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第4号 「八神の悩み事。」
はぁ、いい加減にしてくれよ...。
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八神が琉架のファーストキスを奪ってから、暫くが経ったある日
「...あの、ほんとにやめてくれませんか??...こんな嫌がらせ...。」
「だって...琉架の秘密が世間にバレたら...まずいでしょ??(笑)」
「だからって...。(汗)」
八神は訳あって、琉架のマネージャーである竹下がいる『クロジカル』の事務所へと来ていた。
ロビーの所にある休憩スペースのカフェで向かい合って座る八神と竹下は、重い雰囲気で会話をしていた。
八神は、ため息をつくと竹下をじっとみつめ
「...だからって、俺の写真を...盗作呼ばわりするだなんて...!!俺は、女性の裸を撮ることに...この仕事に誇りを持っているんです!!だから、俺の大好きな仕事...生きがいに、傷をつけるのはやめてください!!!(怒)」
と言って頭を下げた八神に竹下は、あからさまに意地悪な笑みを浮かべ
「...じゃあ、琉架と縁を切ってもう会わないと約束して頂ける...??そうしないと、貴方みたいな人と琉架が一緒にいるなんてマスコミが嗅ぎつけて...問題にでもなったら困るのよ!!!(怒)」
と言って八神を睨みつけた。
そんな竹下に怯むことなく
「...それは...お断りします。琉架くんと縁をきることは...出来ません。」
こういって反論した八神に対して痺れを切らした竹下は、おもむろに自らの腕時計を確認すると
「...申し訳ないんだけど...これから、仕事なのよね...??報酬はちゃんと払うから、琉架と早めに縁...切るようにしてくださいね...??(怒)では、失礼します。」
と言って竹下は、さっと椅子から立ち上がるとエレベーターでいそいそと上の階へと上がっていった。
一人残された八神は、悔しそうな顔をして
「...俺がやってる仕事って...ダメなことなのか...??世間が認めてくれないほど...腐ってる仕事なのか...??くそっ!!(泣)」
と言ってぐっと手を握りしめると席を立ち、出口へと向かった。
事務所の出入口の自動ドアで
「...はっ??八神さん??なんで...。」
と言う驚いた声が聞こえたため、ゆっくりと前を向いた八神の目には、目を見開いた琉架の姿が...
「...琉架...くん...琉架くん!!俺...やっぱり君の写真を!!!『はぁ...何やってんだよ!わざわざ俺に会いにここまで来たの???どこまでストーカーなんだよ...。マジで...ここまで来ると笑えないよ...。俺は、もう顔も見たくないし...話したいこともないから...。じゃ。』...。」
と言って八神の横を通り過ぎようとした瞬間、八神の顔が今まで見たことのないぐらい苦痛に歪んでおり、横目にそれを見た琉架は、「えっ...」と小さく声を漏らしたが次の瞬間
「...あぁ、すまなかった...。もうここへも...琉架...くんにも会いに来ないから...安心してほしい...。付きまとったり...しつこくメールしてごめん...。あと、俺の部屋で嫌がるようなこともしてしまってごめん...。」
と言って自動ドアを出ていった八神の寂しそうな背中から、何故か目を離すことが出来なかった琉架なのであった。
「八神さん...なんか...おかしい...。(汗)」
と一人で呟いたが、これから雑誌の撮影があることを思い出し...慌てて八神の姿を頭から消すと、エレベーターの方に向かった琉架なのであった。
「...あの、ほんとにやめてくれませんか??...こんな嫌がらせ...。」
「だって...琉架の秘密が世間にバレたら...まずいでしょ??(笑)」
「だからって...。(汗)」
八神は訳あって、琉架のマネージャーである竹下がいる『クロジカル』の事務所へと来ていた。
ロビーの所にある休憩スペースのカフェで向かい合って座る八神と竹下は、重い雰囲気で会話をしていた。
八神は、ため息をつくと竹下をじっとみつめ
「...だからって、俺の写真を...盗作呼ばわりするだなんて...!!俺は、女性の裸を撮ることに...この仕事に誇りを持っているんです!!だから、俺の大好きな仕事...生きがいに、傷をつけるのはやめてください!!!(怒)」
と言って頭を下げた八神に竹下は、あからさまに意地悪な笑みを浮かべ
「...じゃあ、琉架と縁を切ってもう会わないと約束して頂ける...??そうしないと、貴方みたいな人と琉架が一緒にいるなんてマスコミが嗅ぎつけて...問題にでもなったら困るのよ!!!(怒)」
と言って八神を睨みつけた。
そんな竹下に怯むことなく
「...それは...お断りします。琉架くんと縁をきることは...出来ません。」
こういって反論した八神に対して痺れを切らした竹下は、おもむろに自らの腕時計を確認すると
「...申し訳ないんだけど...これから、仕事なのよね...??報酬はちゃんと払うから、琉架と早めに縁...切るようにしてくださいね...??(怒)では、失礼します。」
と言って竹下は、さっと椅子から立ち上がるとエレベーターでいそいそと上の階へと上がっていった。
一人残された八神は、悔しそうな顔をして
「...俺がやってる仕事って...ダメなことなのか...??世間が認めてくれないほど...腐ってる仕事なのか...??くそっ!!(泣)」
と言ってぐっと手を握りしめると席を立ち、出口へと向かった。
事務所の出入口の自動ドアで
「...はっ??八神さん??なんで...。」
と言う驚いた声が聞こえたため、ゆっくりと前を向いた八神の目には、目を見開いた琉架の姿が...
「...琉架...くん...琉架くん!!俺...やっぱり君の写真を!!!『はぁ...何やってんだよ!わざわざ俺に会いにここまで来たの???どこまでストーカーなんだよ...。マジで...ここまで来ると笑えないよ...。俺は、もう顔も見たくないし...話したいこともないから...。じゃ。』...。」
と言って八神の横を通り過ぎようとした瞬間、八神の顔が今まで見たことのないぐらい苦痛に歪んでおり、横目にそれを見た琉架は、「えっ...」と小さく声を漏らしたが次の瞬間
「...あぁ、すまなかった...。もうここへも...琉架...くんにも会いに来ないから...安心してほしい...。付きまとったり...しつこくメールしてごめん...。あと、俺の部屋で嫌がるようなこともしてしまってごめん...。」
と言って自動ドアを出ていった八神の寂しそうな背中から、何故か目を離すことが出来なかった琉架なのであった。
「八神さん...なんか...おかしい...。(汗)」
と一人で呟いたが、これから雑誌の撮影があることを思い出し...慌てて八神の姿を頭から消すと、エレベーターの方に向かった琉架なのであった。
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