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水樹ルート (主に水樹目線。)
俺の家族...。
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俺は、秋良さんに抱きしめられながら暫く泣きじゃくっていた...これ...いつぶりの本物の涙だろうって思うくらい...偽物の涙の倍以上に重たい何かを感じた...。
少しして、俺が落ち着いたのを見て秋良さんは、俺から体を離すと
「......少しは落ち着いた...??...水樹くん...。」
と言って優しい顔をして俺の目を見てきた。
俺は、今...絶対に目が真っ赤に腫れているであろうから...恥ずかしさに顔を赤らめていた。
俺は...家族が出来たらしたいことがあった...だから、思い切って秋良さんに言ってみた。
「...秋良にーちゃん...家族になってくれるって言ったんだから...その...虎太郎って呼んでほしい...。」
と言った俺に秋良さんは、ニッコリと微笑みかけると
「...あー、うん、分かった...水っ...虎太郎!(笑)...これでいいかな??」
と言っている秋良さんは、何だか妙に不自然で...明らかに動揺しているようだった。
そんな秋良にーちゃんに俺は、可笑しくなってクスクスと笑っていると秋良にーちゃんは、仕返しとばかりに俺の耳元で
「...虎(とら)ちゃん!(笑)これから、ヨロシクね!!(笑)」
と言ってきたから、俺は、咄嗟に耳を両手で覆い、秋良にーちゃんを睨みつけた...だって...流石に恥ずいじゃん...。(照)
そんな俺を見て秋良にーちゃんは
「...おあいこだね...(笑)」
と言ってニコッと悪戯な笑みを俺に向けると、部屋を出ていった…。
部屋に残された俺は...秋良にーちゃんと家族に慣れたことの嬉しさとまるで兄弟喧嘩のようなさっきのやり取りにニヤッと笑いながら
「...秋良にーちゃんって、何だかずっと俺のお兄ちゃんだったみたいな感じがする...。(笑)...家族って...いいな...これなら、もう一度人を信じてみてもいいかもな...(笑)...ありがとう...秋良さん...いや、秋良にーちゃん。(照)」
と言って独りごちる俺なのであった。
少しして、俺が落ち着いたのを見て秋良さんは、俺から体を離すと
「......少しは落ち着いた...??...水樹くん...。」
と言って優しい顔をして俺の目を見てきた。
俺は、今...絶対に目が真っ赤に腫れているであろうから...恥ずかしさに顔を赤らめていた。
俺は...家族が出来たらしたいことがあった...だから、思い切って秋良さんに言ってみた。
「...秋良にーちゃん...家族になってくれるって言ったんだから...その...虎太郎って呼んでほしい...。」
と言った俺に秋良さんは、ニッコリと微笑みかけると
「...あー、うん、分かった...水っ...虎太郎!(笑)...これでいいかな??」
と言っている秋良さんは、何だか妙に不自然で...明らかに動揺しているようだった。
そんな秋良にーちゃんに俺は、可笑しくなってクスクスと笑っていると秋良にーちゃんは、仕返しとばかりに俺の耳元で
「...虎(とら)ちゃん!(笑)これから、ヨロシクね!!(笑)」
と言ってきたから、俺は、咄嗟に耳を両手で覆い、秋良にーちゃんを睨みつけた...だって...流石に恥ずいじゃん...。(照)
そんな俺を見て秋良にーちゃんは
「...おあいこだね...(笑)」
と言ってニコッと悪戯な笑みを俺に向けると、部屋を出ていった…。
部屋に残された俺は...秋良にーちゃんと家族に慣れたことの嬉しさとまるで兄弟喧嘩のようなさっきのやり取りにニヤッと笑いながら
「...秋良にーちゃんって、何だかずっと俺のお兄ちゃんだったみたいな感じがする...。(笑)...家族って...いいな...これなら、もう一度人を信じてみてもいいかもな...(笑)...ありがとう...秋良さん...いや、秋良にーちゃん。(照)」
と言って独りごちる俺なのであった。
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