秋良のシェアハウス。（ワケあり）

阿久津ルート（主に秋良目線。）

阿久津の過去から

 しばらくの間秋良の肩で泣いていた阿久津だったが、やがて体を離すと
「...なんか...ごめんな...秋良...。その...俺はずっとこの事を一人で抱えてきて......正直辛かった...（泣）でも、秋良は...そんな俺の冷めた心に...一筋の光をくれた...俺......お前には...本当の俺を見せられる気がする...。」
と言っている阿久津さんは、心無しか頬に少し熱を持っているように思う。
 そんな阿久津さんに俺は
「...阿久津さんは、一人で抱え込みすぎですよ......俺で良かったら、いつでも相談乗りますから！！（笑）」
と言ってニコッと阿久津さんに笑いかけた。
 その時...阿久津がときめきを覚えていたことに秋良は、全く気づいていないのであった...。
 「阿久津さん...ほんとに一人で抱え込まないで俺を頼ってくださいね...（笑）」