徒然なる恋の話

十一夜【空白の後は濃密に愛して】

11-37

「･･･桜太、段々甘えたになってく･･･」

「やだ？」

「ううん、だって、私にだけでしょ？しかも･･･えっちの時だけ･･･」

「･･･それは･･････それはさ･･･ッ･･･気づいてても言っちゃだめじゃんっ！恥ずかしいでしょ･･･！」


生態が･･･バレバレだ！


「え～可愛いのに。普段カッコイイ彼氏が、えっちの時は甘えたになったり･･･意地悪になったり･･･すごく好き･･･」


「･･････ずりぃ･･････俺も好き･･････えっちの時、可愛いのにえろくて、意地悪になったり、男前になるしぃちゃん、めちゃくちゃ好き･･･。」


「ふふ･･･ねぇ、知ってる？こういうのなんて言うか･･･」


「･･･なぁに？」


「･･･相思相愛。」


「！！」


はぁぁぁぁ･･･！！


カッコイイ･･･！！


彼女がカッコイイんですけど！！


「ちょッ･･･桜太･･･ッ」


「ごめん、椎娜がカッコよすぎて欲情した、興奮した、元気になった。」


「や、もぅっ･･･」


「ふふふ･･･やぁっと、のんびり２人きりなんだから、朝までも時間あるし、明日も１日あるんだよ？身体溶けちゃうくらいイチャイチャしよぉ～ね」


「！そ、ッ･･･それ、はっ！ま、ッ･･･！！んん”ッ･･･！！！」


「ダイジョウブ、身体の相性もバッチリだから何度もイかせてあげるし、今日、まだおっぱい可愛がってあげてないから、可愛がってあげないと不公平じゃない･･･？寂しくなると思うんだ･･･。それはかわいそうだよね･･･。ダイジョウブ、俺と椎娜は相思相愛だからね。」


「お･･･ッ、お、ぅ、たッ･･･！！まっ･･･！！！」



まだまだ今日は時間がある。


そう、まだまだあるのだ。


えへへ。