徒然なる恋の話

焔 はる

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十五夜【壊れていく音】

15-4

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「んゃッ・・・な、んッ・・・で・・・ッあ・・・ぅ・・・っ」


「・・・うつ伏せだと、いつもと違うトコ指当たるよね。お腹側から椎娜が好きなココ、触ってあげる。」


「!っっ・・・!やぁっ・・・!」


「やぁって言いながら、潮吹いてんじゃん、グショグショだよ?ね・・・もう突っ込んでいい?」


「ッや、・・・ま、って・・・お、ぅ、た・・・?なん、で・・・?」


指を引き抜いて、愛液を溢れさせるソコに俺は勃ち上がったソレに自重を乗せて突き入れた。


「~~・・・!!ッぅ・・・ぅ・・・ッ・・・は・・・ぁっ・・・や、ぁ・・・っ・・・な、んで・・・?おう、た、ぁ・・・っ」


「・・・びくびくしてる・・・なぁ・・・もっと締め付けてよ・・・」


ジュブ・・・グジュ・・・ッ


「んんーッ・・・!」


椎娜のペースなんて気にもせずに、バックから腰を打ち付け続けた。

ナカから吐き出される体液は白く泡立ったようになってぶつかり合う肌を汚していく。


「あっ・・・は、ぁ・・・ぅ・・・ん、んっ・・・ん、ンぅ・・・っ・・・ひ、ぁッ・・・や、ぁ、っ・・・」


「・・・っ・・・ぁ・・・は、ぁ・・・」


痙攣するように収縮を繰り返す椎娜のナカに、俺は今までで一番思いやりも優しさもない、嫉妬の痕跡を残した。


・・・最低だ・・・こんな・・・椎娜には絶対したくなかった・・・執着のなれの果て・・・




グッ・・・グプ・・・

吐精に合わせて腰を突き入れ、全てを椎娜に注ぐ。

引き抜き、埋めて、奥を突き上げる動きに椎娜は身体を震わせベッドに顔を埋めていた。



ズル・・・ッ・・・



ソレを引き抜き、パックリと開けた入り口から白濁した精が零れ、糸を引いてベッドに沁みを作った。



「・・・椎娜・・・」


「・・・・・・」


「っぶな・・・」


パンッ


起き上がろうとしてよろけた椎娜に手を伸ばし、けれど触れる前に椎娜の手が俺の手を叩いた。


「・・・・・・いい。さわらないで・・・・・・」


俺を見る事もなく、椎娜はベッドから降りて部屋を出て行った。


床には点々と、椎娜のナカから溢れ、零れ落ちた雫が残っていた。
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