいる?」
からから笑うオーガス様は、まったく察してくれない。相変わらずの鈍さである。こほんと咳払いをして、仕切り直す。
「この件は誰にも口外するなと言われているのですが」
「じゃあ言ったらダメだよ。突然どうしたの。あ、僕に部屋から出て行けってこと?」
「どうしてそうなるんですか」
まったく、ままならない。もういいや。緩く頭を振って、切り替える。
「先程ルイス様にお会いしたのですが。その、銀髪の成人男性に首輪をつけて庭を散歩させていましたよ」
「……」
私の言葉を飲み込むように、ゆっくりと時間をかけて耳を傾けたオーガス様は、やがて「なにそれ!?」と悲痛な声を発して勢いよく立ち上がった。
「なに、どういう、誰? 誰なのそれは!?」
「いえ、ですから。私もそのことを訊きたくて」
「僕も知らないけど?」
青い顔をしたオーガス様。どうやらすれ違いが解消したらしいが、これはこれで問題だろう。オーガス様も把握していないというあの男は何者なのか。
「えっと、それはロニーじゃなくて? でもロニーは髪切ったしな。銀髪でもないか」
私も記憶の限り、あの男に覚えはない。
だがルイス様とは親しげな様子であった。ついさっき知り合ったというような仲ではないだろう。
「……誰なのか、ルイスに訊いてきてくれない?」
「私がですか?」
「だって反抗期で僕とは会話してくれないんだってば」
縋るような目を向けられて、グッと言葉に詰まる。これは引き受けるしかないのか。だがなんといって聞き出せばよいのか。ええい! もうどうにでもなれ!
「お任せください!」
半ばやけくそ気味に答えてから、後悔したのは言うまでもない。
オーガス様への挨拶を済ませて、雑談していた時である。いかにもたった今思い出したと言わんばかりの声を上げるが、実のところずっと気になっていたことである。
ちらりと室内に目を走らせて、改めて誰もいないことを確認する。ゼノは外で待機させているし、オーガス様の護衛であるニックも、気を利かせて外に出ている。
「先程、ルイス様にお会いしました」
どう切り出そうか迷いつつ、当たり障りのない言葉を投げてみる。「あぁ、うん」と静かに頷くオーガス様は、ついで「どんな感じだった?」と少し前のめりになる。
「どんな感じ、とは?」
質問の意図を把握できなくて、首を傾げる。「いや、それがさぁ」と苦笑するオーガス様は、困ったように両手を組んでいる。
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「おや。それは」
先程顔を合わせた際には、いつもと変わらぬ様子であった。いつ会っても元気がよく、それでいて思ったことをポロッと口にしてしまうルイス様が、反抗期か。
「成長の証ですよ」
にこやかに応じて、微笑んでおく。
子供の成長は喜ばしいことだ。オーガス様もそのように思っているのだろう。困ったと口にしながらも、その顔にははにかむような笑みが浮かんでいる。
どうやらルイス様とろくに会話ができないので、私を介してでも様子を知りたいということらしい。
「変わらずお元気なようで」
「本当にね。最近は犬の世話に夢中らしくて。ずっと連れ回しているよ」
犬という言葉に、思わず頬が引き攣りそうになる。確か、ルイス様は白猫を飼っていた。オーガス様に頼まれて、私が探してきた猫である。先程は連れていなかったようだが。
「あの、その。私がヴィアン家の内情に口を挟むのは、おこがましいと自覚しているのですが」
「え? なに?」
一度深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。訊きたくて仕方がないのは、そのペットについてである。
ルイス様が庭を散歩させていた犬。あれはどう見ても人間であった。え、ヴィアン家ってそういうことやるような悪趣味な家だったっけ? と本気で思案した。
だがどれほど考えても答えは出ない。当のルイス様は至って無邪気であった。え、よこしまなことを想像する私の方がおかしいのか? と本気で悩んでしまうくらいには無邪気であった。だが、横にいたゼノが絶句していたので、私の感覚は間違ってはいないだろう。
「ルイス様が飼っているという犬を拝見したのですが」
「可愛いでしょ。銀色の毛並みでさ。あ、ラッセルの髪色と似てるよね」
確かに似ていた。
あちらは髪を結んでいたが、髪色は私と似ていると思う。だが、可愛いという点には少々疑問が。あれはかっこいいとかクールという言葉の似合う男であった。キリッとした顔つきで首輪をはめる男には、恥じらいというものがなかった。だが注目を集めたことが嫌になったのか、勢いよく首輪を地面に叩きつけていた。
「ああいうのをルイス様のそばに置くのはいかがなものかと」
「え!」
目を見開くオーガス様は、けれどもやはり自覚があるのか。すぐに真面目な表情を取り繕うと、「見ちゃった?」と、おずおずと問いかけてくる。
「はい、その。成り行きで」
白状すれば、オーガス様は天井を仰いでしまう。
「まぁ、でもいい子だから。ルイスも気に入っているみたいだし。害はないからさ」
「実害がないとは言い切れないのでは? 教育上よろしくないですよ」
「教育上……?」
ここで初めて、オーガス様が怪訝な顔をした。「あぁ、確かに? 犬がみんな喋ると勘違いしないか心配ではあるけど。でももう十三歳だし。そこら辺はわかってると思うけど」など、ひとり小声で考えるように呟いている。
「そんな過保護にならなくても大丈夫だと思うけど」
「なにも大丈夫ではありませんよ! 正気ですか?」
「そ、そんな言わなくても」
上半身を僅かに逸らして、距離をとってくるオーガス様。いやいや。どう考えても、成人男性に首輪をつけて庭を散歩させるなんて愚行、教育上よろしくないに決まっている。だが、オーガス様がとぼけているのは毎度のことである。この人は、一体何が問題となっているのか正しく理解していない。ここは私が説明しなければ。
普段であれば、こちらの得にならないようなことには積極的に首を突っ込んだりはしないのだが。オーガス様が相手だと、ついつい余計なお節介を焼いてしまう。数年前に、私のことを友と認めてくれて以来、何かと手を貸してしまうのだ。
純粋に、嬉しかったのだ。忖度部隊などと呼ばれ、付き合う人はみな貸し借りだと割り切っている。そうなるように仕向けたのは私自身なのだが、いつ何時も損得勘定が絡む現状に、少しだけ嫌気が差していたのかもしれない。
そんな時、私の行いを、見返りなんて気にせずに、ただただ純粋な好意として受け止めるオーガス様の存在に、思わず笑ってしまった。そこから、オーガス様とはよき友人として接するようになった。これが意外と心地よい。
だからこそ、この件については私が口を出しておかねばならないと思うのだ。友として、間違った行いを放置しておくわけにはいかない。ルイス様には黙っておくようにと言われたが、流石に黙ってはおけない。
「いいですか! たとえご自宅の庭であっても誰の目があるかわからない状況ですよ? そもそも首輪なんて悪趣味にも程があります」
「そ、そうかな?」
「そうですよ!」
「でも猫にもお揃いの首輪してるし」
「猫はいいんですよ、別に」
「……なに? どういうこと? 君って犬が大好きな人だっけ?」
またしてもズレた発言をしてくるオーガス様を見て、顔が引き攣る。詳しく説明しようと口を開くが、何かがおかしいと思ったらしい。「ちょっと待った!」とこちらに手のひらを向けてくるオーガス様は、困惑顔であった。
「え、犬の話だよね? ルイスが飼ってる」
「そうですよ。あれは犬というより人間でしたが」
「は?」
「……ん?」
ん? ともう一度首を捻る。
「え? 人間? なんの話? 綿毛ちゃんのことでしょ? これくらいの大きさの、すごく毛がもふもふしている灰色っぽい犬」
「え?」
これくらいと言いながら、オーガス様は胸の前あたりで丸く円を描くように手を動かす。それはちょうど、犬猫のような大きさである。
頭の中に、ひとつの可能性が浮かんでくる。
「えっと。もしかして本物の犬も飼っていらっしゃるのですか?」
「そうだけど。え、今まで犬の話してたよね?」
えっと、つまりどういうことだ。
要するに、ルイス様は白猫とは別に灰色の犬を飼っているらしい。そうか、犬を。
「……」
え、じゃあさっきの成人男性は誰なんだ。
考えるが、頭がこんがらがって上手く思考できない。思えば、ルイス様はこの件をオーガス様の耳に入れるなと口止めしてきた。ということは、だ。
オーガス様は、ルイス様が件の男に首輪をして庭を散歩させていることを知らないのか?
たらりと、冷や汗が流れる。これはどうするべきなんだ。思わず、周囲に人影が見えないことを確認する。これは直接、オーガス様に訊いてみるしかないだろう。
「あの、オーガス様。今から言うのは私の独り言なのですが」
「僕がいるから独り言ではなくない? てか独り言の申請とかいる?」
からから笑うオーガス様は、まったく察してくれない。相変わらずの鈍さである。こほんと咳払いをして、仕切り直す。
「この件は誰にも口外するなと言われているのですが」
「じゃあ言ったらダメだよ。突然どうしたの。あ、僕に部屋から出て行けってこと?」
「どうしてそうなるんですか」
まったく、ままならない。もういいや。緩く頭を振って、切り替える。
「先程ルイス様にお会いしたのですが。その、銀髪の成人男性に首輪をつけて庭を散歩させていましたよ」
「……」
私の言葉を飲み込むように、ゆっくりと時間をかけて耳を傾けたオーガス様は、やがて「なにそれ!?」と悲痛な声を発して勢いよく立ち上がった。
「なに、どういう、誰? 誰なのそれは!?」
「いえ、ですから。私もそのことを訊きたくて」
「僕も知らないけど?」
青い顔をしたオーガス様。どうやらすれ違いが解消したらしいが、これはこれで問題だろう。オーガス様も把握していないというあの男は何者なのか。
「えっと、それはロニーじゃなくて? でもロニーは髪切ったしな。銀髪でもないか」
私も記憶の限り、あの男に覚えはない。
だがルイス様とは親しげな様子であった。ついさっき知り合ったというような仲ではないだろう。
「……誰なのか、ルイスに訊いてきてくれない?」
「私がですか?」
「だって反抗期で僕とは会話してくれないんだってば」
縋るような目を向けられて、グッと言葉に詰まる。これは引き受けるしかないのか。だがなんといって聞き出せばよいのか。ええい! もうどうにでもなれ!
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半ばやけくそ気味に答えてから、後悔したのは言うまでもない。
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