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五夜【甘い戯れと赦し】
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「・・・ほんともう・・・信じらんない・・・もう・・・どうするの?・・・おパンツ・・・!」
案の定、恥ずかしさでお怒りの椎娜は腕の中。
車へと戻るまで、ずっと呟かれるのはひたすら、恨み言。
恥ずかしい、なんてことするの、ばか、信じられない、もう・・・もう・・・
そして重要なのが、『おパンツ』。
・・・・・・ね。
ごめん、ね・・・。
汚しちゃったからね・・・。
奇跡的にスカートは無事で、濡れてしまった『おパンツ』は仕方なく脱いだので、わかりやすく言えば、ノーパン・・・。
ロングスカートだから見えないから大丈夫、なんて問題ではなく、悪戯に戯れて、最後までではないにしても『外』というのが受け入れ難い事実のようで・・・。
浜辺に人はいないのも確認済で、コトに及んで、俺は最後までするつもりはなかったけど、椎娜としては『まさか、最後までシちゃうんじゃ・・・』って、不安だったんだろうね。
「・・・人・・・いなくても外はやだ・・・」
「うんうん、ごめんね」
「・・・思ってない」
「・・・思って・・・るよ、椎娜、可愛かったな、って・・・」
「ばか・・・もう・・・」
・・・?
おや・・・?
なんか・・・勢いが小さいぞ・・・?
「椎娜、ごめん、1回降りて」
駐車場に着いて、腕に抱いていた椎娜を下ろす為、身体を屈めた。
「・・・」
ぎゅ・・・
「椎娜・・・?」
「・・・・・・」
ぎゅぅぅ・・・
俺が促したい行動とは裏腹に、腕の中の椎娜が首に回す腕には力がこもる。
案の定、恥ずかしさでお怒りの椎娜は腕の中。
車へと戻るまで、ずっと呟かれるのはひたすら、恨み言。
恥ずかしい、なんてことするの、ばか、信じられない、もう・・・もう・・・
そして重要なのが、『おパンツ』。
・・・・・・ね。
ごめん、ね・・・。
汚しちゃったからね・・・。
奇跡的にスカートは無事で、濡れてしまった『おパンツ』は仕方なく脱いだので、わかりやすく言えば、ノーパン・・・。
ロングスカートだから見えないから大丈夫、なんて問題ではなく、悪戯に戯れて、最後までではないにしても『外』というのが受け入れ難い事実のようで・・・。
浜辺に人はいないのも確認済で、コトに及んで、俺は最後までするつもりはなかったけど、椎娜としては『まさか、最後までシちゃうんじゃ・・・』って、不安だったんだろうね。
「・・・人・・・いなくても外はやだ・・・」
「うんうん、ごめんね」
「・・・思ってない」
「・・・思って・・・るよ、椎娜、可愛かったな、って・・・」
「ばか・・・もう・・・」
・・・?
おや・・・?
なんか・・・勢いが小さいぞ・・・?
「椎娜、ごめん、1回降りて」
駐車場に着いて、腕に抱いていた椎娜を下ろす為、身体を屈めた。
「・・・」
ぎゅ・・・
「椎娜・・・?」
「・・・・・・」
ぎゅぅぅ・・・
俺が促したい行動とは裏腹に、腕の中の椎娜が首に回す腕には力がこもる。
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