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七夜【大切なもの、守りたいもの】
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「やっ・・・」
唇で耳を撫でるようにそっと触れ、はむっと甘噛みをして、髪をよけた首筋にそのまま熱い吐息がかかったかと思うと、喉元から顎に添えた手で上を向かせられて、逆らえずに反らせた首に桜太は唇を這わせた。
「ぅ、ん・・・」
首への刺激、繰り返されるキスに弱い私は身体を駆けるゾクリとした感覚に、抑えられずに声を漏らしてしまう。
様子を伺いながら、ちゅ・・・ちゅ・・・と触れて、たまに少し強く吸い、きっとそこには桜太のシルシが残っているはず・・・。
仕事を辞め、しばらく療養生活になる私は誰かの目に触れるということも今は気にしなくていいんだ・・・と少しだけ冷静に考えていた。
「・・・ん・・・は・・・ぁ・・・」
「・・・・・・やらしい声・・・椎娜、首ほんと好きだね・・・・・・」
「ぁ・・・ン・・・す、き・・・」
何度も・・・何度も・・・角度を変え、左右を変えて弱い場所ばかりを攻めるから、もっとシてほしいと身体が桜太を求め始めてしまう。
桜太に与えられるものは、気持ちのいいことだと身体が覚えている。
触れられたら気持ちいい・・・
桜太の唇も、指も、手も、声も、瞳も、熱い身体も・・・
私のモノだというこの人が与えてくれるものはすべて、キモチイイコト・・・
「・・・ぉ、ぅた・・・」
「ん・・・?」
肩口に唇を当て、チリッとした痛みを残して痕を刻み、髪を上げたうなじに口づけて、聞き返す相槌すら甘い・・・
唇で耳を撫でるようにそっと触れ、はむっと甘噛みをして、髪をよけた首筋にそのまま熱い吐息がかかったかと思うと、喉元から顎に添えた手で上を向かせられて、逆らえずに反らせた首に桜太は唇を這わせた。
「ぅ、ん・・・」
首への刺激、繰り返されるキスに弱い私は身体を駆けるゾクリとした感覚に、抑えられずに声を漏らしてしまう。
様子を伺いながら、ちゅ・・・ちゅ・・・と触れて、たまに少し強く吸い、きっとそこには桜太のシルシが残っているはず・・・。
仕事を辞め、しばらく療養生活になる私は誰かの目に触れるということも今は気にしなくていいんだ・・・と少しだけ冷静に考えていた。
「・・・ん・・・は・・・ぁ・・・」
「・・・・・・やらしい声・・・椎娜、首ほんと好きだね・・・・・・」
「ぁ・・・ン・・・す、き・・・」
何度も・・・何度も・・・角度を変え、左右を変えて弱い場所ばかりを攻めるから、もっとシてほしいと身体が桜太を求め始めてしまう。
桜太に与えられるものは、気持ちのいいことだと身体が覚えている。
触れられたら気持ちいい・・・
桜太の唇も、指も、手も、声も、瞳も、熱い身体も・・・
私のモノだというこの人が与えてくれるものはすべて、キモチイイコト・・・
「・・・ぉ、ぅた・・・」
「ん・・・?」
肩口に唇を当て、チリッとした痛みを残して痕を刻み、髪を上げたうなじに口づけて、聞き返す相槌すら甘い・・・
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