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第2章 国立キャルメット学院の悲劇

最後のオーガ

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 構えられた短剣がモモリッタに向かった。傍から見れば、一瞬のことだろう。だが、モモリッタは刃がスローモーションで近づいてきているように思えた。
 自分が魔物化し、動体視力が上がっているのかもしれない。しかし、それ以上に死が近づいているのが怖かった。
 覚悟出来たとは言え、近づく死に対する恐怖が消えた訳では無い。

 目を開けて見ていても怖いだけ。そう思い、モモリッタは瞳を伏せた。

「死ぬにはまだ早いだろ」

 目を伏せたモモリッタは、その声に驚き目を見開いた。
 刃はモモリッタの喉元にまで届いており、あと数ミリで刺さっていただろう。
 その刃を手で掴み、モモリッタに届かないように防いだのは、先程まで倒れていたコータだった。

「ナんデッ……コータくンガ?」

「コータさん、早いとはどういうことですか?」

 驚きを隠せないルーストは、手のひらから血を流すコータに訊く。
 刃にコータの血が流れ、銀色の刀身が真っ赤に染まっていく。

「そのままの意味だ」

 コータは刃から手を離す。

「ルーストさん、とりあえず剣をしまって欲しい」

「し、しかし……」

「大丈夫。モモリッタは魔物になんてならない」

 そう言い切られては、ルーストもモモリッタを殺すことは出来ない。押し切って殺したとしても、この先困ることの方が多いだろう。

「分かりました。ですが、最悪の場合は」

「分かってますよ。最悪、モモリッタがオーガになったら、俺が殺す」

 コータはモモリッタを一瞥し、ルーストに向く。

「分かりました」

 全てを納得した様子ではない、しかし、ルーストは短剣を空間魔法の中におしやった。
 チャンスをくれるようだ。
 コータはモモリッタに向き直り、小さく微笑む。手からはまだ血が流れている。痛いに決まっている。それなのに、コータは痛がる素振りを見せることなくモモリッタに歩み寄る。

「どうしてこんなことになったか分かるか?」

「……」

 コータの質問に、モモリッタは口を開くことなく首を横に振って答える。

「そうか」

 コータは怪我をしていない方の手を顎に当て、一体何が原因で、このような事態になったかを考える。だが、それがコータに分かるわけがなかった。
 オーガになる現況を作ったイグニティとインタルは、コータに接触をしていない。そして、接触した者は皆がオーガに姿を変え、モモリッタ以外は息を引き取っている。

「何か要因があるはずなんだ。それがどこにあるのか――」

「術者がいるってことはないの?」

 コータの呟きにマレアが反応した。

「術者か」

「可能性があるならばインタル先生ね」

「インタル先生?」

「だって、インタル先生オーガだったでしょ?」

「そうなのか!?」

「嘘っ!? 覚えてないの?」

「いや、えっと。何かと戦ったってのは、断片的に分かるんだけど……」

 人間ではない、何かと戦った記憶はあった。だが、それはあまりに曖昧で、朧気で、記憶があるとは言い難いものだった。
 まるで濃霧で覆われているように、記憶が霞んでいる。

「じゃあ、あの凄い魔法も?」

「凄い魔法って一体何のことだよ」

 コータは焦ったように訊いた。自分でしたことが思い出せない。それほど怖いことはない。

「周り見ておかしいとは思わない?」

 マレアの呆れたような物の言い方に、一瞬ムッとしながら、コータは周囲に目をくばった。
 抉れた大地があちらこちらに見受けられる。

「これ……俺が?」

「そうよ」

 驚きのあまり、コータは言葉を失った。
 自分にこのような力があるとは思っていなかった。コータは自分の手のひらに視線を落とす。

 ――この手で、俺が……。

 思い出そうと、記憶を巡る。だが、記憶に靄がかかり思い返せない。はっきりと思い返せるのは、森でオーガと戦い、敗れたところだけ。
 そこからどのようにして、ここまで来たのかさえもわからない。

「分かんない。でも、今はモモリッタだ」

 コータは頭を振り、モモリッタのために脳を回転させる。
 ――術者がいるならば、どこに?

「術者の可能性は低い」

 言葉を発したのはククッスだ。呼吸が荒くなり、辛そうにしているモモリッタに視線をくれながら、ククッスはぽつりと呟く。

「仮に術者がいたとするならば、可能性があるならばコータが倒したオーガか、インタル先生だ」

「そうね」

 マレアの頷きに、一瞥をくれ、ククッスは続ける。

「術者が死んだならば、基本的には術は解除される」

「でも、インタル先生は死んでないですよね」

「あぁ」

 マレアの質問に短く返事をし、ククッスは柄に手を置く。

「死んではいないが、あそこまで追い詰められた状態になり、術が保てるかどうか、だ。並の魔法ならば消滅する。いくら魔物だと言っても、あの様子だと術をかけているとは思えない」

「それならば、外的要因ってこと?」
 
 ククッスの持論を聞き終え、サーニャが確認を取るように訊く。ククッスはそれに、静かに頷く。

 その瞬間――
 ブチッ。という皮膚が破れるような音が鳴った。大きくはない音だったが、コータたちの耳にはやたらと大きく感じられた。
 同時に獣の咆哮があがる。

「モモリッタ!!」

 コータは焦りの滲む声で名前を呼ぶ。だが、それに答える声は返ってこない。

「蹂躙スル」

 代わりにドスの効いた魔物の声が鼓膜を振動させた。

「最悪だ……」

 俺が殺す――

 そう言ったのはコータだ。サーニャ、ルーストだけでなく、マレアとククッスからも視線が集まる。
 モモリッタは姿を魔物、オーガに変え、コータたちに襲いかかろうとしている。
 やるしかなかった。コータは下唇をきゅっと噛み締め、月の宝刀を抜く。

「モモリッタ……」

 弱々しく名前をこぼす。だが、モモリッタはそれに返事をすることは無い。
 コータは涙で視界が歪むのに気がついた。
 大きく呼吸を一つしてから、地を蹴る。

 刃がモモリッタの肩口に降ろされる。モモリッタはそれを間一髪で避け、筋肉の増大した腕でコータを一薙する。
 その攻撃がコータに触れることはなかったが、巻き起こった風により少し後退させられる。

「頼む!! 正気に戻ってくれ!」

 願いを込めて、コータは叫ぶ。だが、そんなことで戻るわけもなく、モモリッタは未だに目を覚ましていないリゼッタの元へと向かっていた。

「ッ!! やめろ!」

 叫び、コータは一気にモモリッタとの距離を詰める。モモリッタはその大きな体に似合わない俊敏な動きで、コータの間合いから逃れ、蹴りを繰り出す。
 それを腹部に喰らったコータは、くの字に折れてその場に倒れ込む。

「消エロ 氷ノ槍"アイスランス"」

 コータを見下ろしながら、モモリッタは言葉を告げた。瞬間、彼女の手に氷で造られた槍が出現する。鋭利な先をコータに向け、何の躊躇いもなく振り下ろす。
 コータはそれを勢いよく左側へ転がることで回避する。

「小癪ナ」

 そう呟き、モモリッタは大地に刺さった槍を抜く。そしてそのまま、槍をコータに向かって投げつけた。
 体勢の整っていないコータは、対応に遅れる。そして、もう何回転かし、どうにか直撃を避ける。だが、槍は衣服と大地を貫いた。

「くッ!」

 寝転がった状態で、身動きが取れなくなったコータ。
 それを確認するや、モモリッタはリゼッタの元へと向かう。

「やめろ!!」

 幾ら叫んでも止まることはない。モモリッタはリゼッタの元へとたどり着くと、頭を掴み自分の前まで持ち上げる。

 その状況に危機を覚えたのだろう。ククッスが抜刀し、モモリッタに斬り掛かる。だが、モモリッタはそれすらも避けきり、回し蹴りを決める。
 それが腹部にクリーンヒットし、ククッスは立ち上がることすら出来なくなる。その間にもモモリッタは、リゼッタの頭を潰さんとばかりに力を加える。ミシミシ、と頭蓋骨が軋む音が耳朶を打つ。

「うおぉぉぉぉぉ」

 ありったけの力を込め、コータは体を捻った。服がビリビリ、と音を立てて破ける。だが、コータは地面に張り付け状態から抜け出すことが出来た。

 ――ぼとっ。

 しかし、その瞬間。その音だけがやけに大きく耳に入ってきた。
 恐怖が襲いかかり、コータの全身は震え出した。そして、ゆっくりと音のした方を見る。

 コータは息を呑んだ。言葉は生まれず、動くことすらできなかった。
 モモリッタの足元、そこにリゼッタが落ちていたのだ。
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