ラクダのコブ

海星

文字の大きさ
3 / 5

リサ

しおりを挟む

私の父は2人いる。
この横に座っている小説家のこの人と、もう1人私の血の繋がったであろう父親の2人だ。
小さな頃私は病弱で入退院を繰り返していた。
母は、早くに亡くなり血の繋がってる事もおぞましいあいつとおばあちゃんと暮らしていたようにおもう。
おばぁちゃんは甲斐甲斐しく私の世話をしてくれたが、やはり歳には勝てないようで亡くなってしまった。
そこからだ、父親であるあいつから性的虐待を受けるようになったのは、8歳の頃だった。
私はそこから、3人の子供を産んだ。
それはもう壮絶だった自宅で訳もわからず産んだ。
子供ながらに、これは普通の事ではない事はわかったでも、子供だった私に何もできる事はなかった。

自分の子供という感覚はなく、兄弟に近い感じに思っていたと思う。
あのクソ親父も、弟達と呼んでいたし、私もそれに違和感を感じていなかった。

ただ、この子達はあいつから守らないといけない物なのはわかっていたからそれだけの為に生きていたようにおもう。

そんな時に出会ったのが、正子さんだった。
あのクソな父親は、子供が増えるにつれ暴力もました。
弟達殴られるのも耐えられなかった夜中に暴れて殴られた後弟達を連れ、夜の公園に連れ出した。
その時わたしは13歳だった。
3歳、2歳、1歳の弟達を連れて逃げるのに必死だった。

ねぇこんな時間にどうしたの?と聞いて来たのが正子さんだった。
正子さんはあたしの顔の痣と弟達の風貌をみて察して、ねぇあたしもね、逃げたい親がいたの。
クソな親を持つとお互い大変だねと、ため息をついた。
だからこない?一緒に。
どこへ?とは思ったが、あのクソ親父から離れられるならどこでもよかった。
それで連れて行ってくれた先が、今の父親の一郎だった。
正子さんに連れられて行くと、一郎は凄く優しい顔でおかえりと言葉をかけてくれた。
その後私から話をきくと、よし。みんなで逃げよう。僕は、今日から君の父親になってもいいかい?と言われたが、今よりマシなところならどこでもよかった。
うん。と頷くと。一郎は優しく頭を撫でてくれた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

私の優しいお父さん

有箱
ミステリー
昔、何かがあって、目の見えなくなった私。そんな私を、お父さんは守ってくれる。 少し過保護だと思うこともあるけれど、全部、私の為なんだって。 昔、私に何があったんだろう。 お母さんは、どうしちゃったんだろう。 お父さんは教えてくれない。でも、それも私の為だって言う。 いつか、思い出す日が来るのかな。 思い出したら、私はどうなっちゃうのかな。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...