徒然なる恋の話

焔 はる

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五夜【甘い戯れと赦し】

5-47

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車庫に車を収めて、マンションの住人には会わずに部屋に辿り着き、とりあえず私はお風呂場に直行した。

無事だったスカートも汚れてしまい、

「・・・なんか、着られる服が必ずなくなる・・・」

「・・・ごめんね、・・・ほんとそうだね・・・」

回想すると、必ず着替えがなくなっている。

ホテルに着いてすぐえっちになだれ込んで汚れたストッキングとワンピース、ゆうべもシャワーでびしょ濡れだったり、今も汚してしまったり。

・・・それが全て、えっちな事に絡んでいるというのが目も当てられない。

いい大人が後先考えずに・・・。

・・・何かに隔たれることなく、ナカを満たしてくれる事を望んだのに、そんなことを思って、案外好きな人には猪突猛進かもしれない、と考える。

帰るまではまだ時間があるし、ゆうべ濡れた服と今着ていた汚れた服も入れて桜太は洗濯機を回した。

「え、ちょっと桜太・・・っ」

「ん?ほら、椎娜、壁に手ぇ着いて、おしりこっちに向けて。」

「なっ・・・や、やだよ・・・!自分で・・・っぁ・・・」

「・・・ほら、やぁらし・・・」

服を全部脱いだ私と、有言実行する気満々の桜太も一糸纏わぬ姿。

距離を詰めて、私の両手を纏めて壁に固定して、おしりを突き出すように右手をお腹に回してクッと引いた。

圧が掛かったことと、体勢が変わり、ゴポッと音を立てて、白濁したソレは溢れ、内腿を伝う。



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