徒然なる恋の話

焔 はる

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十五夜【壊れていく音】

15-23

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「しぃちゃんを返して欲しいって言いやがったんだよあいつ!!」


「・・・それって・・・何か二人は約束してたとかじゃなくて?結婚とか・・・」


「んなわけない!!大学卒業後にアメリカに行って、帰ってきたばかりだって言ってた。椎娜に聞いても・・・」


「・・・そんな約束はしてないって?」


「・・・あぁ・・・・・・・・・・・・でも・・・・・・・・・」


「・・・・・・でも?」


「・・・・・・・・・だめだ、言いたくない、椎娜の事だから・・・言いたくない・・・・・・」


・・・それって・・・女性にとっての特別っていうなら一般論的には初体験の相手とかだろうけど・・・それが椎娜さんのパターンに当てはまるかは分からないしな・・・

桜太を落ち着ける糸口を見つけられず、かと言って質問攻めにしても機嫌の悪化を煽るだけ・・・どうしたものか・・・


「・・・・・・暁月・・・初めての人って覚えてる?」


・・・あ~~~~


あ~~~~~~そっちぃぃぃぃ???


そっちかぁぁぁぁッ!


桜太の切り出し方の下手さも気になるけど、それは一旦置いといて、椎娜さんにとっての、って方を気にしてたけど、男にとって特別な方が桜太には引っかかってたのか!


歴代の彼女もセフレにも大した執着をした事がなく、去る者追わずだった桜太が唯一執着する彼女。


その大好きな彼女が筆おろしをしたのが、訪ねて来た男って事ね。


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