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34 神殿
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「俺を人間だと認めてくれる人に初めて会った! 君とは友達になりたいくらいだ! いやむしろ友達になってください!」
ありがとう! と騎士さんと握手しようとしたのだが、イアンに邪魔された。
俺は感極まっていた。この世界に来てからというもの。俺はずっと異界の神扱いされてきた。雪音ちゃんと共に、どうにか人間だと認めてもらおうと奮闘していた。それはもう、ものすごく頑張っていた。神扱いを巡って、マルセルと絶交したくらいだし。
その努力が、ようやく報われたような気がした。
「本当にありがとう!」
なんか目頭が熱くなってくる。そうだよ、俺は人間だよ。当たり前の事実をじっくりと噛み締めて、ぐずぐずと泣く俺に、騎士さんがドン引きしている。
「え? なにこれ」
イアンに助けを求める騎士さんは、すっかり毒気を抜かれたらしい。先程までの剣幕はどこへやら。唖然としている彼は、予想外の展開についていけないらしい。
ゆるく首を左右に振ったイアンは、ちょっと目が死んでいた。どうやら俺が、こんな時でも神様だとバレてはいけないルールを遵守していると思っているようだ。
「あー? いやほら。とりあえず落ち着けよ」
イアンを警戒しつつも、ハンカチを差し出してくれた騎士さんは、頭がこんがらがっているらしい。
さっとハンカチを横から奪ったイアンは、それを容赦なく投げ捨てると自身の懐から取り出したハンカチを、俺に差し出した。ありがたく受け取って、涙を拭う。
「俺は! なんで人間なのに、神様とかわけわからんことになっているのか。これも全部マルセルのせいだ」
「お、おう」
「マルセルはあれだ。神様が好きなだけであって、人間である俺には用がないんだ。くそ! あの腹黒王子めっ」
「なんか、よくわからんが苦労してんだな?」
ついには同情の目を向けてくる騎士さんは、居心地悪そうに身を捩っている。誘拐なんてしなければよかったと、心底後悔していそうであった。
イアンに剣を突きつけられて無抵抗な騎士さんは、名前をカーソンというらしい。
話を聞く限り、イアンの先輩騎士のようだ。後輩にフルボッコにされて可哀想に。
いまだに警戒を緩めないイアンは、俺にカーソンから距離を取るよう指示してくる。イアンを怒らせるととんでもないことになるのは、先程この目でしっかり確認した。言われた通りに、カーソンから離れて息を整える。
久しぶりに泣いて、なんだか気持ちがスッキリした。雪音ちゃんは親身になってこちらの相談に乗ってくれるが、どうしても年下の女の子という事実が頭から拭えない。あまりみっともない姿を見せられないと、ちょっとだけではあるが遠慮してしまう。その点、カーソンはほぼほぼ初対面の誘拐犯である。俺より年上っぽいし、今更遠慮なんていらないだろう。イアンも俺のお世話係だし、彼らの前で格好つける必要はなかった。
その安心感からか、ずっと溜まっていた不安が湧き上がってくる。流石に女子高校生かつ俺のファンである雪音ちゃんの前でガチ泣きはできない。
次から次に溢れてくる涙を拭いながら、マルセルへの不満をぶちまける。
「あのクソ王子め。ほんと意味わからん。なにが異界の神だ。俺の話全然信じてくれないし」
「殿下は、あんたのこと神だと信じて疑っていないようだが?」
「だから俺は神じゃないっての! 人間なの! マジで普通の人間なのにさ」
「お、おう」
そもそも俺がいつ神様っぽいことしたよ。カミ様ていうのは単なるあだ名だ。芸能活動する上での呼び名にすぎない。
「普通の人間と神の区別もつかねぇのか!」
思わず声を大きくすれば、カーソンとイアンが静かに顔を見合わせる。戸惑いを隠しもしない彼らであったが、やがてカーソンがおずおずと顔を上げた。
「なぁ、あんた」
ぐすぐすと鼻を啜って、顔を上げれば、真剣な目をしたカーソンがいた。
「もしかして、本当に人間なのか?」
「だからそう言ってるだろう。カーソンだって俺のこと人間だと思ったからこんなことしてるんだろ」
「そりゃそうだが」
気まずそうに肩をすくめたカーソンは、「確かめてみるか?」と意味深なセリフを吐く。
「確かめるって、なにを?」
きょとんとすれば、カーソンが「ここは神殿だ」と突然白状し始める。
聖女召喚の儀にも関わった神官たちが、普段働いている場所だ。この国の魔法やらなにやらといったものに関することを一手に引き受けている場所らしい。
雪音ちゃんも、仕事として何度も足を運んでいるそうだ。ということは、俺が居た別館から割と近い場所である。
しかし、神殿は神官たちの領域であり、たとえマルセル殿下であってもそう簡単に干渉できる空間ではないそうだ。なるほど。監禁場所にしては、これ以上に好都合な場所はない。
「神官たちの間でも、あんたを異界の神として認める者と、そうでない者とにわかれている」
そりゃそうだろう。彼らが仕えているのは、この世界の神様だ。突然やってきた異界からの神を名乗る俺を、そう簡単に受け入れてくれない者がいても不思議ではない。
「しかし、マルセル殿下があんたを神として扱っている以上、いくら神官といえども、簡単にはあんたに手出しできない状況だった」
神官たちは、何度もマルセルに俺が本当に神様なのか確かめるべきだと進言した。だが、俺を疑うとは何事かとマルセルが突っぱねた。それゆえに、誘拐なんていう手荒な手段に走ったそうだ。
なんだそれ、全部マルセルのせいじゃねぇか。ふざけやがって。
というより、神かどうか確かめる方法があるのか?
「あ、いや。確実ではねぇ。なんせあんたは異世界の存在だ。しかし神ってのは、人間とは異なる聖なる力を持つものだ。あんたが人間にはない力を持っているか確かめるくらいしかできないが、異界の力を正しく判別できる保証もない」
だから気休め程度にしか判別できないとカーソンは言うが、それでも俺にとっては朗報であった。
これで俺には、摩訶不思議な力が一切ないと判明すれば、神様ではないとの証明になるかもしれない。一歩前進するような気がする。
確かめてみたいと申し出れば、イアンが眉を寄せる。どうやら、カーソンたちのことをまだ疑っているらしい。けれども、俺が少なくともこの世界において神様なのか人間なのかを判別できるというのならば、やってみたい。
このまま神様扱いされたままは、ごめんだ。
ありがとう! と騎士さんと握手しようとしたのだが、イアンに邪魔された。
俺は感極まっていた。この世界に来てからというもの。俺はずっと異界の神扱いされてきた。雪音ちゃんと共に、どうにか人間だと認めてもらおうと奮闘していた。それはもう、ものすごく頑張っていた。神扱いを巡って、マルセルと絶交したくらいだし。
その努力が、ようやく報われたような気がした。
「本当にありがとう!」
なんか目頭が熱くなってくる。そうだよ、俺は人間だよ。当たり前の事実をじっくりと噛み締めて、ぐずぐずと泣く俺に、騎士さんがドン引きしている。
「え? なにこれ」
イアンに助けを求める騎士さんは、すっかり毒気を抜かれたらしい。先程までの剣幕はどこへやら。唖然としている彼は、予想外の展開についていけないらしい。
ゆるく首を左右に振ったイアンは、ちょっと目が死んでいた。どうやら俺が、こんな時でも神様だとバレてはいけないルールを遵守していると思っているようだ。
「あー? いやほら。とりあえず落ち着けよ」
イアンを警戒しつつも、ハンカチを差し出してくれた騎士さんは、頭がこんがらがっているらしい。
さっとハンカチを横から奪ったイアンは、それを容赦なく投げ捨てると自身の懐から取り出したハンカチを、俺に差し出した。ありがたく受け取って、涙を拭う。
「俺は! なんで人間なのに、神様とかわけわからんことになっているのか。これも全部マルセルのせいだ」
「お、おう」
「マルセルはあれだ。神様が好きなだけであって、人間である俺には用がないんだ。くそ! あの腹黒王子めっ」
「なんか、よくわからんが苦労してんだな?」
ついには同情の目を向けてくる騎士さんは、居心地悪そうに身を捩っている。誘拐なんてしなければよかったと、心底後悔していそうであった。
イアンに剣を突きつけられて無抵抗な騎士さんは、名前をカーソンというらしい。
話を聞く限り、イアンの先輩騎士のようだ。後輩にフルボッコにされて可哀想に。
いまだに警戒を緩めないイアンは、俺にカーソンから距離を取るよう指示してくる。イアンを怒らせるととんでもないことになるのは、先程この目でしっかり確認した。言われた通りに、カーソンから離れて息を整える。
久しぶりに泣いて、なんだか気持ちがスッキリした。雪音ちゃんは親身になってこちらの相談に乗ってくれるが、どうしても年下の女の子という事実が頭から拭えない。あまりみっともない姿を見せられないと、ちょっとだけではあるが遠慮してしまう。その点、カーソンはほぼほぼ初対面の誘拐犯である。俺より年上っぽいし、今更遠慮なんていらないだろう。イアンも俺のお世話係だし、彼らの前で格好つける必要はなかった。
その安心感からか、ずっと溜まっていた不安が湧き上がってくる。流石に女子高校生かつ俺のファンである雪音ちゃんの前でガチ泣きはできない。
次から次に溢れてくる涙を拭いながら、マルセルへの不満をぶちまける。
「あのクソ王子め。ほんと意味わからん。なにが異界の神だ。俺の話全然信じてくれないし」
「殿下は、あんたのこと神だと信じて疑っていないようだが?」
「だから俺は神じゃないっての! 人間なの! マジで普通の人間なのにさ」
「お、おう」
そもそも俺がいつ神様っぽいことしたよ。カミ様ていうのは単なるあだ名だ。芸能活動する上での呼び名にすぎない。
「普通の人間と神の区別もつかねぇのか!」
思わず声を大きくすれば、カーソンとイアンが静かに顔を見合わせる。戸惑いを隠しもしない彼らであったが、やがてカーソンがおずおずと顔を上げた。
「なぁ、あんた」
ぐすぐすと鼻を啜って、顔を上げれば、真剣な目をしたカーソンがいた。
「もしかして、本当に人間なのか?」
「だからそう言ってるだろう。カーソンだって俺のこと人間だと思ったからこんなことしてるんだろ」
「そりゃそうだが」
気まずそうに肩をすくめたカーソンは、「確かめてみるか?」と意味深なセリフを吐く。
「確かめるって、なにを?」
きょとんとすれば、カーソンが「ここは神殿だ」と突然白状し始める。
聖女召喚の儀にも関わった神官たちが、普段働いている場所だ。この国の魔法やらなにやらといったものに関することを一手に引き受けている場所らしい。
雪音ちゃんも、仕事として何度も足を運んでいるそうだ。ということは、俺が居た別館から割と近い場所である。
しかし、神殿は神官たちの領域であり、たとえマルセル殿下であってもそう簡単に干渉できる空間ではないそうだ。なるほど。監禁場所にしては、これ以上に好都合な場所はない。
「神官たちの間でも、あんたを異界の神として認める者と、そうでない者とにわかれている」
そりゃそうだろう。彼らが仕えているのは、この世界の神様だ。突然やってきた異界からの神を名乗る俺を、そう簡単に受け入れてくれない者がいても不思議ではない。
「しかし、マルセル殿下があんたを神として扱っている以上、いくら神官といえども、簡単にはあんたに手出しできない状況だった」
神官たちは、何度もマルセルに俺が本当に神様なのか確かめるべきだと進言した。だが、俺を疑うとは何事かとマルセルが突っぱねた。それゆえに、誘拐なんていう手荒な手段に走ったそうだ。
なんだそれ、全部マルセルのせいじゃねぇか。ふざけやがって。
というより、神かどうか確かめる方法があるのか?
「あ、いや。確実ではねぇ。なんせあんたは異世界の存在だ。しかし神ってのは、人間とは異なる聖なる力を持つものだ。あんたが人間にはない力を持っているか確かめるくらいしかできないが、異界の力を正しく判別できる保証もない」
だから気休め程度にしか判別できないとカーソンは言うが、それでも俺にとっては朗報であった。
これで俺には、摩訶不思議な力が一切ないと判明すれば、神様ではないとの証明になるかもしれない。一歩前進するような気がする。
確かめてみたいと申し出れば、イアンが眉を寄せる。どうやら、カーソンたちのことをまだ疑っているらしい。けれども、俺が少なくともこの世界において神様なのか人間なのかを判別できるというのならば、やってみたい。
このまま神様扱いされたままは、ごめんだ。
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