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「あっ、君は...!」
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「はい...という事で!みんな聞いて!!この子が...今日から新しくこのシェアハウスでみんなと生活を共にする...えっと......ごめんね、自己紹介してもらってもいいかな??」
「あっ、はい。...初めまして、僕の名前は、海紗楽 䴇(みさら れい)って言います。...よく、女っぽいって言われるんですけど、れっきとした男なんで...よろしくお願いします。」
「という事だから!!...えっと、䴇くんの部屋は、秋良の部屋の隣だから...秋良??ご飯食べたあとでいいから、䴇くんを部屋に案内してあげてね。」
「あっ、鈴斗さん、分かりました。...というよりも、君って...。」
秋良は、こう言うと目の前で礼儀正しいお辞儀をする...大学で何度か会った見覚えのバリバリある男の子に、質問したをしたのだった。
すると䴇は、秋良の方をじっと見て、次の瞬間、目が落ちるのではないかというぐらい、目を見開いて驚いた顔でこう言葉を返した。
「嘘っ!??...秋良さん??なんで...って、もしかして秋良さんは、ここのシェアハウスの一住人だったんですか!???」
「えっ、なになに??二人は知り合いだったの!???」
䴇の言葉に、興味深々に二人の関係を知りたがった龍に秋良が、困った顔をしながら言葉を返した。
「...いや、それが......。」
「えっ!??同じ大学の知り合い!???しかも、学年一緒なの!?」
「はい、秋良さんには何かとお世話になりっぱなしで...。前回は、講義ノートがとれなくて、写真を撮らせて下さったし...それに、今日なんか...僕が同期に絡まれてるの、助けて頂いたしで......。」
「へぇっ...へぇー。それは、秋良...いい事したなぁ??」
龍は、䴇の言葉に若干顔を引きつらせながら、精一杯の笑顔を作った。
そんな龍の様子に、背中をダラダラと嫌な汗が流れ出した秋良は、じっと床を見つめる事しか出来なかった。
「ほら、みんな!!せっかく新しい子が来たんだし!!今日は、アイスブレイクと題して、ご馳走を食べるよ!!!」
「あぁ、なぁ??鈴にー...なんでさっきから、虎太郎は、あんなに青ざめた顔をしてるんだ??」
「ふふふっ、ちょっとね...まぁ、そんなこと気にしないで...ほら!!虎太郎もご飯だよ???」
「いや、鈴にー...明らか何かあったでしょ...。すごく怖いんだけど...。」
「っ...ねぇ...鈴斗さん...?ご飯の野菜ちゃんと食べたら、お仕置きの事...なしにしてくれる??」
「うーん、それは虎太郎の食べっぷりによるかな??」
「...分かった。俺、いっぱい野菜食べるから...だから...!!」
こう言うと虎太郎は、ご馳走の並んだ机の前に行き、トスンッと席に着いた。
そんな虎太郎に内心『...鈴にーって、悪魔よりタチ悪いだろ...。しかも、お仕置きって...あー、そう言えば違反してたなぁ...あいつ。...ご愁傷さま。』と言っている龍のことなど、当の虎太郎は、全く知らないのであった。
䴇も席につき、秋良も同じく席に座ろうとソファから立ち上がった瞬間、隣に立っていた龍に耳元で一言呟かれた。
「...秋良...䴇を部屋に案内したあとでいいから、俺の部屋にこい。...少し、話がある。」
「...っ???...あっ、分かった...。(やばい...龍のあの顔...絶対怒ってるじゃん...。...あー、どうしよ...。困ったな...。何言われるんだろ...。)」
秋良は、龍の妙な顔色に、嫌な汗を背中に伝わせながら、龍にコクコクと頷くと急いでみんなのいる机の方に向かったのだった。
「あっ、はい。...初めまして、僕の名前は、海紗楽 䴇(みさら れい)って言います。...よく、女っぽいって言われるんですけど、れっきとした男なんで...よろしくお願いします。」
「という事だから!!...えっと、䴇くんの部屋は、秋良の部屋の隣だから...秋良??ご飯食べたあとでいいから、䴇くんを部屋に案内してあげてね。」
「あっ、鈴斗さん、分かりました。...というよりも、君って...。」
秋良は、こう言うと目の前で礼儀正しいお辞儀をする...大学で何度か会った見覚えのバリバリある男の子に、質問したをしたのだった。
すると䴇は、秋良の方をじっと見て、次の瞬間、目が落ちるのではないかというぐらい、目を見開いて驚いた顔でこう言葉を返した。
「嘘っ!??...秋良さん??なんで...って、もしかして秋良さんは、ここのシェアハウスの一住人だったんですか!???」
「えっ、なになに??二人は知り合いだったの!???」
䴇の言葉に、興味深々に二人の関係を知りたがった龍に秋良が、困った顔をしながら言葉を返した。
「...いや、それが......。」
「えっ!??同じ大学の知り合い!???しかも、学年一緒なの!?」
「はい、秋良さんには何かとお世話になりっぱなしで...。前回は、講義ノートがとれなくて、写真を撮らせて下さったし...それに、今日なんか...僕が同期に絡まれてるの、助けて頂いたしで......。」
「へぇっ...へぇー。それは、秋良...いい事したなぁ??」
龍は、䴇の言葉に若干顔を引きつらせながら、精一杯の笑顔を作った。
そんな龍の様子に、背中をダラダラと嫌な汗が流れ出した秋良は、じっと床を見つめる事しか出来なかった。
「ほら、みんな!!せっかく新しい子が来たんだし!!今日は、アイスブレイクと題して、ご馳走を食べるよ!!!」
「あぁ、なぁ??鈴にー...なんでさっきから、虎太郎は、あんなに青ざめた顔をしてるんだ??」
「ふふふっ、ちょっとね...まぁ、そんなこと気にしないで...ほら!!虎太郎もご飯だよ???」
「いや、鈴にー...明らか何かあったでしょ...。すごく怖いんだけど...。」
「っ...ねぇ...鈴斗さん...?ご飯の野菜ちゃんと食べたら、お仕置きの事...なしにしてくれる??」
「うーん、それは虎太郎の食べっぷりによるかな??」
「...分かった。俺、いっぱい野菜食べるから...だから...!!」
こう言うと虎太郎は、ご馳走の並んだ机の前に行き、トスンッと席に着いた。
そんな虎太郎に内心『...鈴にーって、悪魔よりタチ悪いだろ...。しかも、お仕置きって...あー、そう言えば違反してたなぁ...あいつ。...ご愁傷さま。』と言っている龍のことなど、当の虎太郎は、全く知らないのであった。
䴇も席につき、秋良も同じく席に座ろうとソファから立ち上がった瞬間、隣に立っていた龍に耳元で一言呟かれた。
「...秋良...䴇を部屋に案内したあとでいいから、俺の部屋にこい。...少し、話がある。」
「...っ???...あっ、分かった...。(やばい...龍のあの顔...絶対怒ってるじゃん...。...あー、どうしよ...。困ったな...。何言われるんだろ...。)」
秋良は、龍の妙な顔色に、嫌な汗を背中に伝わせながら、龍にコクコクと頷くと急いでみんなのいる机の方に向かったのだった。
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