徒然なる恋の話

焔 はる

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七夜【大切なもの、守りたいもの】

7-72

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「ねぇ、なんで??ねぇ、ねぇ」


「ちょっ・・・そ、れ・・・っや、ァ・・・っ」


ねぇねぇ、なんて聞きながら、合わせてナカをトントンと突き上げる。

それも愉しそうに、私がまさに今イッてしまった弱いトコロを攻める。


「ソコ、や、だっ・・・」


「・・・ココ?」


「んンっ・・・ァッン・・・ァ、や、ァッ・・・アッ・・・ンんッ、ぅ・・・や、だ、ァッ・・・アッ・・・」


「・・・・・・かわいい・・・またイッっちゃった?」


「は、ァ・・・も、やって・・・言っ、た・・・」


気持ちよさと、自分だけこんなに簡単に昇りつめさせられることが怖くて涙が出た。

桜太に触れられて、ナカで桜太を感じて、弱い場所を刺激されてイクことを覚えてしまった身体はこんなにも従順に快楽を享受する。


「もぅ・・・っや、だ、っていった、の、に・・・っ」


桜太は、伝う涙を唇で拭い、舌で掬って、頬に口づける。

私は、立て続けにイカされてしまったことが恥ずかしくて、自分の気持ちもついていかなくて、また涙が出た。


「よしよし・・・だってさ・・・椎娜の感じるとこ、もうわかっちゃったんだもん・・・ごめんね・・・」


優しく重なる唇・・・。


宥めるように頭を撫でて、唇を割って舌を差し入れ、言葉を封じるキスをする。


「ッ!んンっ・・・ッ」


桜太のキスがなかったら・・・


桜太に口を塞がれていなかったら・・・


その瞬間、声を上げなかったのは奇跡に近い。


深く深く、胎内に収まっていたソレを、ズルッ・・・っと引き抜き、間髪入れずに貫いた。


そして、桜太の舌を噛まなかったのも奇跡に近い。


「ふ、ッ・・・は・・・ぁ、ァ・・・う、ンァ・・・」


「は、ァ・・・すぐさ・・・届いちゃう、んだ・・・ココ・・・しぃなの、子宮ココ・・・」


「やっ・・・そ、こ、やッ・・・」


もう、今はやめて・・・


続けざまにイカせられて、敏感になったままのソコ。


引き抜かれて、再度突き入れられて、最奥に触れたまま・・・


桜太がどうしようとしているかわかる・・・


懇願するように、これ以上は本当におかしくなっちゃうから・・・と、言葉の意味も重みもきっとないのに、桜太を見上げてするのは命乞いのように・・・。

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