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1 ぐずぐずに愛される話

4 ただ身体を洗っているだけです1 ☆

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「うう、ご主人に弄ばれた」
「人聞き悪い子というな」
「傷ものにされたからお嫁に行けない」
「じゃあうちに来い」
「前言撤回します」

下手なこと言うと囲い込まれそうである。
でも、胸をもまれて、こう、たぶん絶頂してしまったのだろう。
なんか悔しい。後、女の子を強く意識してしまって何か嫌だった。
股のところがぬるぬるしてる。これが愛液だろうか。

「まあいい、ひとまず風呂に入るぞ」
「温泉!」
「すぐに元気になったな」
「……何でボクを抱えたのかな?」
「そりゃいっしょに入って隅から隅まで洗ってやるためだろ」
「自分で洗えますー!!!」
「却下」
「何の権限で却下するんだよ!!」

文句を言うが、ご主人は頑としておろしてくれない。
そのまま部屋に併設されている風呂へ連れ込まれてしまった。



ご主人の膝に乗せられて洗われる、というのは実は初めてではない。
ご主人を守るために身を挺した時に大けがをして、そう言った時のリハビリ中はご主人がこうやって洗ってくれていた。
その時だってそんなには恥ずかしくなかった。
だから、そう、そんな恥ずかしくないはずなんだけど……

「ううううう」
「唸ってもかわいいだけだぞ」

すごく恥ずかしい。顔が真っ赤になっているのが分かるぐらい恥ずかしい。
お尻の下の手ぬぐい越しに、ご主人のその、おちんちんがガチガチになっているのが分かって更に恥ずかしい。
胡坐をかいているご主人の膝の上に、足を開いて乗っている状態だ。下手しなくてもいろいろみられる状態である。

「だってみられて恥ずかしい」
「後ろからだとおっぱいが邪魔でほとんど見えないぞ」
「セクハラ禁止っ!!」
「ひとまず首から洗っていくからな」

そう言ってご主人は、石鹸のついた手でボクの首を洗い始める。
ゴロゴロ…… 気持ちよくてふにゃふにゃしてしまう。
そうして手やわきの下を順番に洗っていく。宝物みたいに洗ってくれるからちょっと楽しい。
そうして手がボクの胸へと伸びてきた。



ゆっくりと乳房を表れていく。
今まで何度もされているのに、今日は無性に恥ずかしい。
しかし、いつもの様に全体をやさしく洗ってくれて終わり、とはならなかった。

「乳首の先いじめないでぇ」
「でも気持ちいいだろ?」

ご主人が調子に乗って、ボクの乳首の先を指で擦り始めたのだ。
さっきのマッサージで一番弱いのはバレてるし、絶妙な強さで擦ってくるのだ

「きもちよくないよぉ。やめてぇ、んいっ♡」
「ほら、こうするともっといいだろ?」

そう言って人差し指の腹で先っちょを擦りながら、他の指を胸にめり込ませていく。
痛くないぎりぎりの強さである。ご主人はボクの事をどこまでわかってしまっているのか。

「やだぁ、おっぱい揉みながら先擦るのだめっ、えあっ♡」
「いやじゃないだろう? ほら、イっちゃっていいんだぞ」
「しょんにゃこといわにゃいれぇ、あ、あ、ああああ♡♡♡」

耳元でご主人にそう言われると我慢がついにできなくなった。
腰を前後に振りながら、ボクは絶頂してしまうのだった。
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