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十夜【それは記憶と結びつくから。】
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しおりを挟む「・・・ほら、俺のペースになると、どうしていいのか、どう反応していいのかわからない・・・でしょ?」
「!・・・そういうのが・・・女誑しだ・・・」
「ふふ、まぁねぇ~別に、モテないわけじゃないし。けど、付き合った彼女は騙してたわけじゃないと思うよ、俺としては・・・。大切にしなかったわけでもない・・・。好きっていう感情はあったから付き合った。それでも、椎娜を忘れることはなくて、やっぱり俺が好きなのは椎娜だな、って確信に変わったわけです。だから・・・、椎娜が思う以上にしつこいし、かなり執着するし、嫉妬もするし、4歳児だろうが、くれてやるつもりないから。あなた、僕のですから。」
・・・おわかりですか?
おねーさん?
「・・・・・・悪いおねぇさんでも?」
ほら、また・・・
あ~~~もう、素直じゃないなぁ・・・そんなのさ・・・・・・
「大好物ですが?」
「っ・・・胃もたれしても知らないよ・・・っ」
「俺の栄養素の1つなので、欠けたら生きていけない。日々身体に取り込まないと生きていけません。ほら、観念して、椎娜はグッダグダに愛されてなよ。」
逃げられないのに、逃がさないのに、少し潤んで眠気の飛んだ瞳で俺を見る。
ゆっくり重ねた唇を割って、吐息と飲み込み、深く舌を差し入れた。
「っ・・・ん・・・」
頬を包み、髪を撫でて耳を擦り、首筋に手を滑らせる・・・
Tシャツの上から、柔らかな膨らみを手のひらに包み込んだ。
「・・・しぃな・・・ココ、硬くなってる・・・」
先端の小さな突起はツンとして指先に触れた。
・・・あぁいう話をした後に、俺が椎娜を物凄く好きだよ、っていう話しで椎娜を負けに追い込むと、椎娜の身体が熱く潤む事は知ってる。
・・・でも、今は出来ない期間。
だからこれは、ちょっと仕返し。
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