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七夜【大切なもの、守りたいもの】
7-7
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「・・・・・・わかんない・・・なんか、短期間で桜太にハマりすぎて怖い・・・・・・」
背中に回された手にギュッと力がこもる。
自分の中での気持ちの変化と、関係の変化への戸惑い。
「・・・一緒にいたい、けど・・・私、どんどんダメになってく気がする・・・桜太に依存するのが怖い・・・」
「・・・わかった、この話は保留にしよ。って、怒ってるわけじゃないからそんな不安そうにしなくていいよ。」
「・・・ごめん・・・」
「・・・椎娜、なんでも男に合わせなくていいんだよ、自分で決めていいんだから。」
俺は、言いなりになる、思い通りになる女が欲しいんじゃない。
したい事も、したくない事も、好きも嫌いも、良いも悪いも、自分で決めて、ぶつけて欲しい。
思い通りにならなくたって、予想外だって、椎娜となら楽しいし、願いがあるなら叶えてあげたい、好きな物は増やしてあげたい、怖いものからは守ってあげたい、ただ、それだけだ。
それを、1番近くで見守っていたい、1番近くで見ていたい。
ただ、それだけだ。
自分の生活の中に、人生にいないなんて考えられないから、1番傍にいてほしい。
俺の方が依存してるし、囲っておきたくて、閉じ込めて、誰にも見られたくなくて、取られたくなくて、矛盾しながら共生するそんな感情、本音、言えやしないけど・・・カッコ悪すぎて。
背中に回された手にギュッと力がこもる。
自分の中での気持ちの変化と、関係の変化への戸惑い。
「・・・一緒にいたい、けど・・・私、どんどんダメになってく気がする・・・桜太に依存するのが怖い・・・」
「・・・わかった、この話は保留にしよ。って、怒ってるわけじゃないからそんな不安そうにしなくていいよ。」
「・・・ごめん・・・」
「・・・椎娜、なんでも男に合わせなくていいんだよ、自分で決めていいんだから。」
俺は、言いなりになる、思い通りになる女が欲しいんじゃない。
したい事も、したくない事も、好きも嫌いも、良いも悪いも、自分で決めて、ぶつけて欲しい。
思い通りにならなくたって、予想外だって、椎娜となら楽しいし、願いがあるなら叶えてあげたい、好きな物は増やしてあげたい、怖いものからは守ってあげたい、ただ、それだけだ。
それを、1番近くで見守っていたい、1番近くで見ていたい。
ただ、それだけだ。
自分の生活の中に、人生にいないなんて考えられないから、1番傍にいてほしい。
俺の方が依存してるし、囲っておきたくて、閉じ込めて、誰にも見られたくなくて、取られたくなくて、矛盾しながら共生するそんな感情、本音、言えやしないけど・・・カッコ悪すぎて。
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