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これより洗礼の儀を執り行う
10、これより復帰会見コントを行いますが、関係ない質問は大歓迎です
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「はい」
「はい。そちらの記者の方どうぞ」
挙手した記者役の響季を司会役の零児が指す。
「週刊ネタバレンチーノフ・ザ・ムービーです」
響季がまずは雑誌名でボケてみせる。
記者会見コントならこれだろうと。
だが零児は顔色ひとつ変えない。
ボケが長過ぎたかと響季が焦り、重ねてネタ職人の会見で映画雑誌記者?と自分のボケに疑問を抱くが、
「一度は引退を決意した理由について、お訊かせ願えますか」
質問は真面目にぶつけてみる。
「そうですね……。私には親しい友人がいて、彼女とは正直最近知り合ったばかりなのですが、その友人と、私は賭けをしました」
零児が神妙な面持ちで、真面目さを出しながらそう言い出す。
その友達であるところの響季が、親しいという部分とコントの中に登場人物として出てきたことでくすぐったいような嬉しさに包まれる。
「賭け、というと?」
「もし彼女がラジオ番組に送ったメールが読まれたら、私がずっと使っていたラジオネームを教えるというものです。私はそのラジオネームをずっと使っていました。だからそれを教えるということは……、そうですね…、もう一人の自分が捕まってしまった、自ら捕まえさせた、みたいな意味合いがあります」
記者役というフィルターを通して、偽物のカメラを構えて響季がその話を聴く。
零児は即興コントを通して伝えようとしてくれていた。
おそらく素面では伝えられないことを、本心を、辿々しく。
「それは、貴方にとって都合の悪いことでしたか?」
響季が自分の中でずっと気になっていたことを訊く。
声に震えが出ないようにしながら。
「いえ、私はむしろ、」
そう零児が言葉を切り、
「誰かに見つけてもらいたかったのかもしれません。心の何処かで。誰にも知られたくなかったのに。本当は誰かに。たった一人でもいいから、信頼出来る人に」
まっすぐ、たった一人の記者に目を向けたままそう言った。
その言葉が記者の胸に、響季の胸に熱く刺さる。
秘密を打ち明けたい。
自慢したい。
曝け出したい。
深夜、電波の海で暗躍している自分を。
一般人からすれば取るに足らない、自分は声優ラジオの有名ネタ職人だという裏の顔を。
それは言ってみれば傲慢なエゴイズムに過ぎない。
それでも零児は誰かに知ってほしかったのだ。ここにいる、ここにいたということだけを。
現実世界のどこでもいいから爪痕を刻みつけたかったのだ。
ラジオネームを知った後も、響季はそのことを誰にも教えなかった。
当然、親友である柿内君にもだ。
響季はその爪痕を胸に刻みつけることを許された、たった一人の人間なのだと知った。
「ただ、仕切り直したいというところもあるかもしれません。あの名前に特別な愛着があったわけでもないし、新鮮な気持ちでまた歩き出したいという思いの方が強いかもしれません」
「それは、ネタ職人として?」
記者が皮肉った質問をぶつけると、
「そうですね」
と、零児はそれをあしらうように、少し困った、オトナな笑顔を向けた。
その笑顔に響季がドキリとする。
それは普段のピリリとした零児ならとても見ることの出来ない、役に入っていなければ向けてもらえない笑顔だった。
「は、はい」
「どうぞ」
コントを続けるべく、挙手した記者を司会が指す。
「月刊ラジオキッスです」
見慣れない笑顔のせいか、今度はラジオというものに寄せるあまり普通にまとまりすぎた。
雑誌名に適度な古臭さはあるが、無難さが際立つ。
焦りに響季の心臓が脈打つが、
「それでは、復帰の理由については」
記者が同じ質問を繰り返し、しまった、グダグダだと響季が心の中で叫ぶ。
ドミノ倒しのように一度崩れたら建て直すことが出来ない。
だが同時に、同じ質問を投げ掛け、零児は同じ答えを返すだろうかと期待する。
ボケで返すに違いないと。
期待を込めてケータイを構えたまま見ると、零児は一瞬間を置き、
「そうですね…。たぶんそれは、鯖缶の汁でそうめんを食べたら美味しかったからです」
と、言った。
その言葉に、時が止まる。
その場の空気が凍る。
二人の間に流れる空気が凍りつく。
それは寒さだけでは決してない。
滑った。
零児は滑ったのだ。
空に放り投げるようなシュールネタを言ったのに、それが無様に地面に落ちた。
お寒いボケを放ってしまったのだ。
響季にはわかった。
観客はいない。客の反応なんてない。それでもわかった。
しかし、
「おっと。耳をつんざくような静寂」
零児は滑ったボケをエスプリを利かせて自ら回収した。
「あとは、やはり退屈だからですね。夜はこれからどんどん長くなりますし、それを潰す程度には最適かと」
滑ったことも気にせず、更にそれを、季節をからめた風流なコメントでまとめた。
無難にまとめるでもなく、放り投げて外したら回収し、また変則的なシュートで決める。
それを耳に響季は次の振りを発す。
「はい」
「どうぞ」
挙手した記者を、司会が指す。
「月刊犬草履わんわんです」
「は、ぃ」
返事をする零児の口がほんの小さくひく、となった。
笑いには遠いが雑誌名に反応を見せた。
前足だけ草履を履かせ、後ろ足は素足か、それとも全足4つに草履を履かせている犬の姿を想像したか。
響季はその反応を見て、
「今日の夜何食べたい?」
「そうだなあ。ラザニアがいいかな。あ、ラ・ザーニャがいいです」
記者会見で食べたい夕飯メニューをフランクに訊くというボケを放つが、零児はすぐさまそれを返してきた。
一度言ったメニューを正しい発音風に言い直して。
打てば響く。
その状態が出来上がってきた。
ケータイを構えた眼鏡女子高生は、自分の中のエンジンがようやくかかってきたのがわかった。
ふつふつと体中に熱い血液が巡り、それが脳に注がれる。
脳の柔らかい部分がにわかに活発化し、文章として発せられる。
意図してやらず、それらは全て自動で行われていた。
「はい」
「どうぞ」
記者が挙手し、司会が指す。
言葉を発する直前、響季は次の質問で最後だろうなと思った。
この遊びに、一旦区切りをつけなくてはならないからだ。
「日刊丸めてゴキブリぺしぺし新聞です」
言った新聞名に零児は反応しない。笑わんぞの構えに出たか。
頭の中でセンテンスとして浮かんだ時にはいいと思ったが、音声ネタとして消化するには長すぎたかと響季が考える。だが、
「は…」
質問が、何も出てこない。
雑誌名のボケに囚われすぎて、質問を考えていなかった。
訊きたいことは訊き、ボケも浮かばない。
「あ、の」
この茶番劇をもう少しだけ続け、そこから綺麗に終わらせたいのに何も浮かばない。
眼鏡の奥で眼球が忙しなく動き、何かを探す。
笑いに繋げる糸口を。
しかし何も視界に入ってこない。
いや、記者からの質問を待っている、会見を開いた帆波零児さんしか。
そのアーモンドアイを見ながら、自分がなぜラジオネームを思いつかないのか響季はわかった。
名前を授け、零児がネタ職人として復帰すれば、今は自分に降り注いでいる笑いの雨粒がまたラジオに注がれるようになるからだ。
そうすればこんなに楽しい、ヒリヒリする茶番劇をもう自分としてくれないのではないかと思ったからだ。
思い付かないのではなく、この時間を引き延ばしたいだけなのではないかと。
「ちょっ、と…、あの…、保留にさせてもらえませんかね。ラジオネームの件」
響季は視線を合わせず、気まずそうに言った。
記者役を勝手に降りて。
それは楽しい茶番劇が終わったのと同じことだ。
「…いいけど」
零児も役を降りてそう言う。
勝手にコントを終わらせたことと、おそらく仕事の遅い職人にムスッとしながら。
「ごめん…」
響季が申し訳ないなと思っていると、
「じゃあ、響季のラジオネーム貸して」
「へ、えっ!?」
「使い捨てのやつか、昔使ってたお下がりちょうだい」
姉にお古の洋服か、カバンをねだる妹のようなことを言い出した。
「だっ、でもっ、ええっ!?」
拒否しようとするが、響季にはその正当な理由が見つからない。
納めるのが遅いから仕方ない。
思いつかないから仕方ない。
だからお前の名義を貸せと向こうは言っているのだ。
「………はい」
結局は観念して、響季は過去の名前を持ちだした。
それが置いてある場所となれば、
「どおぞ」
口をへの字にしながら響季が自分のケータイを差し出す。
今までラジオ番組に採用されたメール。それを保護したフォルダ。
使ってきたラジオネームはそこにある。
以前も見せたが、また見せることになるとは思ってなかった。
「ふむ」
メールを見ながら、零児が使えそうな名前をチョイスしていく。
だがそのスピードは恐ろしく早い。
いいものがないのだ。引っかかるような名前が。
天才ネタ職人様のお眼鏡にかなうものが。
「んぬぅぅぅぅ」
響季はまた身悶えるような恥ずかしさに襲われた。
記者会見コントと恥ずかしさのせいで、温かい室内でコーヒーを飲む必要などもうなさそうだった
「はい。そちらの記者の方どうぞ」
挙手した記者役の響季を司会役の零児が指す。
「週刊ネタバレンチーノフ・ザ・ムービーです」
響季がまずは雑誌名でボケてみせる。
記者会見コントならこれだろうと。
だが零児は顔色ひとつ変えない。
ボケが長過ぎたかと響季が焦り、重ねてネタ職人の会見で映画雑誌記者?と自分のボケに疑問を抱くが、
「一度は引退を決意した理由について、お訊かせ願えますか」
質問は真面目にぶつけてみる。
「そうですね……。私には親しい友人がいて、彼女とは正直最近知り合ったばかりなのですが、その友人と、私は賭けをしました」
零児が神妙な面持ちで、真面目さを出しながらそう言い出す。
その友達であるところの響季が、親しいという部分とコントの中に登場人物として出てきたことでくすぐったいような嬉しさに包まれる。
「賭け、というと?」
「もし彼女がラジオ番組に送ったメールが読まれたら、私がずっと使っていたラジオネームを教えるというものです。私はそのラジオネームをずっと使っていました。だからそれを教えるということは……、そうですね…、もう一人の自分が捕まってしまった、自ら捕まえさせた、みたいな意味合いがあります」
記者役というフィルターを通して、偽物のカメラを構えて響季がその話を聴く。
零児は即興コントを通して伝えようとしてくれていた。
おそらく素面では伝えられないことを、本心を、辿々しく。
「それは、貴方にとって都合の悪いことでしたか?」
響季が自分の中でずっと気になっていたことを訊く。
声に震えが出ないようにしながら。
「いえ、私はむしろ、」
そう零児が言葉を切り、
「誰かに見つけてもらいたかったのかもしれません。心の何処かで。誰にも知られたくなかったのに。本当は誰かに。たった一人でもいいから、信頼出来る人に」
まっすぐ、たった一人の記者に目を向けたままそう言った。
その言葉が記者の胸に、響季の胸に熱く刺さる。
秘密を打ち明けたい。
自慢したい。
曝け出したい。
深夜、電波の海で暗躍している自分を。
一般人からすれば取るに足らない、自分は声優ラジオの有名ネタ職人だという裏の顔を。
それは言ってみれば傲慢なエゴイズムに過ぎない。
それでも零児は誰かに知ってほしかったのだ。ここにいる、ここにいたということだけを。
現実世界のどこでもいいから爪痕を刻みつけたかったのだ。
ラジオネームを知った後も、響季はそのことを誰にも教えなかった。
当然、親友である柿内君にもだ。
響季はその爪痕を胸に刻みつけることを許された、たった一人の人間なのだと知った。
「ただ、仕切り直したいというところもあるかもしれません。あの名前に特別な愛着があったわけでもないし、新鮮な気持ちでまた歩き出したいという思いの方が強いかもしれません」
「それは、ネタ職人として?」
記者が皮肉った質問をぶつけると、
「そうですね」
と、零児はそれをあしらうように、少し困った、オトナな笑顔を向けた。
その笑顔に響季がドキリとする。
それは普段のピリリとした零児ならとても見ることの出来ない、役に入っていなければ向けてもらえない笑顔だった。
「は、はい」
「どうぞ」
コントを続けるべく、挙手した記者を司会が指す。
「月刊ラジオキッスです」
見慣れない笑顔のせいか、今度はラジオというものに寄せるあまり普通にまとまりすぎた。
雑誌名に適度な古臭さはあるが、無難さが際立つ。
焦りに響季の心臓が脈打つが、
「それでは、復帰の理由については」
記者が同じ質問を繰り返し、しまった、グダグダだと響季が心の中で叫ぶ。
ドミノ倒しのように一度崩れたら建て直すことが出来ない。
だが同時に、同じ質問を投げ掛け、零児は同じ答えを返すだろうかと期待する。
ボケで返すに違いないと。
期待を込めてケータイを構えたまま見ると、零児は一瞬間を置き、
「そうですね…。たぶんそれは、鯖缶の汁でそうめんを食べたら美味しかったからです」
と、言った。
その言葉に、時が止まる。
その場の空気が凍る。
二人の間に流れる空気が凍りつく。
それは寒さだけでは決してない。
滑った。
零児は滑ったのだ。
空に放り投げるようなシュールネタを言ったのに、それが無様に地面に落ちた。
お寒いボケを放ってしまったのだ。
響季にはわかった。
観客はいない。客の反応なんてない。それでもわかった。
しかし、
「おっと。耳をつんざくような静寂」
零児は滑ったボケをエスプリを利かせて自ら回収した。
「あとは、やはり退屈だからですね。夜はこれからどんどん長くなりますし、それを潰す程度には最適かと」
滑ったことも気にせず、更にそれを、季節をからめた風流なコメントでまとめた。
無難にまとめるでもなく、放り投げて外したら回収し、また変則的なシュートで決める。
それを耳に響季は次の振りを発す。
「はい」
「どうぞ」
挙手した記者を、司会が指す。
「月刊犬草履わんわんです」
「は、ぃ」
返事をする零児の口がほんの小さくひく、となった。
笑いには遠いが雑誌名に反応を見せた。
前足だけ草履を履かせ、後ろ足は素足か、それとも全足4つに草履を履かせている犬の姿を想像したか。
響季はその反応を見て、
「今日の夜何食べたい?」
「そうだなあ。ラザニアがいいかな。あ、ラ・ザーニャがいいです」
記者会見で食べたい夕飯メニューをフランクに訊くというボケを放つが、零児はすぐさまそれを返してきた。
一度言ったメニューを正しい発音風に言い直して。
打てば響く。
その状態が出来上がってきた。
ケータイを構えた眼鏡女子高生は、自分の中のエンジンがようやくかかってきたのがわかった。
ふつふつと体中に熱い血液が巡り、それが脳に注がれる。
脳の柔らかい部分がにわかに活発化し、文章として発せられる。
意図してやらず、それらは全て自動で行われていた。
「はい」
「どうぞ」
記者が挙手し、司会が指す。
言葉を発する直前、響季は次の質問で最後だろうなと思った。
この遊びに、一旦区切りをつけなくてはならないからだ。
「日刊丸めてゴキブリぺしぺし新聞です」
言った新聞名に零児は反応しない。笑わんぞの構えに出たか。
頭の中でセンテンスとして浮かんだ時にはいいと思ったが、音声ネタとして消化するには長すぎたかと響季が考える。だが、
「は…」
質問が、何も出てこない。
雑誌名のボケに囚われすぎて、質問を考えていなかった。
訊きたいことは訊き、ボケも浮かばない。
「あ、の」
この茶番劇をもう少しだけ続け、そこから綺麗に終わらせたいのに何も浮かばない。
眼鏡の奥で眼球が忙しなく動き、何かを探す。
笑いに繋げる糸口を。
しかし何も視界に入ってこない。
いや、記者からの質問を待っている、会見を開いた帆波零児さんしか。
そのアーモンドアイを見ながら、自分がなぜラジオネームを思いつかないのか響季はわかった。
名前を授け、零児がネタ職人として復帰すれば、今は自分に降り注いでいる笑いの雨粒がまたラジオに注がれるようになるからだ。
そうすればこんなに楽しい、ヒリヒリする茶番劇をもう自分としてくれないのではないかと思ったからだ。
思い付かないのではなく、この時間を引き延ばしたいだけなのではないかと。
「ちょっ、と…、あの…、保留にさせてもらえませんかね。ラジオネームの件」
響季は視線を合わせず、気まずそうに言った。
記者役を勝手に降りて。
それは楽しい茶番劇が終わったのと同じことだ。
「…いいけど」
零児も役を降りてそう言う。
勝手にコントを終わらせたことと、おそらく仕事の遅い職人にムスッとしながら。
「ごめん…」
響季が申し訳ないなと思っていると、
「じゃあ、響季のラジオネーム貸して」
「へ、えっ!?」
「使い捨てのやつか、昔使ってたお下がりちょうだい」
姉にお古の洋服か、カバンをねだる妹のようなことを言い出した。
「だっ、でもっ、ええっ!?」
拒否しようとするが、響季にはその正当な理由が見つからない。
納めるのが遅いから仕方ない。
思いつかないから仕方ない。
だからお前の名義を貸せと向こうは言っているのだ。
「………はい」
結局は観念して、響季は過去の名前を持ちだした。
それが置いてある場所となれば、
「どおぞ」
口をへの字にしながら響季が自分のケータイを差し出す。
今までラジオ番組に採用されたメール。それを保護したフォルダ。
使ってきたラジオネームはそこにある。
以前も見せたが、また見せることになるとは思ってなかった。
「ふむ」
メールを見ながら、零児が使えそうな名前をチョイスしていく。
だがそのスピードは恐ろしく早い。
いいものがないのだ。引っかかるような名前が。
天才ネタ職人様のお眼鏡にかなうものが。
「んぬぅぅぅぅ」
響季はまた身悶えるような恥ずかしさに襲われた。
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