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加来ルート(主に加来目線と秋良目線。)
あの日から...
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俺は...次の日、病院のベッドで目を覚ました...お腹には、鋭い痛みが...。
思い出した...俺は、昨日鈴斗さんにお腹を刺されて...それで...意識をなくしたんだ...あっ!...鈴斗さん...まずい...あの、虐待女の元に帰ってしまったんだ...どうしよう...このままじゃ...鈴斗さんが...!!...こうしちゃいられない...早く鈴斗さんを、助けに行かなくちゃ...。
そう思い、俺はベッドから起き上がろうと体を動かした瞬間...
「...おい!秋良!?...良かった...目を覚ましたんだな...。おい!!そんな事よりも...昨日...何があった...!??秋良が腹を刺されて血だらけで道路に倒れてるって聞いて...。」
と言って話しかけてきたのは、心配そうな顔をした阿久津さんだった...。
俺は、阿久津さんに
「...実は...。」
と言ってこれまであった出来事を事細かに話した。
全て話終えると阿久津さんは、ため息をつくと
「...はぁ...加来さんは...実はな、他の奴らも薄々加来さんが複雑な過去を抱えているのは、気づいていたんだ...虎太郎が、加来さんと一緒にお風呂に入った時に、体中に沢山の切り傷の跡があって...どうしたのか聞いたら、うーん、昔ちょっとね...(笑)と言ってうまく誤魔化されたって言ってた...。しかも...年中長袖で生活しているし...って事で、みんな色々疑問に思っていたんだ...それが、加来さんの元婚約者の狂人女のせいとは...。」
と言って頭を抱えている阿久津さんに俺は
「...阿久津さん...どうしましょう...!?でも、このままじゃ...鈴斗さんが...。」
と言って阿久津さんを見たら阿久津さんは、ニヤッと笑い
「...なぁ、秋良。...俺とキスしろ!!」
と言って俺を見つめてきた。
俺は、びっくりして
「...へ???......キス???...ちょ...キス!???...は!??何言ってんの??...えっ...なんで!??」
と言って俺は、お腹の痛みも忘れて阿久津さんと気づけば2メートルも距離をとっていた。
そんな俺の様子に阿久津さんは
「...おい...怪我人とは思えないような俊敏(しゅんびん)な動きだな...(笑)というよりもお前、警戒しすぎ...。だからな??...俺とお前が恋人同士のフリをした写真を加来さんの携帯に送れば、否が応でも帰ってくる!!」
と言ってニヤニヤと笑っている阿久津さんに俺は
「...いやいやいや、鈴斗さんにとって、俺と阿久津さんが恋仲になっても...誰得??って所じゃないですか???」
と言って顔の前で手をブンブンと振って盛大に否定した。
そんな俺に阿久津さんは
「...秋良って鈍感なのな...。まぁ、ものは試し!!よし、じゃあ、それっぽい写真撮るからさっさとこっち来い!」
と言って呼ぶから俺は、さらに距離をとった。
阿久津さんはそんな俺に
「...おい、秋良??...流石に俺も傷付くから...。(泣)キスは、本当にはしない...角度を利用してしている風に見せるだけ!!...な??」
と言った阿久津さんを、信用することが出来ず俺は
「...何かしたら...クッキー奢ってくださいね???」
と言って渋々阿久津に近づいた。
そんな秋良に阿久津は内心
「...いや、代償にクッキーって...安すぎだろ...!(笑)...秋良ってこの辺面白いよな...(笑)」
と言って苦笑していたとは、全く知らない秋良なのであった。
思い出した...俺は、昨日鈴斗さんにお腹を刺されて...それで...意識をなくしたんだ...あっ!...鈴斗さん...まずい...あの、虐待女の元に帰ってしまったんだ...どうしよう...このままじゃ...鈴斗さんが...!!...こうしちゃいられない...早く鈴斗さんを、助けに行かなくちゃ...。
そう思い、俺はベッドから起き上がろうと体を動かした瞬間...
「...おい!秋良!?...良かった...目を覚ましたんだな...。おい!!そんな事よりも...昨日...何があった...!??秋良が腹を刺されて血だらけで道路に倒れてるって聞いて...。」
と言って話しかけてきたのは、心配そうな顔をした阿久津さんだった...。
俺は、阿久津さんに
「...実は...。」
と言ってこれまであった出来事を事細かに話した。
全て話終えると阿久津さんは、ため息をつくと
「...はぁ...加来さんは...実はな、他の奴らも薄々加来さんが複雑な過去を抱えているのは、気づいていたんだ...虎太郎が、加来さんと一緒にお風呂に入った時に、体中に沢山の切り傷の跡があって...どうしたのか聞いたら、うーん、昔ちょっとね...(笑)と言ってうまく誤魔化されたって言ってた...。しかも...年中長袖で生活しているし...って事で、みんな色々疑問に思っていたんだ...それが、加来さんの元婚約者の狂人女のせいとは...。」
と言って頭を抱えている阿久津さんに俺は
「...阿久津さん...どうしましょう...!?でも、このままじゃ...鈴斗さんが...。」
と言って阿久津さんを見たら阿久津さんは、ニヤッと笑い
「...なぁ、秋良。...俺とキスしろ!!」
と言って俺を見つめてきた。
俺は、びっくりして
「...へ???......キス???...ちょ...キス!???...は!??何言ってんの??...えっ...なんで!??」
と言って俺は、お腹の痛みも忘れて阿久津さんと気づけば2メートルも距離をとっていた。
そんな俺の様子に阿久津さんは
「...おい...怪我人とは思えないような俊敏(しゅんびん)な動きだな...(笑)というよりもお前、警戒しすぎ...。だからな??...俺とお前が恋人同士のフリをした写真を加来さんの携帯に送れば、否が応でも帰ってくる!!」
と言ってニヤニヤと笑っている阿久津さんに俺は
「...いやいやいや、鈴斗さんにとって、俺と阿久津さんが恋仲になっても...誰得??って所じゃないですか???」
と言って顔の前で手をブンブンと振って盛大に否定した。
そんな俺に阿久津さんは
「...秋良って鈍感なのな...。まぁ、ものは試し!!よし、じゃあ、それっぽい写真撮るからさっさとこっち来い!」
と言って呼ぶから俺は、さらに距離をとった。
阿久津さんはそんな俺に
「...おい、秋良??...流石に俺も傷付くから...。(泣)キスは、本当にはしない...角度を利用してしている風に見せるだけ!!...な??」
と言った阿久津さんを、信用することが出来ず俺は
「...何かしたら...クッキー奢ってくださいね???」
と言って渋々阿久津に近づいた。
そんな秋良に阿久津は内心
「...いや、代償にクッキーって...安すぎだろ...!(笑)...秋良ってこの辺面白いよな...(笑)」
と言って苦笑していたとは、全く知らない秋良なのであった。
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