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イジメ返し 〜いじめっ子恐怖で顔を歪めるが、逃げられない絶望に気が狂う〜
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ある日の昼中、僕は1人で廃墟というか誰も人が入らない建物に侵入しようとしていた。本来は法律違反になるかもと分かってはいた。だけど行かなきゃダメなんだ。
だってそこには……。
そう、そこにはあるはず。
僕が探していたものが。それはいじめっ子達に隠された僕の学生証が置いてあるはず。
何でそんな所に…と思ったが、誰に聞いたのかわからないが何でも僕は怖がりだと誰かに聞いたようだ。本当かって?嘘に決まってるじゃないか。
僕はそんな腰抜けじゃないよ?
いじめっ子はそうじゃなかったみたいだけどさ。
だってそこから戻って来たといういじめっ子の1人が真っ青な顔で言っていたから。そんな顔してまで行くところか?と思わず笑いそうになったが、グッと堪えて黙っていた。僕は基本霊とかは信じていない。だって非科学的じゃないか。
そんなの実際あるわけもいるわけもないと思っている。それよりも入っちゃいけない建物に入ったことの方が問題だと思っていた。
建物といっても廃墟なのでボロい。ただどこに学生証を置いたのか教えてくれていたので真っ直ぐあるであろう部屋の方へ歩いて行った。もちろんここにいるのは僕1人。
でも怖くないよ?ただ暗いだけ。
携帯電話のライト機能を操作し、明かりをつけてひたすら歩く。途中誰とも会わなかったし何も起きなかった。
まぁ僕のところに出たって見えないし聞こえないしね~。
幽霊だってやになるよね?
そう思っていた……。
学生証を見つけた僕はサッサと帰ろうとその部屋から出ようとしたのだが、突然目の前でドアが閉まった。一瞬何が起こったかと頭が?マークになったが、たいした気にもせずにドアに手をかけた。でも動かない。何で?僕そんなに握力弱くないよ?でもびくともしない。と同時にガタガタと何かが揺れる音がする。
もしかしてこれが心霊現象?ポルターガイストってやつ?
ちょっとワクワクした。ほんとは良くないけど…。だって今まで一度だってそんな体験した事はないから。
興味津々てやつ。
でもまさかいじめてたやつがみんな集まって怪現象もどきをやってるなんて思いもしなかったからさ、驚きもしなかったよ。そしたらさ、周りが騒ぎ出した。騒ぎ出したから再度ドアノブに手をかけたら今度は簡単に開いて拍子抜けした。その目の前には真っ青な顔をしてるいじめっ子の2人がいた。
相手もまさか僕が出てくるなんて思わなかったらしく慌ててその場から逃げようとしたが何故か腰が抜けてて動けないらしい。僕は基本人とは仲良くと考えていたが、こいつらは別だ。だっていじめっ子だもの。何されるかわかったもんじゃない。
だからその場からいなくなろうとしたが、涙ながらに訴えてくるその2人をそのままにしていくのはどうかと思い、首謀者は誰かと問いた。するとあっけなくはいた。いじめっ子の中に偉い奴の息子がいた。だから威張ってるようだ。そう言うやつほど怖がりだったりする。だからそいつを連れてこいと言って頬を引っ叩いたら慌てて仲間の元に消えた。すぐに連れてくるとは思えなかったからこの建物から出ようと思い、もときた道を辿って建物から出るとドアのぶにそこらに生えてる頑丈な蔓草を幾重にも縛ってその場を後にした。ほんと僕って怖いやつ?
それからそいつらが戻ってこないことが分かり、大人達は大騒ぎしたが、僕は他人事のように聞いているだけだった。まさか出られなくなったわけないよな?あの蔓草、思ったより頑丈だったみたいだけど…。
大人達は子供達に電話したら噂の絶えない廃墟に閉じ込められていると言う。
首謀者ははじめは喚いていたが、何やらおかしなことを言うようになり、仲間内からも離れた場所にポツンといると言う淋しい状態。
「もう何が何だか…。」
いじめっ子の一人がつぶやいた。
首謀者の男の子はまるで気狂いのように喚き散らしている。
他のいじめっ子の仲間は固まって様子を見ているだけだ。
「おい、どうする?あいつと言うかあの人置いてったら後々うるさいじゃんか。」
「でもさ、あんだけうるさいと逆に怖くね?」
「霊とか連れてきたりしてな。」「わかるわかる~。」
何気に出入り口まで歩いてきたが、ドアが開かない…なんて事ないよな?それにしてもいじめられてた奴の姿が見えない。どこに行った?まさか逃げた…とか?そう頭で考えながらドアノブを掴んだが、何故か回らなかった。必死になって開けようとするも何故か開かない。
周りは皆悪戯でもしてるんだろう…ぐらいにしか思ってなかったが、汗が伝い落ちるまでに必死になってる姿を見てちょっと変だなと思うようになった。
「おい、どうかしたか?さっさと開けろよ。帰ろうぜ。」
「やってるんだけど…回らない…んだ。」「?何が回らないって?」「ドアノブだよ。さっきからピクリとも動かなくてさ…。まさか…逃げたあいつがやってったのか?何かを…。」「何かをってなんだよ?」「俺らを閉じ込めるために決まってるだろ?」「なんでそんなことをする必要が…あーっ!ったぁ!!俺らがいじめてたからか?仕返し?」「多分な。」「マジか~。」
交代で何度かドアノブを回そうとするも全く動く気配がない。それよりも気になるのがそんなもの持ってたか?ってことだ。
「そんなの持ってなかったはずだぞ。俺が見た時は手ぶらだった。」「じゃあなんだ?まさかホントの霊?」「ま、マジか?!ヤダよ。俺。」「僕だってやだよ!」
それからはみな恐怖に取りつかれドアを叩き続けた。
それでも開く事はなく、その声も徐々に小さくなっていく……。そう、みなおかしくなったのだ。
大人達が場所がわかって駆けつけた時いじめっ子達は頭がおかしくなってしまったようで、口からヨダレを垂らしているもの、頭をかきむしっている者など見ていてこっちがおかしいのかとおもってしまう程だった。それからそのいじめっ子達はみな病院に入院している。
それを知ったのは翌日の事だった。
クラスでは噂になり、誰かの呪いじゃないかって。言ってる子が僕の方をチラ見しながら言っているのででどこはそこら辺か?と思ってる。
ただいじめっ子がいなくなったので、僕の学生生活は普通が当たり前となりホットしている。だけど時々気になるんだ。
誰かに見られてる気がして……。
それが誰なのか、何なのかは分からないけれど。
だってそこには……。
そう、そこにはあるはず。
僕が探していたものが。それはいじめっ子達に隠された僕の学生証が置いてあるはず。
何でそんな所に…と思ったが、誰に聞いたのかわからないが何でも僕は怖がりだと誰かに聞いたようだ。本当かって?嘘に決まってるじゃないか。
僕はそんな腰抜けじゃないよ?
いじめっ子はそうじゃなかったみたいだけどさ。
だってそこから戻って来たといういじめっ子の1人が真っ青な顔で言っていたから。そんな顔してまで行くところか?と思わず笑いそうになったが、グッと堪えて黙っていた。僕は基本霊とかは信じていない。だって非科学的じゃないか。
そんなの実際あるわけもいるわけもないと思っている。それよりも入っちゃいけない建物に入ったことの方が問題だと思っていた。
建物といっても廃墟なのでボロい。ただどこに学生証を置いたのか教えてくれていたので真っ直ぐあるであろう部屋の方へ歩いて行った。もちろんここにいるのは僕1人。
でも怖くないよ?ただ暗いだけ。
携帯電話のライト機能を操作し、明かりをつけてひたすら歩く。途中誰とも会わなかったし何も起きなかった。
まぁ僕のところに出たって見えないし聞こえないしね~。
幽霊だってやになるよね?
そう思っていた……。
学生証を見つけた僕はサッサと帰ろうとその部屋から出ようとしたのだが、突然目の前でドアが閉まった。一瞬何が起こったかと頭が?マークになったが、たいした気にもせずにドアに手をかけた。でも動かない。何で?僕そんなに握力弱くないよ?でもびくともしない。と同時にガタガタと何かが揺れる音がする。
もしかしてこれが心霊現象?ポルターガイストってやつ?
ちょっとワクワクした。ほんとは良くないけど…。だって今まで一度だってそんな体験した事はないから。
興味津々てやつ。
でもまさかいじめてたやつがみんな集まって怪現象もどきをやってるなんて思いもしなかったからさ、驚きもしなかったよ。そしたらさ、周りが騒ぎ出した。騒ぎ出したから再度ドアノブに手をかけたら今度は簡単に開いて拍子抜けした。その目の前には真っ青な顔をしてるいじめっ子の2人がいた。
相手もまさか僕が出てくるなんて思わなかったらしく慌ててその場から逃げようとしたが何故か腰が抜けてて動けないらしい。僕は基本人とは仲良くと考えていたが、こいつらは別だ。だっていじめっ子だもの。何されるかわかったもんじゃない。
だからその場からいなくなろうとしたが、涙ながらに訴えてくるその2人をそのままにしていくのはどうかと思い、首謀者は誰かと問いた。するとあっけなくはいた。いじめっ子の中に偉い奴の息子がいた。だから威張ってるようだ。そう言うやつほど怖がりだったりする。だからそいつを連れてこいと言って頬を引っ叩いたら慌てて仲間の元に消えた。すぐに連れてくるとは思えなかったからこの建物から出ようと思い、もときた道を辿って建物から出るとドアのぶにそこらに生えてる頑丈な蔓草を幾重にも縛ってその場を後にした。ほんと僕って怖いやつ?
それからそいつらが戻ってこないことが分かり、大人達は大騒ぎしたが、僕は他人事のように聞いているだけだった。まさか出られなくなったわけないよな?あの蔓草、思ったより頑丈だったみたいだけど…。
大人達は子供達に電話したら噂の絶えない廃墟に閉じ込められていると言う。
首謀者ははじめは喚いていたが、何やらおかしなことを言うようになり、仲間内からも離れた場所にポツンといると言う淋しい状態。
「もう何が何だか…。」
いじめっ子の一人がつぶやいた。
首謀者の男の子はまるで気狂いのように喚き散らしている。
他のいじめっ子の仲間は固まって様子を見ているだけだ。
「おい、どうする?あいつと言うかあの人置いてったら後々うるさいじゃんか。」
「でもさ、あんだけうるさいと逆に怖くね?」
「霊とか連れてきたりしてな。」「わかるわかる~。」
何気に出入り口まで歩いてきたが、ドアが開かない…なんて事ないよな?それにしてもいじめられてた奴の姿が見えない。どこに行った?まさか逃げた…とか?そう頭で考えながらドアノブを掴んだが、何故か回らなかった。必死になって開けようとするも何故か開かない。
周りは皆悪戯でもしてるんだろう…ぐらいにしか思ってなかったが、汗が伝い落ちるまでに必死になってる姿を見てちょっと変だなと思うようになった。
「おい、どうかしたか?さっさと開けろよ。帰ろうぜ。」
「やってるんだけど…回らない…んだ。」「?何が回らないって?」「ドアノブだよ。さっきからピクリとも動かなくてさ…。まさか…逃げたあいつがやってったのか?何かを…。」「何かをってなんだよ?」「俺らを閉じ込めるために決まってるだろ?」「なんでそんなことをする必要が…あーっ!ったぁ!!俺らがいじめてたからか?仕返し?」「多分な。」「マジか~。」
交代で何度かドアノブを回そうとするも全く動く気配がない。それよりも気になるのがそんなもの持ってたか?ってことだ。
「そんなの持ってなかったはずだぞ。俺が見た時は手ぶらだった。」「じゃあなんだ?まさかホントの霊?」「ま、マジか?!ヤダよ。俺。」「僕だってやだよ!」
それからはみな恐怖に取りつかれドアを叩き続けた。
それでも開く事はなく、その声も徐々に小さくなっていく……。そう、みなおかしくなったのだ。
大人達が場所がわかって駆けつけた時いじめっ子達は頭がおかしくなってしまったようで、口からヨダレを垂らしているもの、頭をかきむしっている者など見ていてこっちがおかしいのかとおもってしまう程だった。それからそのいじめっ子達はみな病院に入院している。
それを知ったのは翌日の事だった。
クラスでは噂になり、誰かの呪いじゃないかって。言ってる子が僕の方をチラ見しながら言っているのででどこはそこら辺か?と思ってる。
ただいじめっ子がいなくなったので、僕の学生生活は普通が当たり前となりホットしている。だけど時々気になるんだ。
誰かに見られてる気がして……。
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