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22 気まずい状況
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「……ミナト様」
「なんだい、イアン」
珍しく言葉に詰まるイアンは、姿勢正しく突っ立っている。普段から俺のお世話係に徹して、あまり俺の行動に積極的に関与してこないイアンであるが、ここ最近はずっとなにか言いたげに視線を向けてくる。
マルセルとの面会を拒否してから早数日。
俺は部屋に引きこもっていた。つい数日前までは、外に出たいと騒いでいた俺である。自分でも心変わりのはやさに驚いている。
今は外に出るのが億劫だ。なんかうっかりマルセルと鉢合わせたら立ち直れない気がする。最初の頃はちょっと会いたくないな、くらいの軽い気持ちで面会拒否したのであるが、不思議なことに今ではマジで会いたくない。
なんというか、今更顔を合わせるのが気まずい。
こっちから拒否した手前、ちょっと会うのが怖かったりする。優しいマルセルではあるが、その本心は読めない。俺に対してキレていたらどうしよう。てか普通にブチ切れてそう。だって一方的に会いたくないと主張しているのである。いい加減にしろと、マルセルが怒鳴り込んで来てもおかしくはない頃合いである。
「……マルセルは? 怒ってる?」
「……」
なんか言えよ。え? 言えないくらいにキレてんの? もう終わりじゃん。
顔を覆って天を仰ぐ。ぶっちゃけ引きこもり生活にも飽きてきた。本音を言えば外に出たい。出たいのだが、マルセルにキレられるのが怖い。このふたつの気持ちの間で、ずっと揺れ動いていた。
「殿下は、ミナト様のことを大変心配しておられます」
「そうか」
それは果たして純粋な心配なのか。俺が出てきたところをとっ捕まえるつもりなのか。
マルセルが俺のことなんてすっかり忘れていればいいのに。だが願いに反して、彼は毎日のようにやって来る。その度にイアンが毅然と追い返している。その際のやり取りが扉越しに漏れ聞こえるのだが、なんだかマルセルは怒っているような気がする。最近、語気が荒いもん。
イアンの優秀さゆえに、マルセルはマジで一歩も部屋に入ってこない。ありがたいような、ありがたくないような。
「しかしミナト様。いつまでもお部屋に篭っていてはお体に障ります。少し散歩でも」
「マルセルと鉢合わせたらどうする」
正直外には出たいよ? でもマルセルに会うのは怖過ぎる。するとイアンは、耳寄り情報を持ってきたらしい。
「本日、マルセル殿下は公務のため外出しております。庭に出るならば、今がチャンスかと」
「……それは本当か?」
「はい」
すたっと、素早く立ち上がる。すかさずイアンが上着を持ってくる。マルセルが居ないのであれば、遠慮する必要はない。ここ数日、マルセルに怯えるあまり、雪音ちゃんともあまり会えていなかった。
意気揚々と廊下に出た俺は、真っ直ぐに雪音ちゃんの部屋へと向かった。
※※※
「なんでそんな変な拗らせ方をしたんですか?」
「俺に訊かれても」
「拗らせたのはカミ様でしょ?」
そうなんだけどさ。
俺を快く出迎えてくれた雪音ちゃんは、早速俺を責めてくる。
「マルセル殿下と仲良くなるって言ってたじゃないですか。それがなんでこうなるんですか?」
「だって、マルセルが怒ってたらどうするよ」
初めの面会拒否だって、ちょっとした仕返しのつもりだったのだ。いやまぁ、なんか精神的にマルセルの顔を見たくなかったってのも大きいけど。とにかく、その場限りの予定だったのだ。
だが、俺の心は想像以上にざわざわしていた。
ふとした瞬間に、先日のマルセルの様子が思い浮かぶのだ。俺の頬に優しく触れたあの手付きに、甲に落とされたキスと、その後の甘い微笑み。
なんかそれらを思い出しては、わーって気持ちになるのだ。なんかマルセルの顔を直視できない気がする。そんなこんなでもうちょっと、もうちょっと、と会うのをずるずる先延ばしにしていたところ、なんかもうついに罪悪感で会えなくなった。
「マルセルがキレてたらどうしよう」
マルセルは王子様だ。きらきらしてて優しい笑顔しか思い浮かばない。ちょっと不機嫌になることもあるけどさ。マルセルが怒鳴っている姿なんて想像できない。
そんな王子様が、面会拒否した俺相手にブチ切れていたらどうしよう。怒鳴られたら、俺はもう立ち直れないよ。
ということを雪音ちゃんに吐露したところ、なんとも微妙な顔をされた。
「それって、優しいマルセル殿下を怒らせるのが怖いってことですか」
「うん、まぁそういうことかな」
ソファーにもたれて、頷いておく。たぶんそういうことだ。
「なぜ?」
なぜって何? ぱちぱちと目を瞬いていると、雪音ちゃんが「別に怒られても良くないですか?」ととんでもないことを言う。
「よくないよ?」
「だってカミ様。メンバーによくキレられてたじゃないですか。怒られ慣れてないってわけじゃないでしょ」
「そう、だけど」
そういや、なんか事あるごとに怒られてたな。色んな人に。
俺を差し置いてメンバーのまとめ役をかって出ていた隼人なんて酷かった。俺がなにか主張する度に「なぜ?」とか「それで?」とか冷たい声で迫ってくる嫌な奴だった。他のメンバーもしょっちゅうキレてきたし、あとはマネージャーにも滅茶苦茶怒られてた。
「なんでマルセル殿下には怒られたくないんですか?」
「怒られたくないというか」
正確には怒っているマルセルを見たくないというか。俺の中の優しい王子様像が崩れ去るのが嫌なのかもしれない。
「ちょっと顔をあわせて久しぶりとかなんとか言っておけばいいじゃないですか。なにをそんなに身構える必要が?」
無遠慮に問いただしてくる雪音ちゃんに、俺の心はズタズタとなる。そうだよね。そうなんだよね。そうなんだけどさ。
「マルセルに嫌われてたら、ちょっとショックかも」
そうだよ。要するにそういうことだよ。あの優しい笑顔から一転。嫌悪の表情とか向けられたら、なんかもう立ち直れない気がする。
「……それって、やっぱりマルセル殿下のことが好きってことでは?」
「うーん?」
それは違うと思うな。
「なんだい、イアン」
珍しく言葉に詰まるイアンは、姿勢正しく突っ立っている。普段から俺のお世話係に徹して、あまり俺の行動に積極的に関与してこないイアンであるが、ここ最近はずっとなにか言いたげに視線を向けてくる。
マルセルとの面会を拒否してから早数日。
俺は部屋に引きこもっていた。つい数日前までは、外に出たいと騒いでいた俺である。自分でも心変わりのはやさに驚いている。
今は外に出るのが億劫だ。なんかうっかりマルセルと鉢合わせたら立ち直れない気がする。最初の頃はちょっと会いたくないな、くらいの軽い気持ちで面会拒否したのであるが、不思議なことに今ではマジで会いたくない。
なんというか、今更顔を合わせるのが気まずい。
こっちから拒否した手前、ちょっと会うのが怖かったりする。優しいマルセルではあるが、その本心は読めない。俺に対してキレていたらどうしよう。てか普通にブチ切れてそう。だって一方的に会いたくないと主張しているのである。いい加減にしろと、マルセルが怒鳴り込んで来てもおかしくはない頃合いである。
「……マルセルは? 怒ってる?」
「……」
なんか言えよ。え? 言えないくらいにキレてんの? もう終わりじゃん。
顔を覆って天を仰ぐ。ぶっちゃけ引きこもり生活にも飽きてきた。本音を言えば外に出たい。出たいのだが、マルセルにキレられるのが怖い。このふたつの気持ちの間で、ずっと揺れ動いていた。
「殿下は、ミナト様のことを大変心配しておられます」
「そうか」
それは果たして純粋な心配なのか。俺が出てきたところをとっ捕まえるつもりなのか。
マルセルが俺のことなんてすっかり忘れていればいいのに。だが願いに反して、彼は毎日のようにやって来る。その度にイアンが毅然と追い返している。その際のやり取りが扉越しに漏れ聞こえるのだが、なんだかマルセルは怒っているような気がする。最近、語気が荒いもん。
イアンの優秀さゆえに、マルセルはマジで一歩も部屋に入ってこない。ありがたいような、ありがたくないような。
「しかしミナト様。いつまでもお部屋に篭っていてはお体に障ります。少し散歩でも」
「マルセルと鉢合わせたらどうする」
正直外には出たいよ? でもマルセルに会うのは怖過ぎる。するとイアンは、耳寄り情報を持ってきたらしい。
「本日、マルセル殿下は公務のため外出しております。庭に出るならば、今がチャンスかと」
「……それは本当か?」
「はい」
すたっと、素早く立ち上がる。すかさずイアンが上着を持ってくる。マルセルが居ないのであれば、遠慮する必要はない。ここ数日、マルセルに怯えるあまり、雪音ちゃんともあまり会えていなかった。
意気揚々と廊下に出た俺は、真っ直ぐに雪音ちゃんの部屋へと向かった。
※※※
「なんでそんな変な拗らせ方をしたんですか?」
「俺に訊かれても」
「拗らせたのはカミ様でしょ?」
そうなんだけどさ。
俺を快く出迎えてくれた雪音ちゃんは、早速俺を責めてくる。
「マルセル殿下と仲良くなるって言ってたじゃないですか。それがなんでこうなるんですか?」
「だって、マルセルが怒ってたらどうするよ」
初めの面会拒否だって、ちょっとした仕返しのつもりだったのだ。いやまぁ、なんか精神的にマルセルの顔を見たくなかったってのも大きいけど。とにかく、その場限りの予定だったのだ。
だが、俺の心は想像以上にざわざわしていた。
ふとした瞬間に、先日のマルセルの様子が思い浮かぶのだ。俺の頬に優しく触れたあの手付きに、甲に落とされたキスと、その後の甘い微笑み。
なんかそれらを思い出しては、わーって気持ちになるのだ。なんかマルセルの顔を直視できない気がする。そんなこんなでもうちょっと、もうちょっと、と会うのをずるずる先延ばしにしていたところ、なんかもうついに罪悪感で会えなくなった。
「マルセルがキレてたらどうしよう」
マルセルは王子様だ。きらきらしてて優しい笑顔しか思い浮かばない。ちょっと不機嫌になることもあるけどさ。マルセルが怒鳴っている姿なんて想像できない。
そんな王子様が、面会拒否した俺相手にブチ切れていたらどうしよう。怒鳴られたら、俺はもう立ち直れないよ。
ということを雪音ちゃんに吐露したところ、なんとも微妙な顔をされた。
「それって、優しいマルセル殿下を怒らせるのが怖いってことですか」
「うん、まぁそういうことかな」
ソファーにもたれて、頷いておく。たぶんそういうことだ。
「なぜ?」
なぜって何? ぱちぱちと目を瞬いていると、雪音ちゃんが「別に怒られても良くないですか?」ととんでもないことを言う。
「よくないよ?」
「だってカミ様。メンバーによくキレられてたじゃないですか。怒られ慣れてないってわけじゃないでしょ」
「そう、だけど」
そういや、なんか事あるごとに怒られてたな。色んな人に。
俺を差し置いてメンバーのまとめ役をかって出ていた隼人なんて酷かった。俺がなにか主張する度に「なぜ?」とか「それで?」とか冷たい声で迫ってくる嫌な奴だった。他のメンバーもしょっちゅうキレてきたし、あとはマネージャーにも滅茶苦茶怒られてた。
「なんでマルセル殿下には怒られたくないんですか?」
「怒られたくないというか」
正確には怒っているマルセルを見たくないというか。俺の中の優しい王子様像が崩れ去るのが嫌なのかもしれない。
「ちょっと顔をあわせて久しぶりとかなんとか言っておけばいいじゃないですか。なにをそんなに身構える必要が?」
無遠慮に問いただしてくる雪音ちゃんに、俺の心はズタズタとなる。そうだよね。そうなんだよね。そうなんだけどさ。
「マルセルに嫌われてたら、ちょっとショックかも」
そうだよ。要するにそういうことだよ。あの優しい笑顔から一転。嫌悪の表情とか向けられたら、なんかもう立ち直れない気がする。
「……それって、やっぱりマルセル殿下のことが好きってことでは?」
「うーん?」
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