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第1章 「俺と兄貴の日常。壊れだす関係。」
「拓三に愛される自信がない。(愛音視点)」
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拓三...大好きだよ、これ以上この関係を壊したくない。
拓三との関係を保つためにも、俺はもっと拓三のために色々としてあげたいと思っていた。
拓三に抱かれるのも悪くない...俺は、初めて拓三に抱かれた日から徐々に拓三に抱かれることを好むようになっていた。
だから今日は拓三にもっと気に入られるように、拓三を気持ちよくしてあげようと思い...俺は、いつものように激しく抱かれた後、ベッドに寝転ぶ拓三の上に馬乗りになると
「拓三??......今日のエッチも最高だったよ。拓三は、エッチが上手だね。...ご褒美に俺がフェラしてやろうか??」
と不敵な笑みを、俺の下で唖然とした表情を浮かべていた拓三に向けこう囁くと、拓三の露になっている下半身に手を掛けようとしたのだが...。
拓三はそんな俺の腕を乱暴に掴むと、そのまま自身の方にぐっと引き寄せ、バランスを崩した俺の唇に深く口づたのだった。
なんで...キスなんて...。
目の前で俺の唇を貪る拓三の鋭く挑発的な目線に、不覚にも俺の心臓がドクンと一際激しい音をたて、拓三への異常な感情が高ぶりを見せ始めた。
拓三には何度も気持ちを伝えて...散々傷ついたし昔からの教訓があるから諦めなければと思うのだが...やはり自身の気持ちが溢れて抑えられなかった。
これで最後にしよう...拓三に気持ちを伝えるのは......ここで気持ちを伝えて、拒絶されたらそれで終わり。
俺はこう考えると、拓三とのキスだけでは事足りず、拓三の口内から唾液を吸うと、ゴクッと音を立てて飲み込み、
「拓三の体液を飲むくらい...俺は拓三のことが大好きだよ。...だから拓三。俺と...その......セフレをやめないか???」
と言ったのだが、呆気にとられている拓三の痛い視線に怖くなり、俺は拓三からわざとらしく視線を外したのだった。
だけど......俺の思いとは裏腹に拓三は平然とした様子で、俺にこう声をかけたのだった。
「...??...お前は俺が好きなんだろ???なのにどうして急にセフレをやめるなんて言うんだ??...俺とのエッチも大好きなんだろ??それの何が不満なんだよ...??」
終わった...結局最後の最後にかけた期待も脆く消え去ってしまった...。
はぁ...断られるだけならまだしも、完全に拒絶されて...やっぱり言うべきじゃなかった。
最後の望みをかけるべきではなかった。
俺はもう...これ以上拓三の元にいるべきではない。
俺の気持ちに応えてくれない拓三と、最初は一緒にいるだけで十分だと思っていた。
だけど拓三に毎日毎日激しく愛されるようになってからは、一緒にいるだけでは我慢が出来なくなっていた。
だから今日で最後にする...これ以上拓三と一緒にいたら、俺は拓三を殺してしまうかもしれない...これ以上変わっていく自分と向き合うのが怖いんだ。
俺はこう考え、目の前でイラついた様子に拓三に泣きそうな表情を向けると、ベッドの上に座っていた拓三のことを押し倒し、勢いよく唇を奪ったのだった。
これで最後にするから...だからお願い、拓三...今日は俺に最後まで抱かれていて。
俺は内心こんなことを目の前の拓三に思いながら、バタバタと暴れる拓三のことを強い力でベッドに押さえつけると、拓三の自由を奪った。
そして拓三との深いキスを終えると、俺はドキドキと嫌な音を立てている自身の心臓をぐっと押さえつけながら、荒い呼吸を繰り返す拓三に潤んだ瞳を向けると
「...拓三。エッチ......とびきり激しいやつ...させて??拓三の酷く喘ぐ姿見たくなったから。ねぇ、気持ちよくしたげるからさせて??」
と今にもこぼれ落ちそうになっていた涙を堪えつつ、泣きそうなことが拓三にバレないように、俺はわざと拓三のモノへと手を伸ばしたのだった。
俺の行動に拓三は顔を真っ赤にして
「...っ!!!...ちょっ、愛音っ!!!なんなんだよ急に!!!一体どうしたって言うんだよ!!?」
と叫び、再び激しく暴れ出した。
拓三が嫌がっている....ほんとにごめん。
でも俺は、もう我慢が出来ないんだ....もう自分の欲を抑えることが出来ないんだ。
俺は、激しく抵抗をみせる拓三の様子に痛む胸を押さえつつ、気が付けば俺の下敷きになっている拓三に震える声でこう呟いていた。
「......お願いだから...最後までヤラせて...。ねぇ、拓三...お願いだよ...。」
俺....こんな状態になるぐらい拓三に依存していたんだな...はぁ、我ながら愚かだな...。
決して叶うことのない俺の夢....望み....そんな儚い塵(ちり)のようなものに、今の今まで必死に縋り付いていたなんて...。
俺の様子に拓三は、何処か怯えた表情で俺のことを見つめていたが、やがて俺に抵抗することすらしなくなった。
俺はそんな拓三の様子に、頭の中で何度も『ごめん。』の言葉を唱えていると、ふいに無抵抗の拓三がとても小さな声で
「...兄貴??」
と呟いたのだ。
拓三が普段、絶対に呼ぶことのない俺の昔の愛称だ...。
拓三はこんな状況になっても、俺との関係性を必死で伝えようとしてくる。
俺とお前の関係は兄弟であってそれ以上でもそれ以下でもないと....。
そんなの分かっている....でも、こんな状況の時ぐらい...現実を忘れさせて欲しかった。
だから俺は無表情の拓三の向かって
「...そんな呼び方...やめてよ...。俺は...お前に...拓三に名前で...。...拓三、俺もう我慢できない。挿れさせて。」
と自分でも分かるくらい苦しい声色で呟くと、拓三のナカに我慢し続けた俺のモノを勢いよく挿れたのだった。
正直ヤケだった...拓三が最後の最後まで言葉で抵抗を示してきたから。
最後ぐらい俺のことを......俺自身を見て欲しかった。
俺の身勝手な行動に拓三は酷く顔を歪め
「うっ...いたっ!!...おい、愛音!??...焦んなよ...マジで、裂けるから...。ほんとっ...マジ...大マジだから...。って、聞いてんのかよ!!!...っ、あっ!!!...っあいな...おまえ、馬鹿っ!!!!んなに、激しく動いたら......あっ、...でっ...デルッ...んぁ、...あっ!!!」
と呻き声をあげていた。
拓三の悲痛な叫びに、普段なら動くことをすぐにやめるのだが...今日は拓三のこの声にも異常な興奮を感じてしまい、拓三の弱い箇所を何度も何度も激しく突き続けたのだった。
俺を忘れて欲しくない...例え俺がいなくなったとしても。
俺はこう考え、拓三のことをこれまでにないぐらい酷く抱いたのだった。
「...たーくみ。大好きだ。...好きすぎて、辛い...死にたくなるほど...。いつもいつも、お前を壊してやりたくて堪らない。お前にされるのも好きだけど、今日は特別......だから今日は壊れるまで...させて??」
拓三が気を失う前にと思い、俺の最後の気持ちを伝えると、拓三は俺の言葉に驚いた表情して「えっ。」と短く声をあげたが、理由を聞かれたくなかったため拓三が次の声をあげる前に、再び拓三の上で動き始めたのだった。
拓三が何度も何度もイク度に、俺の気持ちが拓三に伝わっているように感じしまい...涙とよだれでぐちゃぐちゃになった拓三の顔を愛おしく見つめながら、拓三に深いキスを与え続けていた。
拓三....俺がいなくなっても、俺のことを忘れないで....。
俺はこう思いながら、拓三が落ちるまで必死に自身の体で拓三へ自分の心情を伝え続けたのだった。
この関係は....今日をもって終わりだ。
拓三との関係を保つためにも、俺はもっと拓三のために色々としてあげたいと思っていた。
拓三に抱かれるのも悪くない...俺は、初めて拓三に抱かれた日から徐々に拓三に抱かれることを好むようになっていた。
だから今日は拓三にもっと気に入られるように、拓三を気持ちよくしてあげようと思い...俺は、いつものように激しく抱かれた後、ベッドに寝転ぶ拓三の上に馬乗りになると
「拓三??......今日のエッチも最高だったよ。拓三は、エッチが上手だね。...ご褒美に俺がフェラしてやろうか??」
と不敵な笑みを、俺の下で唖然とした表情を浮かべていた拓三に向けこう囁くと、拓三の露になっている下半身に手を掛けようとしたのだが...。
拓三はそんな俺の腕を乱暴に掴むと、そのまま自身の方にぐっと引き寄せ、バランスを崩した俺の唇に深く口づたのだった。
なんで...キスなんて...。
目の前で俺の唇を貪る拓三の鋭く挑発的な目線に、不覚にも俺の心臓がドクンと一際激しい音をたて、拓三への異常な感情が高ぶりを見せ始めた。
拓三には何度も気持ちを伝えて...散々傷ついたし昔からの教訓があるから諦めなければと思うのだが...やはり自身の気持ちが溢れて抑えられなかった。
これで最後にしよう...拓三に気持ちを伝えるのは......ここで気持ちを伝えて、拒絶されたらそれで終わり。
俺はこう考えると、拓三とのキスだけでは事足りず、拓三の口内から唾液を吸うと、ゴクッと音を立てて飲み込み、
「拓三の体液を飲むくらい...俺は拓三のことが大好きだよ。...だから拓三。俺と...その......セフレをやめないか???」
と言ったのだが、呆気にとられている拓三の痛い視線に怖くなり、俺は拓三からわざとらしく視線を外したのだった。
だけど......俺の思いとは裏腹に拓三は平然とした様子で、俺にこう声をかけたのだった。
「...??...お前は俺が好きなんだろ???なのにどうして急にセフレをやめるなんて言うんだ??...俺とのエッチも大好きなんだろ??それの何が不満なんだよ...??」
終わった...結局最後の最後にかけた期待も脆く消え去ってしまった...。
はぁ...断られるだけならまだしも、完全に拒絶されて...やっぱり言うべきじゃなかった。
最後の望みをかけるべきではなかった。
俺はもう...これ以上拓三の元にいるべきではない。
俺の気持ちに応えてくれない拓三と、最初は一緒にいるだけで十分だと思っていた。
だけど拓三に毎日毎日激しく愛されるようになってからは、一緒にいるだけでは我慢が出来なくなっていた。
だから今日で最後にする...これ以上拓三と一緒にいたら、俺は拓三を殺してしまうかもしれない...これ以上変わっていく自分と向き合うのが怖いんだ。
俺はこう考え、目の前でイラついた様子に拓三に泣きそうな表情を向けると、ベッドの上に座っていた拓三のことを押し倒し、勢いよく唇を奪ったのだった。
これで最後にするから...だからお願い、拓三...今日は俺に最後まで抱かれていて。
俺は内心こんなことを目の前の拓三に思いながら、バタバタと暴れる拓三のことを強い力でベッドに押さえつけると、拓三の自由を奪った。
そして拓三との深いキスを終えると、俺はドキドキと嫌な音を立てている自身の心臓をぐっと押さえつけながら、荒い呼吸を繰り返す拓三に潤んだ瞳を向けると
「...拓三。エッチ......とびきり激しいやつ...させて??拓三の酷く喘ぐ姿見たくなったから。ねぇ、気持ちよくしたげるからさせて??」
と今にもこぼれ落ちそうになっていた涙を堪えつつ、泣きそうなことが拓三にバレないように、俺はわざと拓三のモノへと手を伸ばしたのだった。
俺の行動に拓三は顔を真っ赤にして
「...っ!!!...ちょっ、愛音っ!!!なんなんだよ急に!!!一体どうしたって言うんだよ!!?」
と叫び、再び激しく暴れ出した。
拓三が嫌がっている....ほんとにごめん。
でも俺は、もう我慢が出来ないんだ....もう自分の欲を抑えることが出来ないんだ。
俺は、激しく抵抗をみせる拓三の様子に痛む胸を押さえつつ、気が付けば俺の下敷きになっている拓三に震える声でこう呟いていた。
「......お願いだから...最後までヤラせて...。ねぇ、拓三...お願いだよ...。」
俺....こんな状態になるぐらい拓三に依存していたんだな...はぁ、我ながら愚かだな...。
決して叶うことのない俺の夢....望み....そんな儚い塵(ちり)のようなものに、今の今まで必死に縋り付いていたなんて...。
俺の様子に拓三は、何処か怯えた表情で俺のことを見つめていたが、やがて俺に抵抗することすらしなくなった。
俺はそんな拓三の様子に、頭の中で何度も『ごめん。』の言葉を唱えていると、ふいに無抵抗の拓三がとても小さな声で
「...兄貴??」
と呟いたのだ。
拓三が普段、絶対に呼ぶことのない俺の昔の愛称だ...。
拓三はこんな状況になっても、俺との関係性を必死で伝えようとしてくる。
俺とお前の関係は兄弟であってそれ以上でもそれ以下でもないと....。
そんなの分かっている....でも、こんな状況の時ぐらい...現実を忘れさせて欲しかった。
だから俺は無表情の拓三の向かって
「...そんな呼び方...やめてよ...。俺は...お前に...拓三に名前で...。...拓三、俺もう我慢できない。挿れさせて。」
と自分でも分かるくらい苦しい声色で呟くと、拓三のナカに我慢し続けた俺のモノを勢いよく挿れたのだった。
正直ヤケだった...拓三が最後の最後まで言葉で抵抗を示してきたから。
最後ぐらい俺のことを......俺自身を見て欲しかった。
俺の身勝手な行動に拓三は酷く顔を歪め
「うっ...いたっ!!...おい、愛音!??...焦んなよ...マジで、裂けるから...。ほんとっ...マジ...大マジだから...。って、聞いてんのかよ!!!...っ、あっ!!!...っあいな...おまえ、馬鹿っ!!!!んなに、激しく動いたら......あっ、...でっ...デルッ...んぁ、...あっ!!!」
と呻き声をあげていた。
拓三の悲痛な叫びに、普段なら動くことをすぐにやめるのだが...今日は拓三のこの声にも異常な興奮を感じてしまい、拓三の弱い箇所を何度も何度も激しく突き続けたのだった。
俺を忘れて欲しくない...例え俺がいなくなったとしても。
俺はこう考え、拓三のことをこれまでにないぐらい酷く抱いたのだった。
「...たーくみ。大好きだ。...好きすぎて、辛い...死にたくなるほど...。いつもいつも、お前を壊してやりたくて堪らない。お前にされるのも好きだけど、今日は特別......だから今日は壊れるまで...させて??」
拓三が気を失う前にと思い、俺の最後の気持ちを伝えると、拓三は俺の言葉に驚いた表情して「えっ。」と短く声をあげたが、理由を聞かれたくなかったため拓三が次の声をあげる前に、再び拓三の上で動き始めたのだった。
拓三が何度も何度もイク度に、俺の気持ちが拓三に伝わっているように感じしまい...涙とよだれでぐちゃぐちゃになった拓三の顔を愛おしく見つめながら、拓三に深いキスを与え続けていた。
拓三....俺がいなくなっても、俺のことを忘れないで....。
俺はこう思いながら、拓三が落ちるまで必死に自身の体で拓三へ自分の心情を伝え続けたのだった。
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