徒然なる恋の話

焔 はる

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七夜【大切なもの、守りたいもの】

7-73

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「お、ぅた・・・ま、って・・・いま、や、だ・・・」


「・・・どうして?」


「っ・・・こわい・・・っ」


「ふ・・・なんで?感じすぎちゃうから・・・??」


コクコクと頷いて、もしかしたら・・・なんて甘い考え・・・


「・・・大丈夫、今日は1日一緒にいられるから。」


意地悪に、愉しそうに、幸せそうに笑う。

けれど、それはなんの答えにもなっていない・・・

待って、なんて声にもなる前に、悲鳴のような嬌声を桜太の手が塞いだ。


突き上げて


引き抜いて


グチュグチュと響く音は次第に大きくなる。


ナカが抉り取られて、削られるような感覚と、それ以上奥なんて本当にないのに、押し潰してグチャグチャに掻き混ぜて、腰を押し付けて自身を刻む。


ろくに声も出せずに、なんとか呼吸だけして、快感に飲まれないようにするのだけで精一杯。


「ァ・・・ァ、ん、ンぅ・・・ふ、ぅ、ァ、・・・っ」


「は、ぁ・・・しぃ、な・・・大人しいね、声出さないの?」


唇を噛んで首を横に振り、考えるのも答えるのも億劫になるほど、自分を保つのでいっぱいいっぱいなのに・・・


「・・・ふぅん・・・聞きたいんだけどな・・・椎娜の声・・・」


「!ッン・・・やッぁッ・・・」


桜太は腰を打ち付けるスピードを速め、それでも的確に私が感じるポイントを突いてさらには自分が収まるその場所を外から押して圧をかけた。


「ンっ・・・やァッ・・・そ、れ、や、だァッ・・・やァっ・・・き、も・・・っ、ち、ぃ・・・の、こわ、ぃ・・・ッや、ァアッ」


「っく・・・は、ぁ・・・す、げ・・・ナカ、しま、った・・・」


「や、だっ、やだ・・・ッァ・・・」


「・・・は・・・しぃな・・・目、見て・・・」


「っ・・・?ぇ・・・ァ、ン・・・め・・・??」


翻弄して、わけがわからなくなってきているのに、桜太が自分の目を見てとそんなことを言うから、もっとわけがわからなくなってくる。


「椎娜・・・怖くないから、やだやだ言ってないで・・・もっと感じなよ・・・」


「!っ・・・」


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