12 / 44
阿久津ルート(主に秋良目線。)
お前の為なんだ...。(阿久津目線。)
しおりを挟む
意識を取り戻した瞬間...激しい痛みに顔を歪めた俺は...気が付いたら、意識を失った部屋にいた...。
なんでか分からないが...意識を失っている時に...秋良の声が聞こえたんだ...さえちゃんとゆりちゃんと一緒にいたみたいで二人の声もかすかに聞こえた...でも、もしかしたら夢だったのかもしれない...。
俺は、激痛に耐えながら何とか部屋から出て、大学内の敷地であることが分かり、幸い迷わずに大学を出ることが出来た...痛みと格闘しながら、何とかシェアハウスにたどり着いた俺は、やっとの思いで玄関のドアを開け、中に入った。すると...キッチンから出てきた加来さんが...大声をあげて...暫くして、2階から秋良が降りてきた...。俺の姿を見るなり、血相を変えていた。
「...えっ...どうして...龍...そんなにボロボロなの...??(汗)」
俺は、一瞬愛おしい秋良の顔が見れて幸せだったが、昼間...かなめさんに言われたこと、更に秋良がお昼間に女の子と二人で建物に入っていった姿を同時に思い出し...別にこの状況なら、俺さえ秋良への思いを抑えれば...全部うまく解決すると考えて...何も言わずに立っていると秋良が大きく目を見開いて俺のすぐ近くまで駆け寄ってきた。
「...龍!!...大丈夫!??...すぐに手当するから、早く上がって!!!(汗)」
こう言って秋良は、俺の腕を掴んできたが、俺は、これ以上秋良と一緒に居ると...抑えなければいけない好きという気持ちに蓋ができなくなると思い...パシッと掴まれた腕を払うと、秋良は、俺の顔を見るなり
「...えっ...!?...龍...何で...ねぇ、なんでそんなに...悲しそうな顔してるの...??(汗)」
と言われた...俺は、自分の今の気持ちが顔にまで出ていることに...焦りを覚えて...咄嗟に秋良を傷つける最低な言葉をぶつけた。
「...うるさい...もう俺に構わないでくれ...独りになりたいんだ...頼むよ...。」
と言って早く自室に入って...秋良と顔を合わせなくて済むようにしようと思い、靴を脱いで秋良の横を通り過ぎようとした瞬間...俺の腕を掴んだ秋良は
「...何で...??...俺...何か悪いことした...??...だったら、謝るから...ねぇ、龍聞いて...『...しつこい...うるさい...。...秋良...お前も...噂知って...女の子に乗り換えたんだよな...まぁ...そうだよな...嫌だよな...もう知ってるから...だから...構うな...。』。」
もう俺は、この場から逃げれれば、なんでもいいと思い、必死に秋良を傷つける言葉を言い続けていた。
だけど、秋良は、まだ俺の腕を離してくれない...それどころか...行くなとばかりに腕を引っ張るから...かなめさんに切りつけられた...ナイフのあとが傷んだ。...俺は、一瞬顔を歪めたが、秋良を心配させまいと必死に我慢した...。秋良は、とても苦しそうな表情をして
「...ねぇ、噂って何...女の子に乗り換えたって...ねぇ...一体なんの話してるの...?」
と言った。俺は、秋良にいい加減にしてほしいと思い、秋良を睨みつけると罵声(ばせい)を浴びせた。
「...とぼけるなよ!!(怒)...俺は、お前が女子に告白されているところを見たんだ...そんな時...大学中で俺が、お前と付き合っているって噂が流れていることを知ったんだ......だから、だから!そんな俺が嫌になって...女の子の告白を、受け入れたんだろ...!!(怒)」
こう言った俺を見ている秋良は、びくっと肩を揺らしていた...。ほんとに...最低...最悪な男でゴメンな...秋良...。
内心...秋良への罪悪感に苛(さいな)まれていた俺に秋良は
「...龍...ごめん...俺...見られていたなんて知らなくて...でも、あれは誤解な『...もういい!!(怒)...もう沢山だ!!...俺たち...別れよう...なぁ...??...お前も...それが...いいだろ...俺なんかといたら...秋良は...また、不幸になっちゃうだろ...。』。」
本当に俺は...最後まで子供だった...秋良の感情を考えずに...自分の今...秋良と距離を置きたいということしか考えずに、思ってもないことを...これでもかというほど秋良にぶつけてしまった...ほんとにゴメンな...そして、ありがとう...秋良...お前は、ほかの子が好きでも...俺は今もこの先も...ずっと秋良だけだから...。
内心では、秋良にずっと謝りながら...でも、秋良と距離を置くために表情は、作りまくって...秋良の手を振りほどくと急いで自室のある2階に上がっていった...。...これで...秋良のことを...守ることが出来る...これで...これで......よかったんだ...。(泣)
自室に入るなり、俺は...秋良に言ってしまった言葉の数々を思い出し...泣き崩れた...。
なんでか分からないが...意識を失っている時に...秋良の声が聞こえたんだ...さえちゃんとゆりちゃんと一緒にいたみたいで二人の声もかすかに聞こえた...でも、もしかしたら夢だったのかもしれない...。
俺は、激痛に耐えながら何とか部屋から出て、大学内の敷地であることが分かり、幸い迷わずに大学を出ることが出来た...痛みと格闘しながら、何とかシェアハウスにたどり着いた俺は、やっとの思いで玄関のドアを開け、中に入った。すると...キッチンから出てきた加来さんが...大声をあげて...暫くして、2階から秋良が降りてきた...。俺の姿を見るなり、血相を変えていた。
「...えっ...どうして...龍...そんなにボロボロなの...??(汗)」
俺は、一瞬愛おしい秋良の顔が見れて幸せだったが、昼間...かなめさんに言われたこと、更に秋良がお昼間に女の子と二人で建物に入っていった姿を同時に思い出し...別にこの状況なら、俺さえ秋良への思いを抑えれば...全部うまく解決すると考えて...何も言わずに立っていると秋良が大きく目を見開いて俺のすぐ近くまで駆け寄ってきた。
「...龍!!...大丈夫!??...すぐに手当するから、早く上がって!!!(汗)」
こう言って秋良は、俺の腕を掴んできたが、俺は、これ以上秋良と一緒に居ると...抑えなければいけない好きという気持ちに蓋ができなくなると思い...パシッと掴まれた腕を払うと、秋良は、俺の顔を見るなり
「...えっ...!?...龍...何で...ねぇ、なんでそんなに...悲しそうな顔してるの...??(汗)」
と言われた...俺は、自分の今の気持ちが顔にまで出ていることに...焦りを覚えて...咄嗟に秋良を傷つける最低な言葉をぶつけた。
「...うるさい...もう俺に構わないでくれ...独りになりたいんだ...頼むよ...。」
と言って早く自室に入って...秋良と顔を合わせなくて済むようにしようと思い、靴を脱いで秋良の横を通り過ぎようとした瞬間...俺の腕を掴んだ秋良は
「...何で...??...俺...何か悪いことした...??...だったら、謝るから...ねぇ、龍聞いて...『...しつこい...うるさい...。...秋良...お前も...噂知って...女の子に乗り換えたんだよな...まぁ...そうだよな...嫌だよな...もう知ってるから...だから...構うな...。』。」
もう俺は、この場から逃げれれば、なんでもいいと思い、必死に秋良を傷つける言葉を言い続けていた。
だけど、秋良は、まだ俺の腕を離してくれない...それどころか...行くなとばかりに腕を引っ張るから...かなめさんに切りつけられた...ナイフのあとが傷んだ。...俺は、一瞬顔を歪めたが、秋良を心配させまいと必死に我慢した...。秋良は、とても苦しそうな表情をして
「...ねぇ、噂って何...女の子に乗り換えたって...ねぇ...一体なんの話してるの...?」
と言った。俺は、秋良にいい加減にしてほしいと思い、秋良を睨みつけると罵声(ばせい)を浴びせた。
「...とぼけるなよ!!(怒)...俺は、お前が女子に告白されているところを見たんだ...そんな時...大学中で俺が、お前と付き合っているって噂が流れていることを知ったんだ......だから、だから!そんな俺が嫌になって...女の子の告白を、受け入れたんだろ...!!(怒)」
こう言った俺を見ている秋良は、びくっと肩を揺らしていた...。ほんとに...最低...最悪な男でゴメンな...秋良...。
内心...秋良への罪悪感に苛(さいな)まれていた俺に秋良は
「...龍...ごめん...俺...見られていたなんて知らなくて...でも、あれは誤解な『...もういい!!(怒)...もう沢山だ!!...俺たち...別れよう...なぁ...??...お前も...それが...いいだろ...俺なんかといたら...秋良は...また、不幸になっちゃうだろ...。』。」
本当に俺は...最後まで子供だった...秋良の感情を考えずに...自分の今...秋良と距離を置きたいということしか考えずに、思ってもないことを...これでもかというほど秋良にぶつけてしまった...ほんとにゴメンな...そして、ありがとう...秋良...お前は、ほかの子が好きでも...俺は今もこの先も...ずっと秋良だけだから...。
内心では、秋良にずっと謝りながら...でも、秋良と距離を置くために表情は、作りまくって...秋良の手を振りほどくと急いで自室のある2階に上がっていった...。...これで...秋良のことを...守ることが出来る...これで...これで......よかったんだ...。(泣)
自室に入るなり、俺は...秋良に言ってしまった言葉の数々を思い出し...泣き崩れた...。
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説

人外シェアハウス
いつかの天使
BL
日本とは似ても似つかない人と人以外の種族が共存する世界。全てがご都合主義であり、なんでもやり放題な世界。そんな世界にある、どこか訳アリの人外たちが集まるシェアハウスの話。
ようこそ、管理人さん。これからはあなたがここの管理人です。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。
ハルとアキ
花町 シュガー
BL
『嗚呼、秘密よ。どうかもう少しだけ一緒に居させて……』
双子の兄、ハルの婚約者がどんな奴かを探るため、ハルのふりをして学園に入学するアキ。
しかし、その婚約者はとんでもない奴だった!?
「あんたにならハルをまかせてもいいかなって、そう思えたんだ。
だから、さよならが来るその時までは……偽りでいい。
〝俺〟を愛してーー
どうか気づいて。お願い、気づかないで」
----------------------------------------
【目次】
・本編(アキ編)〈俺様 × 訳あり〉
・各キャラクターの今後について
・中編(イロハ編)〈包容力 × 元気〉
・リクエスト編
・番外編
・中編(ハル編)〈ヤンデレ × ツンデレ〉
・番外編
----------------------------------------
*表紙絵:たまみたま様(@l0x0lm69) *
※ 笑いあり友情あり甘々ありの、切なめです。
※心理描写を大切に書いてます。
※イラスト・コメントお気軽にどうぞ♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる