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六夜【求めよ、さらば救われん。】
6-37
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手を離して身体の向きを変えて腰を上げる。
自分の中心に当たるように足を開き、ソレを跨いだ。
「・・・着けるの?」
俺が椎梛に差し出したのは、未開封のパッケージ。
不思議そうにするのも、嬉しいっていうか、なんだかなぁ・・・いいのかなぁ・・・と少し複雑。
・・・そりゃあ・・・シたいけどさぁ・・・
「・・・気もちよくて、クセになったら困るから・・・。」
それに、こないだのだって、まだ結果がわからないのに。
「・・・着けれる?」
「・・・がんばります」
「(笑)、向き、気をつけてね」
・・・大丈夫かな、その、『向きとは??』みたいな顔・・・
「裏表あるから、気をつけて。」
「はい・・・」
袋から取り出して、ヒラヒラとひっくり返す椎梛に被せ方を教える。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「・・・・・・いい?」
「うん、いいんじゃない?」
ひと仕事終えたように得意げな椎梛。
「こら、はじいて遊ばないでくださーい」
指先でつついたり、弾いて遊ぶのを子供に注意するように言えば、
「ふふ・・・じゃあ・・・いただきます。」
・・・あ、俺が食べられちゃうんだ。
・・・・・・なんか、新鮮な響き。
自分の中心に当たるように足を開き、ソレを跨いだ。
「・・・着けるの?」
俺が椎梛に差し出したのは、未開封のパッケージ。
不思議そうにするのも、嬉しいっていうか、なんだかなぁ・・・いいのかなぁ・・・と少し複雑。
・・・そりゃあ・・・シたいけどさぁ・・・
「・・・気もちよくて、クセになったら困るから・・・。」
それに、こないだのだって、まだ結果がわからないのに。
「・・・着けれる?」
「・・・がんばります」
「(笑)、向き、気をつけてね」
・・・大丈夫かな、その、『向きとは??』みたいな顔・・・
「裏表あるから、気をつけて。」
「はい・・・」
袋から取り出して、ヒラヒラとひっくり返す椎梛に被せ方を教える。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「・・・・・・いい?」
「うん、いいんじゃない?」
ひと仕事終えたように得意げな椎梛。
「こら、はじいて遊ばないでくださーい」
指先でつついたり、弾いて遊ぶのを子供に注意するように言えば、
「ふふ・・・じゃあ・・・いただきます。」
・・・あ、俺が食べられちゃうんだ。
・・・・・・なんか、新鮮な響き。
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