徒然なる恋の話

焔 はる

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六夜【求めよ、さらば救われん。】

6-27

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「・・・もう・・・こんなに椎娜に狂ってるの、わからない・・・?」


・・・噛みつきたいくらいに欲しくて、目の奥が熱い・・・


「・・・私だって・・・狂ってるよ・・・」

「っ・・・ぅ・・・ぁ・・・」


妖しく微笑わらう。

その小さな手が、痛いほど勃ち上がったソレを、先端からヌルっと撫でた。


「っぐ・・・ぁ・・・ちょ・・・し、ぃ・・・な・・・」


我慢させられたせいで、みっともなく先走り滴る先を指で優しく撫でるのに、ヌルヌルと全体を掴み、扱きあげる手の感触に、すぐに果てそうになるのを堪える。


「・・・きもちい・・・?」

「っ・・・は・・・や、ば・・・」

「・・・ふふ・・・」


一瞬手を離した椎娜を荒い息のまま見る。

椎娜は俺のを握っていた手を、


「・・・!しぃな・・・っ」

 
「ん・・・ほら・・・一緒。」


蜜の溢れる自分の中心に指を挿し入れ、小さく喘いで引き抜いた指に纏わせた愛液で、触れて欲しくて待ちわびるソレの先端に触れた。


なんだよ・・・エロすぎるだろ・・・


「どっちのかなんてわからない・・・おんなじ、ヌルヌル・・・」


「ぁ・・・し・・・ぃ、な・・・」


「・・・キス、する・・・?」


俺の足を跨いでソレを弄る椎娜が、視線を絡ませて唇をペロっと舐めた。


「・・・っ・・・して・・・」


「いいよ・・・」


またしてもそれは、小悪魔の笑み。


「!し、・・・ぅぁっ・・・」


「ん・・・ふ・・・」


温かい感触と、窮屈な肉に包まれる感触。


キスの意味・・・・・を知った時、我慢できた俺・・・偉いと思う・・・。



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