徒然なる恋の話

焔 はる

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五夜【甘い戯れと赦し】

5-45~side by 椎娜~

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いつまでもいちゃいちゃと戯れていたいけど、そうもいかなくて、このまま何処かに、という気分でもない桜太と私は、ギャーギャー言いながら、なんとか車の中を汚さず後処理をして、桜太の家に戻ることにした。

・・・シートを汚さない為に、私はおしりの下にはタオルを敷いている。

油断したら全部溢れちゃう気がして気が気じゃない。

「・・・桜太・・・」

「ん?」

「・・・・・・気を抜くと溢れそう」

「わかる、とてもわかるよ、ごめんね、でもね、ハンドル操作ミスっちゃうから今はそれはそっと胸に収めててくれると嬉しいな」

「胸に収まらないコレは・・・?」

「あのね、だからね、しーちゃん」

「ふふ・・・」

「・・・もう、わざとでしょ」

「・・・うん」

「こら」

「でも、溢れちゃうのは本当だよ?」

「・・・なるべく、刺激しないようにそっと運転するから」

「・・・そっと運転・・・(笑)」

「ちょっと、笑わないで」

「・・・だって・・・(笑)あ、だめ・・・笑うと出ちゃう・・・」

「ちょっと椎娜、言い方がエロい・・・!」

「桜太・・・あはは、笑わさないで・・・っ」

そんなやり取りも楽しくて、でもお腹が震えると、桜太が放ったモノが胎内からジワりと溢れ、濡れた感触がリアルにわかる。

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