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榛名ルート(主に秋良目線。)
榛名さんの秘密...
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俺は、恐る恐る薄暗い空き地の中にいる人影に近づいてみることにした。
ゆっくりと1歩...また1歩と踏み出してその人影と間合いをつめていった。
やっと顔が見えるぐらいの距離間になった時...俺はあいた口が塞がらなかった...だって、そこに居たのは...ジャージ姿でダンスを踊る榛名さんだったのだから...。
俺は、その場から動くことが出来なかった...でもそれは、榛名さんが居たからではなく...榛名さんが...俺の高校生時代からの憧れでもあった動画投稿サイトの...踊ってみたで有名な...『RuRi』さんのダンスと全く同じものだったのだから...。
俺は、暫く榛名さんのダンスに見入っていたが、はっと我に返り急いでその場から立ち去った。
俺が、やっと落ち着いて呼吸が出来るようになったのは...シェアハウスの自室に帰ってからだった...でも、何で...何で、榛名さんが...俺の憧れのRuRiさんと同じ踊り方で...だって...だって、まるで別人じゃないか...いっつも無口で何考えてるのか分からない榛名さんが...ずっと笑顔で楽しそうにダンスを踊るRuRiさんと一緒の踊り方を...!?
俺は、その日...よく眠ることが出来なかった...。
それからしばらく経ったある日の休日の朝...俺が、欠伸をしながら1階のリビングに向かうため、階段を降りていた時、榛名さんが大きなリュックに荷物をつめてこれからどこかに出かけようとしているところに遭遇した。
俺は、この間の夜の事が気になり、榛名さんには、悪いけど後をつけてみることにした...榛名さんを尾行して20分ぐらいたった頃、榛名さんは、この間の空き地ではなく...自然の綺麗な公園で立ち止まっていた...。俺は、咄嗟に近くにあった植え込みに隠れて榛名さんの様子を伺った。
榛名さんは、背後に緑が豊かな芝生の前にカメラを立てると背負ってきたリュックと携帯をカメラのスタンド下に入れて、準備を黙々とし、カメラの前にたった瞬間...やっぱりこの間の夜に考えていたことは、嘘ではなかったと俺は、心の中で思った......目の前で踊っていたのは...紛れもなくRuRiさんだった...。さらに、俺に衝撃を与えたのは、楽しそうに踊る俺の知らない榛名さんの姿だった...。
ゆっくりと1歩...また1歩と踏み出してその人影と間合いをつめていった。
やっと顔が見えるぐらいの距離間になった時...俺はあいた口が塞がらなかった...だって、そこに居たのは...ジャージ姿でダンスを踊る榛名さんだったのだから...。
俺は、その場から動くことが出来なかった...でもそれは、榛名さんが居たからではなく...榛名さんが...俺の高校生時代からの憧れでもあった動画投稿サイトの...踊ってみたで有名な...『RuRi』さんのダンスと全く同じものだったのだから...。
俺は、暫く榛名さんのダンスに見入っていたが、はっと我に返り急いでその場から立ち去った。
俺が、やっと落ち着いて呼吸が出来るようになったのは...シェアハウスの自室に帰ってからだった...でも、何で...何で、榛名さんが...俺の憧れのRuRiさんと同じ踊り方で...だって...だって、まるで別人じゃないか...いっつも無口で何考えてるのか分からない榛名さんが...ずっと笑顔で楽しそうにダンスを踊るRuRiさんと一緒の踊り方を...!?
俺は、その日...よく眠ることが出来なかった...。
それからしばらく経ったある日の休日の朝...俺が、欠伸をしながら1階のリビングに向かうため、階段を降りていた時、榛名さんが大きなリュックに荷物をつめてこれからどこかに出かけようとしているところに遭遇した。
俺は、この間の夜の事が気になり、榛名さんには、悪いけど後をつけてみることにした...榛名さんを尾行して20分ぐらいたった頃、榛名さんは、この間の空き地ではなく...自然の綺麗な公園で立ち止まっていた...。俺は、咄嗟に近くにあった植え込みに隠れて榛名さんの様子を伺った。
榛名さんは、背後に緑が豊かな芝生の前にカメラを立てると背負ってきたリュックと携帯をカメラのスタンド下に入れて、準備を黙々とし、カメラの前にたった瞬間...やっぱりこの間の夜に考えていたことは、嘘ではなかったと俺は、心の中で思った......目の前で踊っていたのは...紛れもなくRuRiさんだった...。さらに、俺に衝撃を与えたのは、楽しそうに踊る俺の知らない榛名さんの姿だった...。
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*表紙絵:たまみたま様(@l0x0lm69) *
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