23 / 61
「...俺はどうするべきだった??」
しおりを挟む
秋良の事を無視してしまった...。
そんなつもり無かったのに...本当は、声を掛けたかった。
でも、昨日の秋良の顔を思い出したら...声が掛けれなかった。
そんな複雑そうな顔をしていた俺を気にしていた同期の友(ゆう)は、俺の顔を覗き込むと、心配そうな顔をして、こう言ってきた。
「...ねぇ、秋良くんと何かあったの??...なんだか、浮かない顔してるけど...。」
「ん??...いや、別に...って、おい!!何すんだよ!!!...馬鹿!!...俺の携帯返せよ!!!プライバシーの侵害だぞ!!」
「...あー、やっぱり何かあったんだね...。ロック画と待ち受けは、可愛い秋良くんの寝顔だし...通話アプリのトップ画は、やっぱり秋良くんとのツーショットだし...しかも、携帯ケースにまで2人のプリクラ貼りまくって......って、痛いっ!!!」
俺は、恥ずかしさのあまり友の頭を力いっぱい殴っていた...。
俺のパンチをくらった友は、痛さのあまり悶絶(もんぜつ)していたが、次の瞬間、ニッコリと微笑むと俺の肩に手を置いてこう言ってきた。
「なんだ...元気あるじゃん。良かったぁ~。殴る元気もないのかと思った!...もし、話せることであれば...相談乗るよ??」
俺は、内心嬉しい気持ちでいっぱいだったが、軽く頭を下げると
「...ごめん。...ありがとう。でも、これは俺の問題だから...もうしばらく一人で考えたいんだ。...ほんとにごめんな...。」
と言った俺の背中をバシッと叩き、ケラケラと笑い、友はこういった。
「...はははっ、なんで謝るんだよ!...大丈夫!何かあれば、直ぐに言ってくれて構わないから!!俺たち...そういう仲だろ???」
「...ほんとにありがとう。友のその言葉に何度救われたかわからないな...。」
「ほら、そんなこと言わずに...売店行こうぜ!!...俺おなかすいちゃってさ~、二限もたねぇーわ!」
「...はははっ、お前ってほんと食いしん坊だよな!!...まるで、秋良みたっ...!...すまん、今のは忘れてくれ。そうだな、俺も甘い物食べたいし、行くか!」
やっぱり...持つべきものは友達だよな...。
俺を救ってくれるのは...いつだって...秋良だったのに...。
俺は...あの時...昨日の夜...どうするべきだった??
...あいつを信じてやればよかったのか??
でも、あんな決定的な写真まであるのにか...??
いや、無理だろ???
...はぁ、出来ることなら秋良を手放したくないな...。
ほんと...俺はどうしたらいいんだろう...。
そんなつもり無かったのに...本当は、声を掛けたかった。
でも、昨日の秋良の顔を思い出したら...声が掛けれなかった。
そんな複雑そうな顔をしていた俺を気にしていた同期の友(ゆう)は、俺の顔を覗き込むと、心配そうな顔をして、こう言ってきた。
「...ねぇ、秋良くんと何かあったの??...なんだか、浮かない顔してるけど...。」
「ん??...いや、別に...って、おい!!何すんだよ!!!...馬鹿!!...俺の携帯返せよ!!!プライバシーの侵害だぞ!!」
「...あー、やっぱり何かあったんだね...。ロック画と待ち受けは、可愛い秋良くんの寝顔だし...通話アプリのトップ画は、やっぱり秋良くんとのツーショットだし...しかも、携帯ケースにまで2人のプリクラ貼りまくって......って、痛いっ!!!」
俺は、恥ずかしさのあまり友の頭を力いっぱい殴っていた...。
俺のパンチをくらった友は、痛さのあまり悶絶(もんぜつ)していたが、次の瞬間、ニッコリと微笑むと俺の肩に手を置いてこう言ってきた。
「なんだ...元気あるじゃん。良かったぁ~。殴る元気もないのかと思った!...もし、話せることであれば...相談乗るよ??」
俺は、内心嬉しい気持ちでいっぱいだったが、軽く頭を下げると
「...ごめん。...ありがとう。でも、これは俺の問題だから...もうしばらく一人で考えたいんだ。...ほんとにごめんな...。」
と言った俺の背中をバシッと叩き、ケラケラと笑い、友はこういった。
「...はははっ、なんで謝るんだよ!...大丈夫!何かあれば、直ぐに言ってくれて構わないから!!俺たち...そういう仲だろ???」
「...ほんとにありがとう。友のその言葉に何度救われたかわからないな...。」
「ほら、そんなこと言わずに...売店行こうぜ!!...俺おなかすいちゃってさ~、二限もたねぇーわ!」
「...はははっ、お前ってほんと食いしん坊だよな!!...まるで、秋良みたっ...!...すまん、今のは忘れてくれ。そうだな、俺も甘い物食べたいし、行くか!」
やっぱり...持つべきものは友達だよな...。
俺を救ってくれるのは...いつだって...秋良だったのに...。
俺は...あの時...昨日の夜...どうするべきだった??
...あいつを信じてやればよかったのか??
でも、あんな決定的な写真まであるのにか...??
いや、無理だろ???
...はぁ、出来ることなら秋良を手放したくないな...。
ほんと...俺はどうしたらいいんだろう...。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
短編エロ
黒弧 追兎
BL
ハードでもうらめぇ、ってなってる受けが大好きです。基本愛ゆえの鬼畜です。痛いのはしません。
前立腺責め、乳首責め、玩具責め、放置、耐久、触手、スライム、研究 治験、溺愛、機械姦、などなど気分に合わせて色々書いてます。リバは無いです。
挿入ありは.が付きます
よろしければどうぞ。
リクエスト募集中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる